BOOX Nova2とKindle Paperwhiteの比較(and調整で近づけるTips)



満足度というのは、端末に対して期待している要素によって変わってくるものだと思います。

購入目的が複数の電書ストアのコンテンツを1台のE-ink端末で読む、というところにつきる私にとっては、総じて大満足のデバイスです。

7.8インチという画面の大きさの割に、重さが負担にならないのもよいです。

1週間使ってみての感想とともに、「Kindleコンテンツの閲覧」という目的にしぼったときの、Kindle Paperwhiteと比べた長所と短所をご紹介します。まだ研究途中ですが、Kindle端末に寄せる調整方法も。

Kindle Paperwhiteとの比較

Kindle Paperwhite マンガモデルと比較して、感じたこと。

【Paperwhiteよりダメ】

・非防水
Nova2は防水じゃないので、お風呂で読めません。

・ページ送りが遅い
Nova2上でのKindleコンテンツ閲覧は、KindleのAndroidアプリを利用します。
ページ送りが電子ペーパー端末に特化されてないのでややもたつきます。
そもそものページ遷移も遅いし、スワイプするとぺーじめくりのアニメーションが実行されたりして、イラッとすることが多い。(アプリ最適化で多少改善します。後述)

・コントラスト
比べてみると、Kindle Paperwhiteの文字表示はとても鮮明で読みやすいことがわかります。
Nova2が悪いわけではないのですが、比べてみると違いがよくわかる。
Kindle Paperwhiteの方が背景はグレーがかって暗いのですが、黒が濃くて、輪郭がシャープで、文字が読みやすい。
多少調整でKindle Paperwhiteに近づけることができそうです。

・フォント
PDFリーダーのフォントがいまいち。英語の文章はKindle端末オリジナルフォントのBookerlyが断然読みやすい。

・ホーム画面
Androidアプリのホーム画面は、Kindle端末のホーム画面と比べてうるさい。これはBOOX端末のせいじゃないけど。

・単語帳機能
Kindle端末についている単語帳機能(自動で調べた語句記録)がないのは、語学に使っている人には結構なマイナスポイント。

・その他
スリープからの復帰は同じくらいの早さだけど、BOOXの場合はスリープ前の状況により、ほかのアプリが立ち上がる場合があるので、多少手間がかかってもどかしいこともある。

【Paperwhiteよりいい】

・辞書の起動
ポップアップ辞書の立ち上がりは、Kindle Paperwhiteより速いです。ただ、上述のとおり、Kindle端末についている単語帳機能(自動で調べた語句記録)がありません。

・ダウンロード
コンテンツのダウンロード速度が速いかもしれません。実際に比べて測ったわけではないので、確定は保留。

・その他
Kindleアプリが2つ入れられるので、異なるアカウントで同時運用ができます。
アメリカアマゾンと日本アマゾンなど、国別に複数のアカウントを持ってる人は便利。

Kindle Paperwhiteに寄せる設定調整

【コントラスト】

明るすぎず暗すぎずな環境で使っているぶんには、まったく問題ないのですが、夕暮れどきの薄暗い部屋とか、陽光さんさん降りそそぐベランダとかでは、Kindle Paperwhiteのくっきりとした文字表示の方が快適に本を読めます。

文字を濃くするには、アプリごとの表示設定を調整してやるとよいです。

①ナビボールに「アプリ最適化」を追加

②Kindleアプリを表示させた状態でナビボールの「アプリ最適化」をタップ→「背景の希薄化」のチェックボックスの隣のアイコンをタップ。

③「システム設定のコントラストを使用」のチェックを外して、好みの濃度に調整する。

写真撮るのがへたなので、あまり意味がないような気がしますが、調整前と調整後。

調整前。

調整後。

多少近づきました。

※この画像ではコントラストを100にしてますが、こうするとナビボールのアイコンが見えなくなってしまうので、現在は60~70のあいだで調整しています。

※また、③のところで「背景の希薄化」→「アイコン色」を0にしていますが、これだとマンガ読書中に出現する画面上下メニュー表示が見えなくなるので、40~に設定しなおしています。

引き続き研究していきます。

【ページ送り】

同じように、「アプリの最適化」で調整していきます。

「アプリの最適化」→「リフレッシュ」→「アニメーションフィルタ」

ここを300~400にするといいらしいという情報を海外ユーザーのレビューで見つけました。
確かに多少早くなった気がします。

でも、Kindle Paperwhiteと並べて比べてみるとかなり遅い。

2018年の比較動画(↓)と比べてもあんまり変わらないので、私の環境に何か問題があるのかもしれません。

デフォルトの電書リーダーでEpubを読むと、Kindleアプリよりはスムーズにめくれる。

とはいえ、使っててストレスたまるというほどではありません。

BOOX Nova2は、画面が大きいぶん1ページに表示できる文字数が多いので、ページめくりの回数が少なくてすむというメリットもあります。

よいところとそうでもなかったところ(全体)

1週間使ってみての、ざっくりした全体的な感想です。

【よいところ】
・複数の電書ストアのコンテンツを1台のE-ink端末で読める
・Android 9、オクタコア、3GB RAM、スペック的に長く愛用できそう
・Kindle Paperwhiteよりかなり画面が大きい
・Kindle Paperwhiteのフロントライトより暖色で使える
・読むだけでなく、手書きでも使える

【よくないところ】
・ふつうのAndroid端末と比べると操作性がいまいち
・Kindle書籍のみの読書体験でいうと、Paperwhiteと比べて、ダメなところが多い。
・各アプリごとに、快適な表示を実現するための微調整が必要。
・期待していた二画面分割は、デフォルトアプリどうしのみで、インストールしたアプリでは画面分割できない。
・バグがけっこうある

私自身は大満足ですが、こうしてKindleコンテンツリーダーとしてじっくり見てみると、「電子書籍はKindleでしか買ってない、今後もよそで買う予定がない」という人は、もしかするとOasisでいいのかも。

3か国語が読めるアドバンテージを活かし、英語と中国語のレビューを探しながら、より快適な読書環境にするため、研究を続けてまいりますー。

10年のE-ink電子書籍リーダー利用者としましては、できれば端末は文庫本のように気軽に扱い、持ち運びたい。 Kindle Paper...

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