目にやさしい電子ペーパーのAndroidタブレット、Boox Nova2レビューはまだまだ続きます。
手書きノートをとれる機能、あまり期待していませんでしたが、思っていたより書き心地がいいのと、手書きの字をデジタル化できるのが便利に使えそうです。
標準ノートアプリ
テンプレートが豊富です。
まっしろな画面だと別に何とも思わないのに、ドット方眼とか、ウィークリースケジュールといったフレームがあると、がぜん書きたくなってしまうのはなぜでしょうか。
シンプルなつくりで、レイヤー重ねたりなどはできませんが、ノートテイキングに特化されていて、痒いところに手の届く機能が揃っています。
画面左のツールバー。
上から順に、
②複数ページ表示
③ブラシ種類線幅・図形選択
④消しゴム(いろいろ選べる)
⑤カラー(モノクロ濃淡5色・赤・緑・青)
⑥範囲選択ツール
⑥拡大・縮小
⑦テキスト入力
⑧AI文字認識
⑨テンプレート選択
⑩ペン入力のみ・オンオフ
⑪その他
その他の中に入ってる、「左右に切り替える」というのが左利きユーザーのための機能です。
ノートをひとつ作って、「ページを追加」でどんどんページを増やしていけるので、科目ごとのノートとりもはかどりそうです。ノートアプリ内にフォルダも作れます。フォルダの中にフォルダ、という階層構造も作れる。
ワコムスタイラス(4096段階筆圧検知)を採用とのことで、筆圧で文字の太さが変わります。
表示遅延もなくて、字を書くときもほとんど不自然さはありません。
スリープ中に画面に現れるスクリーンセーバーのスケッチが素敵で、こんな絵を描けるように練習するのもいいなあと思います。レイヤー作れないから大変だろうけど。
書いたデータはDropboxなどのクラウドと連携できます。
Onyxオリジナルのクラウドに保存もできるようだけど、どこに保存したかわからなくなっちゃうからいつも使っているところに置くのがいいかな。
いちばん気になるのは、手書きした文字をAI処理してデジタルに変換してくれる機能。
学生だったら、ノート取って、デジタル変換できるとすごく便利だろうと思います。
職場でお昼休みに勉強するときは、紙のノートを持ってきていなければ、手近な裏紙を使ったりするのだけれど、問題を解いたりディクテーションしたりするのを電子ノートでやってみるのもおもしろそうです。紙を捨てなくていいし、場所を取らずに勉強記録を残せるし。
メモアプリ
ふだん使いのGoogle KeepやSimpleNoteなど、他の端末と同期できるクラウドメモアプリもサクサク使えます。
以上、ノートアプリの使い心地についてでした。
手書き機能はオマケとしてしか考えていませんでしたが、縦書きで書写の練習が楽しかったので、続けてみようかと思っています。
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