古書店の絵@モンテビデオ、ウルグアイ



ウルグアイのモンテビデオという街に行ってきました。

どこだかわからないですよね、ここです。

ウルグアイ最大の都市で、ブエノスアイレスに近い港町。

ラプラタ川が大西洋に流れ込む河口の左岸に位置します。

Ciudad Vieja:旧市街

港から近いプエルト市場(Mercado del Puerto)を抜け、シウダー・ビエハ(Ciudad Vieja)と呼ばれる旧市街を歩きます。

どこを見ても絵になる街並みが続きます。

Moebius Libros:古書店

ふと立ち寄ったヴィンテージショップ、Moebius。

絵画や古書がお店いっぱいに詰め込まれている素敵なお店です。

高行健作品のスペイン語版が並べてあって、思わず手にしてしまいました。

たくさん並んでいる絵の中から、同行者が気に入った作品を手に取り購入。

バスキア系グラフィティ作品だなと思いつつ、どんな人が描いたのか店主に聞いてみたところ、Victor Andradeというアーティストの作品で、この近くに住んでいるんだよとのこと。
アーティスト情報をググって(「名前だけだと同名のサッカー選手が出てくるから、『artista』ってつけてググってね!」と教えつつ)わざわざ見せてくれました。

Víctor Andrade: el artista que tiene como patria a la Ciudad Vieja y la pintura callejera

アーティスト、Victor Andrade

モンテビデオ旧市街に住むアーティスト。

木材や紙、布、手近にある素材を使って、都市の風景やスーパーヒーローなど有名なキャラクターをモチーフに制作しています。

もともとは路上生活者でしたが、支援ネットワークができたことで、今は住むところを得て創作活動をしているそう。
各地で展覧会も開かれています。

このお店の店主も支援者のおひとりで、彼の作品をお店に置いて販売しているそうです。

丸眼鏡のやさしそうな店主、「これなんか、ドアだった扉板を解体した廃材に描いたんだよ!」と楽しそうに教えてくれました。

買った人がお金を払って(高くなくてびっくりした!)梱包してもらった後で、店主から「ちまたで評価されているアーティストなんだよ」と聞いてから購入するのはなんだか俗っぽすぎる気がして、買うのを控えた私…。

知らないアーティストの作品に偶然出会って、ビビッと来て買っちゃえる感性ってうらやましいなと思いました。

アサード

南米焼肉料理、アサード。
炭や薪でじっくり焼かれたお肉です。

お肉大好きな私はウルグアイでもアルゼンチンでもチリでも食べまくりました。

プエルト市場の中のレストラン。
閉店ぎりぎりにすべりこみ。

こちらは旧市街のお店で友達が食べてたお肉。

南米は近いうちにまたじっくり歩いて回りたい。

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