スリランカの旅① ダンブッラ石窟寺院とホテルヘリタンス・カンダラマ



ゴールデンウィークにスリランカに行ってきました!

ほんとうは17日くらいかけてチベットに行く予定でエアチケットも取っていたのですが、急遽スリランカ行きに変更しました。結果、大満足の旅になりました。

帰ってからすぐ、テレビ番組でちょうどスリランカの激安旅を放送していて、つい数日前に歩いたところを画面で見て不思議な気持ちになりました。

乗継便だとたぶんかなり安く行けるので、みなさんもぜひ! おすすめです。

空港近くのホテル泊

上海乗継でバンダラナイケ空港に夜に到着。

この日はそのまま空港近くのホテル泊です。

空港内のATMでルピーを数万キャッシングし、出発。

トゥクトゥクやタクシーの客引きをバッサバッサと振り払いながら、建物を出て右方面に歩いていきます。

湿度の高いむわっとした空気の中をバックパック背負って歩きます。

泊まったのはAirport City Hotel。

幹線沿いなので騒音がありますが、空港から徒歩圏内で迷わずに行けたのと、ホテル一階がわりと繁盛しているレストランだったので、わたし的には合格。ウェルカムドリンクがおいしかった。
私の快適度ハードルはかなり低いので、あまり期待されませんように。

レストランはめちゃくちゃ繁盛していました。
席も埋まっているし、デリバリー注文も引きも切らずに来てた。

カレーだとこのあたりから選んで盛りつけてもらうみたいだけど、

辛くないものが食べたくて店員さんに尋ねてみたところ、こちらが「ノースパイシー」とのことで頼んでみました。

スリランカならではのお料理とは知らずに食べた、コットゥロティ。

小麦粉を焼いた薄いパンのロティを麵状に細く刻んだものと、お野菜を炒めた焼きそばみたいなお料理。

チキン、シーフード、エビ、フィッシュ、ミックスなどのバリエーションがありました。

コットゥロティと、お米の麺のストリングホッパーコットゥと二種類ありましたが、こちらはチキンのコットゥロティ、900ルピー。500円弱。

メニューには「KOTHUTHU」という表記だったので、私が一生懸命「コッスス…コスス…」と注文したら、店員が「コットゥ!」と正してきたのを聞いてムスメが爆笑していた。字面はコッススじゃん!

おいしかったけど、ぜんぜん「ノースパイシー」ではなかった。ヒイヒイ言いながらおいしくいただきました。

前半は車をチャーター

前半はバスの乗り継ぎが難しそうなルートなので、あらかじめ車を予約しておりました。

翌日6時にホテルにお迎えに来てもらう約束です。
時間通りに来てもらえるかなと心配していたら、きっちり来てくれました。

Hondaのグレイス、ドライバーは長髪の若い男の子。歳を聞いたら娘と同い年でした。

まっすぐダンブッラ石窟寺院へ。
途中のカフェで朝食をとります。

カフェは海外からのツーリストばかり。もうちょっと地元感のあるレストランがよかったけど、クラブハウスサンドイッチもコーヒーもおいしかった。

しかし道路のトゥクトゥク率が高い。バスも多い。バスの見た目が派手派手しくてやかましい。

途中、移動パン屋さんらしい、ベーカリートゥクトゥクをたくさん追い越したのも楽しかった。

きれいに整備されたハイウェイに乗って内陸部へ。

アフリカの未舗装路をおんぼろ車に揺られてから間もないせいか、意外に道がきれいで快適に感じます。

寺院の手前5キロくらいのところにある古い墓に寄ったら、社会見学の子どもたちがいました。

イバンカトゥワ巨石墓群。
紀元前700年から450年頃のものとのこと。
四方と上部を石板で覆ってある。
土器、鉄・銅・金製品、ビーズやネックレスなどの副葬品も多く見つかっていて、装飾品の中にはスリランカでとれない宝石も使われていたことから、そのころから貿易が行われていたのかなとか、ロマンが広がる遺跡です。

発見されたのは比較的最近で、1980年代。
観光地としては全然整備されてなかったけど、立ち寄れてよかった。

さて、ダンブッラ石窟寺院に到着。休憩も含めてホテルから4時間というところ。

前髪が散らかった猿がいっぱいいます。
トークマカクという種類らしい。こわくて目が合わせられなかった。

チケットを買って入場し、長い階段を登ります。
3か月のクルーズ船内生活でエレベーターを使わなかった私には、なんてことない段数だぞ。

階段の途中で花売りの女性から蓮の花束を押しつけられ、代金を要求されます。そんなに高価じゃないので買ってもよかったけど小銭がなかったので返しちゃった。

ダンブッラ石窟寺院は、スリランカ最大の石窟寺院。説明はユネスコサイトをどうぞ。

ダンブッラ=「水の湧き出る岩」という意味の通り、寺院のお庭はもちろん、第二窟の天井からも湧き出た水がしたたっていました。

靴を脱いで門をくぐり、カムカム言われるままについていったら、お経を唱えながらむりやり白い護符糸を手首に結ばれました。強引にチップを要求されたのがちょっと残念だった。

スリランカではしょっちゅう「カム!カム!」て呼ばれたけど、あくどいの3割・親切7割の微妙なラインだったので、いつも疑いながらフラフラ寄って行ってしまい、ムスメに「ふらふら呼ばれるな!学べ!」と怒られてました。

ちょうど修復作業をしているところも見れました。

10時30分から45分まではいったん観覧禁止になるというタイミングもあってか、比較的人が少なめの中、観覧できました。
私たちが見学を終えたころ、社会見学の子たちがどっと入場してきたので、それもラッキーでした。

コロンボで行った寺院もそうだったけど、仏教寺院の中にヒンドゥー教の神様も一緒にまつられていて、懐の深さを感じました。そういう文化なのかな。

バティックファクトリー

ダンブッラのあとはバティックファクトリー見学。
バティックの製作工程を見せてもらえます。お礼がてら小さな布をお土産に購入。

あまりおなかが減ってなかったので、ランチはパスして、スリランカっぽいスナックが食べたいとリクエスト。

まだ新米のドライバー君は、お父さんに電話してどこのお店がいいか聞いてくれていた。
ベテランガイドのお父さんがおすすめしてくれたお店へ。
ごまの甘いthala aluwa(お正月のお菓子)と揚げ菓子、ココナツケーキ、それにチキンカレーを巻いて揚げたやつを食べました。 

ココナツケーキが50ルピー。朝食べたクラブハウスサンドは1700ルピー…としばし考えました。
ココナツケーキ34個買える。サンドイッチはおいしかったけども。

午後の行程としては、ミンネリヤ国立公園とかヴィレッジツアーとか、いろいろ提案をもらっていたのだけれど、旅のしょっぱなから駆け足で回りすぎて疲れたくなかったのと、この日泊まるホテルをじっくり楽しみたかったので、そのまままっすぐホテルヘリタンス・カンダラマへ。

このままホテルについても書こうと思ってましたが、長くなりそうなのでいったんここまで。

専用車チャーターよかった

さて、今回2日間一緒に走ってくれた彼は、ガイドとしての知識とかサービスはいまいちだったけど、逆にフレッシュさがよかったです。ツーリスト慣れしすぎてなさというか。

こちらのリクエストに対してもわかったふりしてどうにかせず、お父さんに電話で聞いてくれたのも好感度アップ。運転もセーフティードライブでした。

事前に連絡を取り合っていたのはお父さんでしたが、観光ルートやプランも立ててくれて、金額もふっかけることなく最初からリーズナブルな提案をしてくれたのがとてもよかった。

彼らだけでなく、今回スリランカではあっさりしている人たちが多くて、あくどい人の割合が少ないのかなーという印象でした。たまたまかもしれないけど。

後半はローカルバスに列車とゴリゴリにハードな旅でしたが、前半車で回ったおかげでかなり体力温存できました。

WhatsApp入れとこう!

今回の旅でも、WhatsAppが役立ちました。
レストランやアーユルヴェーダの予約、ドライバーとの連絡などなど。

楽天モバイルつながった!

esimはRoamlessを使うつもりでしたが、最近楽天モバイルの海外利用可能地域にスリランカが加わったらしく!
月2GBまで追加料金なしで使えますが、ゴールデンウィーク、ちょうど4月と5月をまたいでいたので追加料金いらずで使いまくりました。
ヌワラエリヤとか山奥でも通じたので助かった!

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