書き込みできる電子書籍リーダーを使って、英検・中検過去問を解く



目にやさしい電子ペーパーのAndroidタブレット、Boox Nova2レビューは続きます。

Onyx Boox Nova2が届きました。 久しぶりのガジェットUnbox Reviewです。 BOOX Nova2 7.8, 電...

Boox Nova2に内蔵されているPDFリーダー。

手近なところで、英検・中検の過去問PDFを使ってみました。

ブラウザからダウンロード

ブラウザで英検公式サイトの過去問ページにアクセスして、直接ダウンロードできます。
音声データもダウンロード可。

英検 PDF

A4サイズのPDFを表示させるので、やはりかなり小さめです。

余白をトリミング

少しでも視認性をよくするため、余白をトリミングします。

フロートのメニューバー(画面右の太線「<|」を押すと出てきます)の「≡」→「表示」→「トリミング」→

英検 PDF

真ん中のタイプを選択すると、このようにうまく余白を取り除いて大きめに表示してくれます。

英検 PDF

二画面表示

さらに、画面下の右から2番目、「スクリーン分割」を選び、同じドキュメントを分割表示させると、

英検 PDF

長文問題本文と、次のページの問題文・選択肢がひとつの画面で見れるので、問題を解きやすい。

書き込み

ここからは中検の過去問を使います。

ペンで直接書き込んでいきます。

中検 PDF

作文問題も。

中検 PDF

間違えたら消しゴムモードで消せます。

中検 PDF

答え合わせは、画面分割で、解答PDFと並べて。

中検 PDF

ここまでひとつの端末でやる必要もないですが、やろうと思えばできる、という感じ。

音声読み上げ・辞書機能

テキストデータが入っているPDFなら、音声読み上げ(TTS)や辞書機能も使えます。

音声読み上げ。端末にスピーカー機能がないので、イヤホンかスピーカーにつなげる必要があります。
読み上げているところがハイライトされていきます。

内蔵辞書機能。

この内蔵辞書には、Kindle端末にある単語帳機能(調べた語句を単語帳に自動収納)に似た機能があります。

上の画像の辞書下のメニュー、一番右側。
ノートに「+」マークがついたボタンをタップすると、単語帳に保存できます。

単語帳機能を開いたところ。

意味とセットで表示する方法と、

カードタイプの表示方法が選べます。

その他便利な機能

その他便利な機能として、テキストの濃度を調整する機能があります。

そのまま読み込むと、こんな感じで字が薄くて読みにくいのですが、

「≡」→「表示」→「コントラスト」→「テキストコントラスト」をぐーっと強くすると、

文字が濃くなって読みやすくなりました。

ちなみに、上の画像のように、開いた複数のPDFはタブ表示されるので、他のPDFへの行き来が便利です。

ほかには、過去記事でも紹介してますが、色を分けてメモしたり、

図形描いたり、

ハイライトしたり、

いろいろできます。

電子ペーパーの画面上ではもちろんモノクロですが、

BOOX nova2

エクスポートしたメモつきPDFはカラーです。

BOOX nova2

画面分割は、同じドキュメント・別のドキュメント・ドキュメントとノート・ドキュメントとその翻訳、と、何パターンか選べます。

翻訳ページとの自動分割。

PDFリーダーの設定ページ。ご参考まで。