本と映画

先日、出張で長時間電車に乗ることになり、急いで調達したこの本。

中国に人民元はない (文春新書 588) 田代 秀敏
帯の説明文

公私混同はないし、友だちの輪はないし、裁判所もない…。ないない尽くしの中国。ブーム以前からの中国経済研究者が放つ、面白くて、やがて怖くなる「中国経済ジョーク集」。数字では見えない中国の影が明らかに。

に興味をそそられ、買ってしまいました。
刺激的なないないづくしのタイトルにちょっと無理を感じるところもありましたが、なかなかおもしろい内容でした。気軽に読める分量もよかった。
お正月のコメディ映画「棒子老虎鶏」を見ました。
夏雨、ジジ・リョン、曾志偉とビッグネームが並ぶキャスティングの中、色男のピアノマンという役柄の戚迹という俳優さんが妙に気になります。どっかでみたことがあるような気がするんだけど…市川染五郎とかぶってるだけ?
こういったコメディのいいところは、とにかく最後まで安心して見られること。エンディングで全員死んだりしたらどうしよう…とか考えずにすむのは非常に楽です。
ジジ・リョンのビールガール役は微妙でした。好きな女優さんではあるのですが、こういうキャラは向いてないような…歳を重ねたなりの、演じ方、役柄を見つけないとまずいのでは?と思いました。夏雨はよかった。ぱらぱらと生えた無精髭が良く似合ってました。
それから「色、戒」。いやー、すごかった。久しぶりに、おもしろい映画を見たなあ~!と、しみじみ思いました。まだ私の街でも上映中なので、できることなら見に行って大きなスクリーンで堪能したいのですが、ちょっと時間的に無理かな。
早速原作の短編を入手して、プリントアウト。李安がどのように原作を料理したのか、じっくり比較して楽しみたいと思います。
タン・ウェイについては、それまでのプロモーションなどの写真を見て、あまり今時の容貌ではないな、くらいのことしか感じませんでした。でも映画の中の彼女はすごい。トニー・レオンもそうですが、この映画の登場人物は目がものすごくおしゃべり。目だけで感情をこれほどまでに表現できるとは、すごいの一言に尽きます。彼女が歌うシーンは二人の関係のクライマックスだと思うのですが、私はこの歌詞の意味を後で調べて理解しました。こういうところに自分の知識の浅さが出る…リアルタイムで理解できなかったのが残念です。
私が観たのは中国語版DVDです。Chinesepodで言っていたように「只有戒、没有色」で、二人の関係の変化を知るのに大切であろうベッドシーンがばっさり切られていたのは本当に残念。これを確認するためにも日本でDVDが発売されたら必ずチェックしようと思います。それから、大事なセリフ「快走」の字幕がなぜか「走吧」になっているのが、やけに気になってしまいました。なんでそこだけ違うの?
原作を読んだ後、またあらためてじっくり鑑賞したいと思います。
日本語版の文庫も出ているんですね。また電車に長く乗ることがあれば次はこれを読んでみようかな。

ラスト、コーション 色・戒 アイリーン・チャン

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「本と映画」への2件のフィードバック

  1. Marieさん こんにちは。
    >「色、戒」
    私もDVDを買ったのですが、まずは大きなスクリーンで見たかったので先週劇場まで足を運びました。158分という長さですが、ぜんぜん長く感じませんでした。
    中国語の原作と日本語訳も読んだのですが、映画を見てから読んだので、映画のエッセンスを凝縮した印象を受けました。映画を見ていなかったら、一度読んだだけではよくわからなかったかも。映画を見てわかった部分もたくさんあったし。
    >大事なセリフ「快走」
    ここほんと大事なせりふですよね。原作も「快走」なのに。
    私は香港で出たDVDを買いました。最初大陸版でもいいかなと思ったのですが、絶対例の場面カットされていると思って(えへへ……)。

  2. >阿慶さん
    こんにちは。
    ですよね~、やっぱり大きなスクリーンで見たいわ、私も。原作、中国語のは読みましたが、映画は原作にすごく忠実なんですね。短編(中篇?)ということもあるかもしれませんが、ここまで距離の近い原作と映画というのはなかなか出会えるものではないなと思いました。
    実はそれほど期待していたわけではなかったので、ついで買いの1作だったのですが、確かにこれは香港版で見たかった~!!残念。

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