TEDで有名になったエイミー・カディの著書です。
私も彼女のビデオは数えきれないくらい何度も観ました。
元気が出るし、自分の可能性を信じてみたくなる素敵なトークです。
身体が心に影響を及ぼす研究をしてきた著者が、TEDで講演することによりものすごくたくさんの人たちに影響を与えた、研究内容だけでなくそこまで含めてのお話です。
著者が聴衆からフィードバックされた体験談に、かなり多くのページが割かれています。終わりのほうは二割ちかく謝辞だったので、ボリューム少なめのノンフィクションを読みたい人にはお勧めです。
(20分程度にまとまったTEDに比べると)冗長な部分があるので、読み飛ばしながらさくっと読む練習にもなりそうです。
(私の場合日本語でビジネス書を読むときはかなり読み飛ばす部分が多いです。だんだん英語でも同じような読み方ができるようになってきました、良いことなのか悪いことなのかわかりませんが)
邦訳のタイトルについては、正直えーっと思いましたが。
TEDトークでは、研究内容だけでなく彼女自身のエピソードが衝撃的で、聞く人の心を打ちました。
彼女が気弱になってしまっている教え子にかつての自分自身の姿を重ね、自分が恩師にしてもらったように教え子を勇気づけたという話。それを語る彼女が感極まって言葉を詰まらせる、その思いが彼女をこの研究に駆り立てた(のであろう)というドラマチックな部分が、彼女を有名にさせたのでしょうか。
こういう類の本を読むのに慣れてない人でも、このドラマチックな部分に引っ張られて、読みやすく感じるのではないかなと思います。
TEDICTでディクテーション | Mandarin Note
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