ストレス解消法を視覚化・コーピングリストを作ってみました



少し前に、NHKスペシャルの「キラーストレス」シリーズをご覧になった方も多いと思います。
ストレスは心の健康だけでなく、身体の健康にも大きな影響を与えるということを、あらためて認識させられました。

私は最近、心の悩みがまっすぐ腸を刺激するようで、ちょっとつらいことがあるとおなかがぴーぴーになって大変です。

悩むのに時間を取られると、家の中のそうじにも手が回らず快適に過ごすことができない環境になり、心身ともに荒れていきます。悩まなければいいとわかっていても、気持ちを引きはがせないこともあるのです。

ストレスから解放されるためにどうすればいいか。
ストレスを与えるものに振り回されないですむにはどうすればいいか。

メンタルヘルスを整えるために「コーピング」という方法があることを知りました。

7月のバレットジャーナルのセットアップでは、自分がストレス発散するためにするとよいこと、ストレス解消法のリスト「コーピングリスト」を作ってみましたので、ご紹介します。

ストレスへの対策

ストレスを軽減させる方法として、運動・マインドフルネス・コーピングの3つが推奨されています。

マインドフルネスは、瞑想によって「今」に集中し、自分の心の中にある悩みなどを無駄にふくらませないようにする方法です。
運動は体を疲れさせることで、ストレスに対して鈍感でいられるようにするという効果があるそうです。

もうひとつの「コーピング」って、あまり聞きなれない言葉です。

コーピングとは

認知療法の一つで、
・ストレス解消法をリストアップ
・ストレスを感じるたびにリストから実行
・効果があったかどうかをチェック・採点

この手順を繰り返すことで、ストレスへの対処法を覚えていき、ストレスから受ける悪影響を減らしていけるのだそうです。

ストレスの元凶をなくすのが一番いい解決法なのかもしれませんが、実際にはそうたやすくはストレスの元を自分の環境から消し去ることはできません。

コーピングスキルを身につけることでストレスにうまく対処し、自分でストレスから受ける影響の大きさをコントロールできるようになる方が、現実的と言えそうです。

コーピングリスト

というわけで、ストレス解消法を並べたリストを作ってみることにしました。
なるべくジャンルを広く、リストの数は100個がよいそうです。

お手本を見ながら作ってみました。
99 Coping Skills

「やりたいことリスト」よりは簡単に作れます。思ったよりすぐに、50個書き終わりました。

書いたリストをじっと眺めていると、私ってものすごくささやかなことでストレス解消できるんだなあと笑えてきます。

「仕事や家族をほったらかして海外旅行」とか、もっと大きなことをドカンとやらないとストレス発散できないのかなと思ってましたが、そこにたどりつくまでに100個くらい解消法が見つかりそうです。

あとは、この解消法を実践して、効果があったかどうかチェックをしていきます。

ストレス解消法のなかに、身の回りをきれいにするなど「常にあるストレスの元を消す」ための行為と、「ストレスとはまったく関係なく楽しむことで発散できる」行為とが混じっているのが面白いなあと思います。

普段の暮らしの中で、できるだけこの「ストレスの元を消すことでストレス発散」をこまめにしておくことで、自分がより快適に、ストレスを感じずにすむように無理せず環境を整えていきます。

↑これを7月の目標に決めました。

ストレス解消法を並べる「コーピングリスト」、たらたらと書いていくだけでもかなりストレス解消になったので、興味のある方はぜひやってみてください。