AnkerからSoundcore Life P3という、ノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンが出ました。
以前BOSEの有線ノイズキャンセリング付きイヤホンを買ったものの、使用するたびに気分が悪くなるため、強力なノイキャン機能のあるイヤホンはあきらめていたのですが、今回懲りずに試してみました。
結論から言いますと、BOSE Quiet Comfort 20で気分が悪くなる要因となっていたヒスノイズ(周囲の雑音を打ち消すためのものらしい高音のノイズ)も気にならず、外音もしっかりシャットアウトしてくれるので大満足です。
購入を決めたほかの理由に、「かわいい色」「イヤホンを探す機能」もあります。
完全ワイヤレスは、落としてしまうと見つかりにくいので、スマホアプリを使って探せる機能があるといいなと思っていました。このたびのSoundcore Life P3はこの機能がついていたので購入を決めました。
色がかわいい
カラバリがあるのも魅力的です。
スマホは今メインでPixel4aのベアリーブルーを使っているので、色を合わせてみました。
コーラルレッドもかわいくて悩みました。目立つ色はカバンの中でも見失わなずにすみそうなのでいいですね。
アプリからカスタマイズ
専用のアプリからこまかい設定が可能です。
モード設定からは、ノイズキャンセリングモードのオンオフやカスタマイズが可能。
イコライザ設定からはこまかいカスタマイズもできますが、プリセットメニューもたくさん揃っているので、この中から好きなタイプの音質を選べます。
装着テストができる
イヤーチップの装着がちゃんとできているかどうか、適切なサイズのチップを選べているかのテストができる機能がついています。
イヤホンを耳に入れて、装着テスト。
大きいサイズから、少しずつ小さいサイズに変えていきました。
右と左で違うサイズのチップを使った方がよいこともあるようです。
付属のイヤーチップは5サイズ。もともとついてるのはMサイズです。
タップ操作のカスタマイズ
イヤホンをタップすることで操作するのですが、こちらもカスタマイズできます。
シングルタップでの操作を設定すると、誤操作が起きやすくなるので、ダブルタップや長押しを使うのがよさそうだと感じました。
デバイスを探す
完全ワイヤレスイヤホンは、落としたら見失ってしまいそうなのがいちばんの気がかりです。
Soundcore Life P3には、「デバイスを探す」機能がついているのも購入の決め手でした。
実際に使ってみました。
アプリの「デバイスを探す」ページで、デバイス捜索用の音を再生します。
イヤホンから高音が出はじめるので、スマホで音量最大にします。
離れていてもわかるくらいの音がイヤホンから出ていました。
外でなくしてしまった場合は見つかる可能性はかなり下がりますが、部屋の中、特にベッド回りで見失った場合は役に立ちそうです。
ちなみに愛用しているMi Bandも、何度か部屋の中で行方不明になりましたが、スマホアプリから「デバイスを探す」機能を使うことで無事見つかりました。
(コロナがふたたび猛威を振るい始めたので、動脈血酸素飽和度(SpO2)測定機能が追加されたMi Band6に買い替えました!)
ノイズキャンセリング
さて、肝心のノイズキャンセリング機能ですが、しっかり雑音をシャットアウトしてくれます。
家族と同じ空間で過ごす時間が長い昨今ですが、誰かがテレビを見ていても、イヤホンを装着すれば静かな環境を得られるのはとてもありがたい。テレビの音だけでなく、エアコンやサーキュレーターの音も意外にうるさいということが、使ってみるとわかります。
何も音を流していなくてもノイキャンしてくれているのですが、無音で使うと「サー」というかすかなノイズが気になってくるので、無音の耳栓用として使うとBOSEのときのように気分が悪くなりそうで、何らかの音を流した方がよさそうだなと感じました。
音質にも満足です。
フィット感もあり、使う前は「完全ワイヤレスってすぐ落ちちゃいそうでこわい」と思ってましたが、わりと激しめに動いても落ちそうな感じはありません。
これまで左右のイヤホンがケーブルでくっついているタイプのBluetoothイヤホンを使っていましたが、夏場はうなじにケーブルが汗でくっついて気になることもあったので、しばらくはこのたび買ったAnkerの完全ワイヤレスイヤホンが活躍しそうです。
睡眠導入
お休み前にぴったりの環境音を流す機能がアプリに備わっています。
まあこれは、お気に入りの環境音アプリをお持ちの方は必要ないかな。
耳の穴が小さい
私は耳の穴が小さく、カナル式イヤホンはイヤーチップが大きすぎて使いづらいことが多いです。
穴だけでなく耳自体が小さいので、耳栓式ではないインナーイヤータイプのイヤホンもしんどいため、軽くて小さいカナル式で最小のイヤーチップを使うのが今のところ最適解となっています。
今まで私が使ったなかで一番小さいサイズのイヤーチップ。
わりと汎用性があり、他メーカーのものにも装着できることが多いです。
試しにこのイヤーチップをSoundcore Life P3につけてみたところ、装着は可能でした。外れやすいということもありません。
しかし、ノイズキャンセリングの効果は落ちてしまったので、結局、付属チップのXSを使うことにしました。
右耳の方が小さいので、長く聞くと右耳がしんどいのですが、もともとイヤホンというのは耳に負担をかけるものだと思うので、疲れたらイヤホンを外して耳を休めるようにしています。
付属のXSサイズのチップとJVCのイヤーチップを比べたところです。
耳の穴が小さくてお悩みの方はJVCのイヤーチップ、おすすめです。
そしていちばん使いやすいと感じるイヤホンは結局これ。
これにJVCのイヤーチップをつけて使ってます。
寝ながら使うのはこれでないと。ゴロゴロ寝返りを打っても耳が痛くない。
https://twitter.com/marie__100/status/1396751548487659524?s=20
話がそれましたが。
ノイズキャンセリングイヤホン、他の人がリビングでテレビを見ててもほかのことに集中できる静かな環境ができるのはほんとうに便利です。
ノイズキャンセリング機能がついている完全ワイヤレスイヤホンは軒並み2万円を超えてきますが、このSoundcore Life P3は1万円を切っててしっかりノイキャンしてくれるのはすごいなと思います。
個人的にはかわいい色が大満足です。