中国行きでいちばん心配だったのが支払に海外クレカが使えないということです。
現金だけで1週間近く過ごすのは面倒すぎる。
さいわい、この7月にアリペイもWeChatPayも国際クレジットカードが使えるようになりましたというお知らせを出していたので、さっそく紐づけてみることにしました。
WeChatPay
実名認証からクレカ紐づけまでは簡単にできました。
身分証明はパスポート番号を利用します。
上海でバスや地下鉄も乗れるようにミニプログラムから乘车码も使えるようにしてたのですが、なぜかクレカでの支払いが通りませんでした。
VISA系の複数枚のクレカを登録して試してみましたが、どれもダメでした。
あと、三井住友の银联クレカも今(23年9月)中国で使えないっぽいです。公式サイトに告知が出てました。
AliPay
同じようにアリペイでも事前準備をしていきます。
顔写真のあるパスポートページの撮影が必要になるので準備をします。
実名認証、クレカ紐づけができれば完成です。
バスや地下鉄に乗るときのコードは、左上で現在地を選び、Transportをタップするとコードが出てきます。
バスとメトロとタクシーのタブに分かれているので、必要な時に必要なコードを出してピッと読ませるだけ。
買い物の支払いはScanかPayのどちらかを使います。
自分がScanしてもらうのはPayで、お店のコードを読み取って支払うのはScanの方を使います。
最初に空港のタクシーの乗車賃を支払うのにWeChatPayが使えず支付宝に切り替えて支払うというトラブルがあったので、支付宝もめちゃめちゃビビりながら使っていましたが、ほぼほぼエラーが出ることはないと気づいてからは、使い放題でした。めちゃくちゃ便利です。
通知欄で使った場所と金額一覧が出るのも便利です。
バス・地下鉄での使い方
バスは乗るときにコードをかざしてピッと音が鳴ったら完了です。
前乗り後ろ降りで、降りるときはコードは不要です。
コード読み取り機の右下にあるのが現金用の機械です。
このバスは紙幣差込口もあるけど、使えるのかどうかは謎です。現金を使うならコインを準備しておくのをお勧めします。
地下鉄は日本でSuica使うのと同じ方式で、改札口を入るときと出るときにタップします。
地下鉄は改札口を入る前に荷物検査があるのでご注意ください。
カバンの口をがばっと開けて中を見せれるなら、X線通さなくてもそのまま通過できます。
支払いできない場所もある
コード払いができないところもありました。
まずは映画館。
券売機で購入する際、途中で携帯番号の入力を求められるのですが、これが中国国内の番号のみで、ここから先に行けません。
上海動物園の入場チケット購入でも同様でした。
(動物園の場合は朝8時から有人窓口が開くので、こちらで現金での購入が可能。)
あとはジンドンのリアル店舗では、WeChatPayのみ利用可でアリペイは使えませんでした。商売敵だから。
映画館と動物園では、近くにいる人に現金を渡して代理購入をお願いしました。
スタッフの方はお客さんと非公式な現金授受をしてしまうとのちのち問題になることもあるようなので、スタッフには無理強いしないようにしましょう。
通信環境は必須
スマホ払いをするには通信環境は必須です。
私は毎回AmazonでSIMを買っていきますが今回も快適に使えました。
韓国中国など周遊する場合はこちらが便利。
日本を含め、韓国、台湾、中国、マカオ、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネジア、フィリピンで使えます。8日間5GB。
地図アプリや情報検索くらいなら、韓国3日、中国2日使ってもじゅうぶんでした。
その後はいつもお世話になるチャイナユニコムのSIMカード。TwitterもGoogleも普通に使えるやつです。
テザリングもできるので、同行者と使いまわすのも簡単。
最近はeSIMのもあって便利。挿しかえるの面倒だし、次回はeSIMにしてみようかな。
その他
ahamoをお使いの方は、追加料金なしでローミングできるので便利ですね。
ちなみにpovoの韓国データを購入しましたが、なぜか使えずに終わりました。安かったから泣き寝入りしたけど…。
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