ソウルの旅の続きです。
東大門デザインプラザ、DDPで開催中のトム・サックス個展 Tom Sachs Space Program: Infinity に行ってきました。
Space Program: Infinity
ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ハンブルクに続いてのソウルでは、2007年から続く「スペース・プログラム」シリーズから200点以上の作品と、初公開の新作約10点を見ることができる、過去最大規模の展示となっています。
会場となるザハ・ハディド設計のDDPもSFチックで、「スペース・プログラム」にうってつけ。
トム・サックス
トム・サックスといえばプラダToiletとかシャネルのギロチンとか、人を食ったようなブリコラージュ作品といった印象があります。あ、ル・コルビュジェのユニテ・ダビタシオンをフォームボードで作ったりっていうのもあった。

手作りDIY感満載の現代アーティストが2007年から取り組んでいるのがこの「スペース・プログラム」です。
ノーリング(knolling)
ただひたすらに、面で収納、面で管理、面で展示。
並べる並べる。
「トランシーバー」
彼のスタジオから、展示のたびに持ち出されてるお道具箱。
日用品でつくるNASA
大真面目に、丁寧にていねいに。
メイン展示スペース。
よく見るとあちこちに酒瓶が。
NASAってかかれたパイプ椅子。の裏側。
茶の湯プロジェクト
ハイソなモノ、庶民から距離があるものを、DIYで自分のものにしてやろうというすごい気概を感じる。
NASA茶碗に、よく見ると電気ポットやし。ビーヒアナウ。
なんでしょう、ジャンルで言うと、五円玉で鎧兜作ったり、マッチ棒で城作ったりするのとかと同じやつの気がするんですが…(いや違うか)、これだけの規模、そしてトム・サックスならではのおもしろさが随所にあって楽しめました。
ミュージアムショップ
おみやげ、たくさんありましたが、ステッカーにとどめました。
さっそく貼っちゃった。
建物探訪
宇宙船のような建物のなかを散策しました。
どうやってつくったん?
DDP内部、いろんな展示をそこかしこでやっていて、楽しかった。