旅のエッセイ『鞄を引いて知らない街へ』発売しました

新しい本を、出しました。
今度は旅のエッセイです。
Amazon Kindleストアのみで入手いただけます。

鞄を引いて知らない街へ
鞄を引いて知らない街へ Marie

いつもの通り、しばらくは発売記念価格にしております。
目標冊数に達したら、通常価格として600円前後に戻す予定です。

Kindle書籍は、お持ちのスマホにKindleアプリをインストールすれば読めます。
定額読み放題のアンリミテッドの対象書籍にもなっています。どうぞよろしくお願いします。

内容紹介

なにもかもがうまく回っていると思って少々浮かれていた夏の終わりに、予想もしていなかったことが起きた。
ずいぶん長い間待ち望んでいたものが流れ星のように降ってきて、手に入りかけたと思った次の瞬間、それは邪悪な隕石のごとき姿に変わり、どすんと私の日常に衝突し、消えてしまった。その衝突跡に、ぽっかりとあらわれた二週間の空白。その空白を、私は旅で埋めることにした。

2019年秋、十数年ぶりのひとり旅は、バックパックではなくスーツケースを引いて。
エストニア・ラトビアをあるく旅の記録。

【もくじ】
ことの発端
旅立ちの空港
機内食
車のなかで
列車の見えるホテル
マトリョーシカ
本屋の中にあるレストラン
度胸足らず
以心伝心
通してもらえない
ひとりのテーブル
旅の感懐
名前を知らない
あそこに行きたかった
ピスタチオ・フィーバー
朝のビュッフェ
パイプオルガンコンサート
ドミニコ会修道院
たどりつけない
いつもの道、いつもの一日
長い脚・短い脚
ラッパの郵便局
いわくつき
時差
バスから海が見たかった
旅の点描
ヘルシンキ空港の卓球台
教会の裏の黒い猫
旅の買い物
おしゃべり
最高のごはん
わすれもの
夜の乗りもの
めざして歩く
ことばをかわす
寂しさを手懐ける
ペール・ギュントのはなし
しあわせの箇条書き
おわりに

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