中国のオンライン書店で本を買う

中国のオンライン書店での買い物の仕方について、ときどきメールで質問されるので、記事にしてみます。

(最新記事)

2020年版・中国のオンライン書店で本を買う(HSKテキスト)
中国から紙の本を買うのに、どのお店を利用していますか?大昔に書いた記事に今でもたくさんアクセスがあるので、久しぶりに情報を更新することにしました。この記事を書いた2006年頃に比べると、情況はずいぶん変わりました。中国アマゾンは紙書籍の取り...

私が利用したことがあるのは当当網と卓越網。
当当のほうは、オンライン書店として老舗で信頼もあるようです。(特に中国国内では便利でよく利用されている模様←友人談)卓越の方は、アマゾンの傘下に入っているらしいです。

送料から行くと、当当の方が安いです。特価品も多いので、一度についついたくさん頼んでしまいます。

当当の送料(船便)の計算方法は簡単。定価(特価ではなく)の50%。ただし、1回の送料の最低価格は50元。定価100元以下のものをひとつだけ買う場合、送料が50元かかるので、定価が100元になるようにまとめて買うのが賢い方法です。
航空便の価格設定もありますが、航空便を払っても船便で来たりすることもあるらしく、私は1ヶ月以上かかる船便の方を利用しています。(たいてい1ヶ月くらいで届きます。今までトラブルは特になし)

卓越の送料(船便)は、日本向けの場合、書籍1冊につき60元。一冊定価120元以上するものなら、こちらがお得です。さらに卓越は、EMSを使った場合の信頼度が高いらしく(友人談)、しかも送料は100元+1冊増えるごとに70元。これで3,4日で届くんだったら、安いといえます。

気になる支払いですが、両方とも「首信易」のオンライン支払システムを使っています。注文が完了した後、このシステムに移動し、カード番号などを入力して決済します。VISA、MASTER、アメリカン・エキスプレス、JCBが使えます。VISAは暗証番号を入力するシステムを導入していて、安全度が高そうです。

こちらで支払いを終えると、書店のマイページの購入履歴に、支払い完了した旨が反映され、発送手続きが始まります。
こういうサイトがありました。購入のプロセスはどこのオンライン書店でもだいたい同じなので、参考になるかと思います。

JOYO(Amazon中国)でお買い物!

日本にも東方書店書虫など輸入書を販売してくれるところもあるのですが、やはり少々割高。

たとえば「五星飯店(影視小説 海岩著)」などは、他のものと合わせて購入した場合一冊あたりの送料込みの値段は約470円。ところが日本で輸入書として買うと、2000円弱するんですよねえ…。到着まで時間がかかっても、安い方を選んでしまう私です。

最近は、子供の絵本なんかも買ってます。ミッフィーの10冊セット、特価50元とかね。ほかに欲しい本がないときなどに、足してます。

オンライン書店での購入は、読みたい本があるから行って買う、というよりは、月や週のランキングをチェックして、読みたい本を発見してしまい、我慢できずに他の本とあわせて購入、というパターンが多いです。読まずに放置している積読本も増えるばかりですが…。最近はビジネスの世界を舞台にした小説がよく売れていて、(日本で言うと高杉 良とか幸田真音系?)やはり本屋さんは世相をよく反映しているなあ、と納得したりしています。

(こういう注意書きはあまり気に染まないんですが、この記事はあくまで私個人の体験談に過ぎません。記事を参考にして購入される際、いかなるトラブルが生じても当方は責任は負いかねます。購入過程についての一般的な質問にはできる限りお答えしますが、個々の取引における質問などは受けかねますのでご了承ください。)

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