タオバオでお買い物してみた(2)



これまでいろんな中国のオンラインショップを利用してきましたが、今回は初めて『タオバオ(淘宝)』を使ってみることにしました。

10年ほど前から、中国Amazonや当当などのサービスを使ってきましたが、幸いなことに一度も大きなトラブルに遭わずにすんでいます。小さなトラブルはありましたが、言葉ができるおかげで自力で交渉して解決してきました。

もうずいぶん前からほしいなと思っていた中国カシオの電子辞書。
タイミングをつかめないまま時は過ぎ、あれよあれよと円の価値が下がっていき、買う踏ん切りがつかない状態が続いていました。

韓国から電子辞書をいくつも個人輸入していた頃から、欲しい欲しいといいながら、はや7年。

この記事を読んで、必ず買おうと思いつつも機会を逃し、はや3年。

電子辞書 E-D300(カシオ中国) | karak
カシオ中国のE-D300は、中国語電子辞書の1つの到達点と言って良いだろう。私はたいへん感動している。ここ数年、私はスタンドアロンの電子辞書から離れていた。理由はいくつかあるが、最大の理由は魅力的な製…

今回、やや円高に進んでいるのと、機種の入れ替え時期なのか、目をつけていた電子辞書の価格が下がってきているので、思い切って個人輸入に挑戦です。

これが数年前だったら、もう少し勇気が必要だったと思いますが、タオバオのオンラインモールも整備され、中国の物流事情もかなりよくなっているようなので、あまり不安は感じずチャレンジできます。

まずはアカウント登録します。
登録内容など大事なところはPCから見たほうがわかりやすかったので、PCからの手続きをおすすめします。
アカウントは、メールでも日本の携帯電話のSMSを使ってでもどちらでも登録できます。

次に購入する商品を選びます。

私は今回、最新機種ではない型落ちのE-U300を狙っています。2014年型。最新機種は2015年のE-F300。

ふたつの機能や収録辞書の違いの中で、日本人ユーザーに関係ありそうなのは、E-F300にはコウビルドやロングマンの英英辞典が追加されているのと、『アニメ・マンガの日本語』が追加されている、そのあたりでしょうか。

中国カシオの商品案内ページです。

E-F300 – 电子辞典 – 电子教育

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2014年版のE-U300は、現在1900元くらいまで値下がりしているので、送料込みでも4万円以内で買えそうな雰囲気です。

超級クラウンのほかに、大修館書店の中国語図解辞典・翻訳教室の高田先生おすすめの日本語句形辞典など、紙の書籍をそろえることとデジタルデータの利便性を考えたら、元が取れると確信を持てる価格帯です。

(参考)

(参考)

販売価格に結構ばらつきがあるので、いちばん安いものにとびつきたくなるのですが、信頼できる売り手かどうかの確認が必要になります。

ひとつの目安になるのは、「天猫」マークがついているショップを選ぶことです。

「天猫(tmall)」はタオバオから派生したちょっとグレードの高い、BtoCに特化されたモールです。
販売者はモールに出店するのに審査があったり消費者が安心して購入できるための仕組みにかかる諸経費などを支払ったりしなければならないため、天猫にも出店しているショップは比較的信用がおけると考えてよいかと思います。

とはいえ、購入時にはしっかりレビューなどを読んで、信用できるお店かどうかよく確認してくださいね。

価格を確認し、ショップの信頼性をチェックしたところで、次は日本に送ってくれるかどうかです。

チャットのアイコンがブルーになっていれば、スタッフがオンラインなので、リアルタイムで質問に対する答えが返ってきます。

私の場合は、複数のショップに、日本に送れるかどうか、運送費はいくらか、運送業者はどこかを質問しました。

中国語以外で話しかけても無視される可能性が高いので、がんばって中国語でやりとりしましょう。

尋ねたどのお店も、海外発送が可能とのことでした。EMS、DHL、顺丰などいろいろな答えが返ってきます。電子辞書くらいの重量のもので、180元~250元ほどの送料がかかるようです。

どのお店のスタッフも親切で、「2つ買った場合の送料はいくら?」と尋ねると、「ちょっと待ってて、電話で聞いてみるから」と運送業者に電話して聞いてみてくれたり、他の色の在庫がいくつかチェックしてくれたりと、質問に対する答えがすぐに返ってきます。

さて、いろいろ確認し終えて、残るは支払いです。日本のクレジットカードでうまく支払えるかどうか。Amazonや当当では支付宝経由で国際クレジットカードの取り扱いがあり、問題なく支払いできていましたが、タオバオの場合はどうでしょうか。

私の場合は、日本の携帯電話の番号をアカウントに登録しており、たぶんそのせいで、支払画面に遷移するとすぐにクレジットカード(VISA)の画面が出てきました。悩む間もなく、あっさり終了。

クレカ払いの場合は3%の手数料がつくようです。なんだかんだで2000元超えちゃった。

登録していた携帯電話のSMSに、「支払処理が完了するまで1日待ってね」という英文メッセージが届きました。

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