バレットジャーナルといえば「キー」の存在があります。
箇条書きをジャンルごとに分類し、視認性をよくするための記号のことです。
「Bullet Journal」という言葉が流行り始めたものの、まだコレクションを工夫するというウェーブは生まれていなかったころ、人気だったのがこのキーにまつわるアイデア。
記号にそれぞれ意味を持たせ、きれいに並べたページ画像がたくさんシェアされていきました。
キーで分類するというのはかわいらしいし、見た感じ便利っぽいので、これを知った時はいろいろな種類のキーをクリエイトして使ってみたのですが、実際に使ってみると、使いやすいキー、覚えているキーの数は限定されるということが分かり、日常的に使うキーの数は落ち着いてきています。
△はもう使わなくなりました。
下の方に書いてあるのは3行日記の「行動・結果・学び」ですね。
図形キー
*しかく
チェックボックスの四角「□」は、なんといっても不動の地位です。
この記号の意味を忘れることは絶対にありません。
*まる
丸印「〇」はイベント、時間を伴う約束、と私は規定しているのですが、これもまあ覚えていられます。
*てん
ドット「・」はメモです。
タスク、イベント以外の思いつきはすべて、ドットを頭につけて書いていきます。
□、○、・、これ以上の図形キーを設定すると、書き込むときに迷いが生まれます。
(あれ?これって何のマークをつければいいんだっけ?)と考えているうちに、思いついたことが頭から消えてしまう。
アイコン
この図形キーにプラスする形で、アイコンをつけています。
アイコンは箇条書きを書いたあとにつけています。
(このアイコンも含めてKeyと呼ばれているようですが、私は図形キーとアイコン、役割をそれぞれ別のものとして考えています。アイコンは、ジャンル分類のための後付けアイテムです。)
こちらも、絵柄にすると、覚えていられないのと、分類作業自体が面倒になってくるのとで、使っているうちに簡略化が進みました。
「重要」に使っている「☆・*・!」は、もともとはそれぞれに意味を持たせていたのですが、今ではひとまとめにして、目立たせるためのアイコンとして適当に使うようになってしまいました。
☆・*・!…重要
本…読んだ本
映…見た映画
ブログのBなどは固定されていますが、これ以上アルファベットの略字を増やすと、忘れてしまうので、最近は漢字やひらがなをまるで囲んだアイコンを使っています。漢字ってすばらしい。
思いついたら、すぐノートを開き、□を振って、予定の「予」または「よ」を丸で囲った印をつけています。
カレンダーアプリに登録したらタスク完了。
がんばらずに覚えていられるのは3つ
いろんなキーやアイコンを運用しているうちに、自分がストレスなく使いこなせるのは各セット3つまでだな、と理解しました。
キーやアイコンを覚えていられるのもそれぞれ3つまで、今日やる重要タスクも3つまで。
タスクをあらわす□のキーも、迷いがあるようならいったん保留。
とりあえず「・」だけを打っておいて、今日完了すべきタスクだと確定してから□を書き足すようにしています。
カテゴライズはレビューと一緒に
「ラピッドロギング(素早く記録する)」という基本に忠実に、黒ペン一色の箇条書きでページを埋めていくと、全部が同じように見えて視認性がよくないのも事実です。
色を付けたり枠を書いたりすることで、あとから見返すときにわかりやすいノートにしたい。
ただし、書き込むときに頭を悩ませる「分類の義務」は、できるだけ取り払いたい。
書き込むペンの色でカテゴライズする方法が合わないのは、「書こう」と思ったときに、「何色で書くか?色ペンはどこにある?」といったふうに、選択肢・決めなければならないことが増えて混乱してしまうからです。
書き込むときはただひたすら箇条書きで書き込み、目立たせたいものにはあとから色をつけたり枠で囲ったりするようにしています。
しかし、今ちょっと見返してみると、この夏は疲れ果てていて、全然色をつけたりコレクションを作ったりといったことをしていません。
よかったこと・感謝の項目には♡をつけます。
振り返りのときに、この項目をグリーンのペンでハイライトするのが楽しみなのですが、それさえもしていませんでした。うーん、近いうちにやります。ペンを片手に、うれしかったことを思い出してにやにやしたいと思います。
手帳を使い続けていくのに大切な「レビュー(振り返り)」については、また別の記事で書いていきます。
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