中検2級・準1級 対策・勉強法(2)

さて、続きです。

準1級から3級までの過去問をまとめて見てみると、どの級にも頻出する語句を発見したり、2級の筆記問題に出てきた語句が準1級のリスニングに出ていることに気づいたりします。

過去問はつい解いて点数を出すだけで満足してしまいがちですが、過去問をみっちり復習しさえすれば、ほかのテキストを何冊もつまみ食いするよりも断然点数に結びつきそうです。

TOEICでは、模試の復習に時間をかけまくることで大きな効果が出ました。

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中検2級・準1級の対策も、基本は上の過去記事に書いたTOEIC対策と同じようにすることで、伸び悩んでいた点数が上がることもあるんじゃないかなと感じます。

自分が2級や準1級を受けるために過去問を使うならどういうふうに取り組むかなと妄想仮定してやってみました。2級はほぼ全問正解でしたが、ちゃんと理解していないところをあぶりだすことができ、いい勉強の機会になりました。

準1級の合格を目指す方も、一度2級の過去問にじっくり取り組んでみるといいと思います。苦手なところがはっきりするので、どこを集中的に学習すればいいのかわかります。

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第86回の2級の1つめの長文問題です。取り組む予定がある方はここからは薄目で見るか、とばすかしてください。

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・まず発音があやふやなものは全部調べて書きだしましょう。次の試験のピンイン問題に出ればラッキー。

・見慣れない語句、特に動詞は辞書で調べ、搭配を確認します。「下滑」なんかは見出し語として載っている辞書も少ないわりと新しい語句なので、用例を集めてニュアンスを確認しました。動詞+補語の組み合わせも丁寧に拾って用法を確認しておくのもよいと思います。

・形容詞で「おっ」と思ったものは、近义词・反义词を確認しておきます。「潦草」の対義語とかおもしろいです。

・中→日に訳すときはラクだけど、逆のときに悩みそうだなと感じる語句もチェックします。
「过度」などは、中→日だと「過度に~」という流れでちゃんと訳せるけれど、「~しすぎる」を日→中に訳そうとすると考え込んでしまいそうなので、メモしました。メモしてもすぐに忘れてしまうのですが、この作業をくせづけておくと、普段から中国語の文章を読むとき、こういう目線で語句をチェックするようになるので、じわじわと中作文に効果が出てくると思います。
そして、この「目線」は辞書をただ引いて意味を見るだけではなく、例文検索で鍛えられるので、時間はかかりますがぜひ例文を集めてイメージをつかんだり、中国語に訳し戻しにくい日本語訳を拾う練習をしたりしてみてください。

「连篇」を例文検索したらおもしろいのがたくさん出てきたので多分もう忘れません。

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そして大事なのはここから。問題の選択肢までじっくり見ていきます。

合ってる問題も間違った問題も、選択肢ひとつひとつについて、なぜ正解なのか、不正解なのか、説明できるまで調べます。4択のうちの2択のどちらかで悩んだ結果不正解だった問題は、特に入念に、自分がなぜ間違った方を選んだのかまで考えます。

これは第87回2級の問題3と4です。答えを見たくない人はとばしてくださいませ。

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このように問題を分類することは、自分の弱点発見に役立ちます。副詞ばっかり、補語の問題ばっかり間違えてることに気づいたら、文法書などで重点的に見直します。

また、過去問をたくさん解いていると、果然・难免・并非・究竟など、問題の本文はもちろん質問文、選択肢、ありとあらゆるところに顔を出す頻出語句が結構あることに気づきます。この頻出語句と絡む可能性のある語句をきっちり押さえておけば、自信をもって解ける問題数も増え、解答時間短縮にもなります。

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