スケジュール備忘録としての手帳も、タスク管理、あるいはライフログとしての手帳も、過去あるいは未来の自分との対話という要素を持っています。
手帳をうまく自分の暮らしの中に取り入れ、活用している方の使い方を見ていると、みなさん、手帳を使って自分に「問い」を投げかけて、自分に必要な「答え」を自分の中から引き出しています。
合う手帳とは、自分が必要な問いかけをしてくれる手帳
そういう意味では、ページにあらかじめ枠組みがあり、どこに何を書くか決まっている普通の手帳は、とても合理的なシステムといえます。
何を記録するべきかいちいち覚えておいたり、ひと手間かけてリスト化したりする必要がない。
何をどう問いかけるか?
まっさらなページを自分仕様にカスタマイズできるバレットジャーナルは、市販の手帳より、密度の高い対話が可能になります。
ページの片隅にミールログ(食事の記録)の枠を設けておけば、手帳を開いた時に、それが目に入ります。
ミールログを記録すべきスペースを目にすることで、「今朝何食べたっけ?」とか、「今晩のメニューは何にしようか」と頭が働きはじめます。
家計簿を買っても続かなかったけれど、手帳の片隅に一日の収支を書くスペースをつくっておけば、その日の終わりに金額のメモだけでもつける習慣ができていきます。
「記録しないといけないことなんてそんなにない」と思うと、手帳に書くことが思い浮かばなくなってしまいますが、ちょっと前の自分、ちょっと先の自分との対話だと考えると、いろいろ書き留めておきたいことがでてきます。
ガチガチに囲んで余白のない、デイリーログが伸びていけないフォーマットは私は使えないのですが、朝イチでノートを開くとき、その日のページにスタンプなり、何本かラインを引くなりして、「自分への問いかけ」をセットすることで、今よりも濃い「自分との対話」をしてみたいなと思っています。
自分と向き合って、自分をラクにする
自分との対話によって、自分をラクにする、というコンセプトで手帳を考えるとき、juunさんのブログがとても参考になります。
手帳に書いていること2018・ライフログのキロクのこと
2018年の今年に、 手帳に書いていることを 先日つらつらとTwitterでつぶやき備忘録もかねて 列記したのですが…せっかくなのでもう少しキロク ライフログには能率手帳さんのリスティ1を使っています。 来年も継続の予定
ましゅさんの「先月のまとめ」も好きです。
自分が何を欲しているか、何を良しと思うか、というのは、すべてのものごとの根っこだと思う。