目にやさしい電子ペーパーのAndroidタブレット、Boox Nova2レビューは続きます。
Boox Nova2に内蔵されているPDFリーダーは、電子書籍を読むアプリとしても使えます。
対応フォーマットがたくさんあるのですが(pdf, djvu, azw, azw3, doc, docm, docx, epub , fb2, fbz, html, mobi, odt, prc, rtf, sxw, trc, txt, chm)、ストアにひもづいていない電書ってほとんど持ってないから使いみちがよくわからない。セルパブの校正原稿かPDFの取説くらいか。
とはいえ、何ができるのか試してみたく、端末からアクセスできるブックストアから著作権の切れた洋書をダウンロード。また、Booxの取説をコピペしたテキストファイルを使って機能を確認してみました。
簡体字・繁体字を変換
何かに使えそうだなと思ったのが、簡体字と繁体字を変換してくれる機能です。
PDFのように、表示が固定されているものはダメだけど、txtとかdocとかなら、簡体字のデータをボタン一つで繁体字にできる。逆ももちろん可能。
ただし、これはシステム言語を中国語にしておかないと、変換を実行するボタンが出てこない。
もともとは簡体字のテキストファイルが、ボタンひとつで繁体字に変わります。
epubファイル
映画化もされた、Black Beautyを使います。
カラーで書き込みもできるし、ハイライトも引ける。文字のサイズも自在に変更できます。
PDFリーダーのレビューで紹介したのと、使用感はほぼ同じ。
画面分割もできます。
翻訳機能を使ってみます。
中国語はかなり上手に訳せてる。
真ん中のツールバーは、一番上のアイコンをタップすれば引っ込みます。
日本語はまあまあ。
原書側のページをめくると、翻訳も自動で切り替わるのは便利。
多言語表示
OSはAndroidなので、Androidで使える言語は表示できます。
Kindle Paperwhiteは、多言語で使うと文字化けに苦しめられたので、これはありがたい。
テキストファイルで試してみます。
韓国語もきれいに表示されます。(右側はGoogle翻訳結果)
韓国は電子書籍マーケットも大きいから、中国みたいに電書アプリもいろいろ出てるんじゃないでしょうか。
スペイン語。
ドイツ語。
表示だけでなく、手書き入力もできるし、音声読み上げもタップひとつふたつで簡単にできます。
電子書籍リーダーを学習に活用できることがないかなとググっていたら、私と同じようにKindleや電子書籍リーダーを使って外国語を学んでいる方を見つけてうれしくなりました。フランス語の学習者さんのブログです。