海外クレカ+支付宝(アリペイ)でチャージ+個人間送金できた話



前回の続きです。

中国行きでいちばん心配だったのが支払に海外クレカが使えないということです。 現金だけで1週間近く過ごすのは面倒すぎる。 さいわい、こ...

上海旅行中、バスや地下鉄やタクシーに乗ったり、レストランで支払いをしたりするのには、国際クレジットカードを紐づけた支付宝(アリペイ)で問題なかったのですが、ネットでのお買い物で「国際クレカでは支払いできません」と支払エラーになることがありました。

どうにかうまい方法がないかなあと考えていたところ、支付宝内のTourCardアプリを使うことで、支払エラーを回避することができたのでご紹介します。

私自身が使って観測した範囲では、こんな感じです。

【支付宝+国際クレカ】
・自分のコードをスキャンしてもらっての支払いができる
・お店のコードをスキャンしての支払いができる
・個人間送金はできない
・残高へのチャージはできない
【TourCardのみ】
・自分のコードをスキャンしてもらっての支払いができる
・お店のコードをスキャンしての支払いはできない
【TourCardと支付宝を連携】
・自分のコードをスキャンしてもらっての支払いができる
・お店のコードをスキャンしての支払いができる
・個人間送金ができる
・残高へのチャージができる

TourCardと支付宝を連携するのが最強に見えますが、手数料も最強になりそうです。
TourCardアプリを使ってのチャージは手数料5%がかかるので、どうしても支払エラーをクリアしてお買いものしたいという場面に遭遇した時のみ、この方法を使うのがよさそうです。

そうでない限りは、過去記事のように単純にカードを支付宝に直接紐づけ(200元以上の利用で手数料3%、それ以下は無料)して使う方がよいと思います。こちらだと、TourCardアプリ単体ではできない、お店のコードをスキャンしての支払いも可能です。

TourCardミニアプリ

まずはTourCardミニアプリを起動します。

アイコンが並んでいるところの右下の「More」をタップして、

左下の「TourCard」をタップ。

支付宝にクレカを紐づけした時にやったことをこちらでもやらないといけません。
実名情報、パスポート写真と自分の顔写真、それから納税者番号。納税者番号はマイナンバーを入れました。

申請完了からほどなくして、上海銀行から開設完了の通知が届き、すぐに使えるようになりました。

続いてアカウントへのチャージです。

チャージ金額を入力したあと、クレカ側の3Dセキュア認証というのをクリアしないといけない様子。
提示されたURLをコピーしてブラウザでその画面を開けば認証完了となるようです。

クレカの認証が通ればチャージ完了。

だけどこれだとTourCardにしかチャージされておらず、本来の支付宝の残額には反映されておらず、相手のコードをスキャンするお買いもので使えません。

TourCardとアリペイを紐づけ

本来の支付宝の方から残額を使えるように、TourCardと支付宝を連携します。

TourCardアプリの画面に表示される上海銀行カード。
この右下にある、閉じたお目目マークをタップすると、パスワード入力を求められたのち、銀行口座番号が表示されます。

「コピー」をタップして、番号をコピーし、本来の支付宝の方に戻り、右下のAccount→Bank Cards→「+」をタップ。

国際クレジットカードを登録したのと同じ画面です。

ここに、さっきコピーした上海銀行のカード番号をペーストします。

これで、支付宝の方に国際クレカと上海銀行の2つのカードが紐づけされたことになり、支払いの際に上海銀行の方を選ぶことで、「国際クレカでは支払いできません」の支払エラーを回避できるようになります。

チャージも個人間送金もできました。

2023年9月現在の情報です。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク