中国から紙の本を買うのに、どのお店を利用していますか?
大昔に書いた記事に今でもたくさんアクセスがあるので、久しぶりに情報を更新することにしました。
この記事を書いた2006年頃に比べると、情況はずいぶん変わりました。
中国アマゾンは紙書籍の取り扱いをやめてしまったし、当当の船便も終了して航空便のみに。
中国の流通システムが発達したおかげで、今では注文してから1週間もかからず、自宅に本が届きます。
以前のように、船便で3週間かかって届き、外箱が無残にボコボコということもなければ、届いた本がホコリまみれということもありません。
現在は京東か当当を使っています。
京東か当当か
こちらが当当。
こちらが京東。
京東(jd.com)も当当(dangdang.com)もだいたい似たようなUIで、迷わずショッピングできると思います。
送料の計算方法の違い
送料の計算方法が当当と京東で異なるので、カートに入れ、合計金額を見てみるまで、どちらが安いかわかりません。
当当は商品定価の60%が送料としてプラスされます。送料の最低料金が100元に設定されているので、ある程度まとめ買いしないといけません。
いっぽう、京東では商品ひとつひとつに重量情報が登録されており、購入商品の合計重量によって送料が計算されます。
送料の最低料金設定はあるみたいなんですが、海外送料の計算方法詳細がいまいちよくわかりません。
こんな感じで、1冊からでも送ってくれます。
たぶんもう少しまとめ買いしたほうが、一冊あたりの送料が安くなります。
まとめ買いをしたときの送料は、京東より当当の方が安いことが多いのですが、商品自体の価格が京東の方が安いことも多く、結果的に京東が安くなったりもするので、どちらか片方に決めず、毎回両方の金額を確認するようにしています。
また、どちらのお店もタイミングによってはお得なクーポンが出ていることもあるので、使えるクーポンがあるかもチェックします。
とはいえ、書籍は欠品のものもよくあるので、「送料はこっちが安いんだけど…、欲しい本が揃うこっちで買おう」となることが多いです。
今回もそんな感じで、HSKテキスト3冊だけでみると当当の方が安かったのですが、合わせ買いしたかった本が当当にはなくて京東にはあったので、京東で買うことにしました。
4冊買って5000円弱なので、日本国内のお店で買うよりはだいぶ割安感があります。
商品金額と送料がほぼ同じくらい。
爆速到着
子どもが中検3級に受かり(自己採点)、HSK5級を受けたいと言い出したので、急遽、中検試験日の翌日の23日にテキストを注文。
なんと今朝届きました。
前回、当当で頼んだときも5日で届いてびっくりしたことが手帳の記録に残されておりましたが、毎回その速さに驚いてしまいます。
京東はサイト内で詳細に荷物追跡ができるのですが、更新が追いつかないうちに到着しました。
京東・黒五クーポンをゲット
書籍の個人輸入をしたあとは、あれも買えばよかった、これも欲しかったのに、と、後悔が募るのですが、今回はブラックフライデーで送料50元オフのクーポンが出ていたのを発見し、ついつい連続で買ってしまいました。40元の本を2冊。
購入後についてくる10元オフクーポンと合わせて、60元オフになり、商品代金が79.6元にプラス送料が8元ちょっとになりました。
まだ配布が続いているようなので、気になる方は京東を覗いてみてください!
京東・クレジットカード利用もスムーズ
当当では、クレカ支払い手続きの際、エラーが起こって支払いが完了しているのかどうかよくわからないことがあるのですが、京東では、海外のクレジットカードでの支払いもスムーズで、今のところトラブルは経験していません。
当当も京東も書籍以外の商品も多く扱っているので、本以外のものも個人輸入が可能です。
今では小説はほぼ電子書籍で読んでいるため、オンライン個人輸入の機会がぐっと減ってしまいましたが、気に入った本や、テキストなどはやはり紙書籍でほしいので、こうしてときどき当当や京東を利用しています。
おすすめHSKテキスト
外語教学与研究出版社のこのシリーズの旧版がとても使いやすかったので、子どもにも同じシリーズで5級の新版を購入しました。
もうひとつ、高等教育出版社の真題解析もよかったです。4級・5級・6級とありますが、正直4級・5級をはじめて目指すレベルでは、中国語オンリーで解説されているこのシリーズは難しすぎるかなとも感じます。
今手元にある6級のテキスト。左側の3冊は上の5級シリーズの旧バージョンです。表紙が変わってる。
HSK過去問はなぜか日本の方が頻繁に新版が出されてます。高いけど日本で買った方がいいかな。