子連れ北京6日目(1) 2階建てバスと雍和宮



滞在6日目。窓の外は曇り空。7日目はほぼ移動のみなので、本日が観光最終日です。

朝ごはん。野菜を皿に山盛りにして、無理やり子供たちに分配します。ドレッシングがいまいちですが、やむなし。
私はいつもの香菜たっぷりワンタン。

二階建てバスで雍和宮へ

本日午前の予定は雍和宮。ちょうどホテル前から雍和宮を通る2階建てバスが出ているので、これに乗ることに決定。子供たち大喜びです。

乗るのは特2路のバス。特がついているのは二階建てバスのようです。
通勤時間で混んでるかなと思いましたが、1階は人が多くても2階はすいてます。忙しいみなさんはさっさと乗り降りしたいですもんね。

最初は前から2番目の席に座っていましたが、最前列に座っていたおじさんが気をきかせて席を替わってくださいました。その後、真後ろに座られたのですが、ずっと「子供よ手すりを持たないと危ないぞ」と注意し続けてくれました。ありがとうございます、心配させちゃってどうもすみません。

スリル満点です。確かに手すりを持っておかないと、急ブレーキかかったとき危ないです。

北京駅前はさすがに渋滞しています。駅の全景がきれいに撮れました。

北京駅前を過ぎるとそんなに混んでません。子供撮影。

「バスの屋根が見えた」とうれしそう。子供撮影。

雍和宮のバス停に着きました。入り口まで結構歩きます。歩道が狭いので歩きづらいです。お線香を売る人がたくさん。
場所柄か、物乞いの人たちも多く、子供たちが緊張しています。特にしつこくされることもなく、ただ道の端にいるだけなのですが、子供が露骨に顔を背けたり、顔をしかめたりするようになってきました。

「どうしてこのひとたちはこんなふうにしないといけないんだろうね」
「日本ではどうしてこういうひとたちがまちにいないんだろうね」
「このひとたちが日本にうまれていたらどうだっただろうね」

疑問だけの投げかけ。道徳の教科書みたいに優等生な答えを押し付けそうになりますが、ぐっとこらえます。私自身、答えを出せていないもの…。

知人に事故で片肘から先がない若い人がいるのですが、彼には仕事もあり、趣味のスポーツでよい成績を残していたり、いきいきと日々をすごしています。彼と、ここに座っている手首から先がないひとの何が違うんだろうね。私よりも彼と親しい子供たちは、うんーと考え込みます。私もうんーと考えます。難しい。中国と日本に生まれた違い。でも中国が悪で日本が善というわけでもない。ただ生まれた場所が違っただけ。

外国には食べるものがなくて小さいうちに死んでしまう子供がたくさんいる。あなたたちはこうして毎日食べるものにも困らず元気に育って、外国に旅行もできる。それはきっと幸運なことなんだと思う。その運のよさを無駄にしないように、あなたたちは自分を大切に、他人も大切に、生きていってほしいと思う。

皆さんならどう子供に話しますか?私はうまく言えませんでした。ただ、しつこくしてくるならともかく別に悪いことをしているわけでもない、座って施しを待っているだけの人に顔をしかめたりするのは違うと思って、それは子供に伝えました。

外国に行くと、常にぶつかっていたこの問題に、とうとう子供と一緒にぶつかりました。世界はちっとも公平にできていないという事実。

「施し」については私自身全然答えが出ていないので、「恵まれている私たちが恵まれていない人に寄付をしよう」というような話にはもっていけませんでした。

ポール・セローの著作の中に、旅先で出会った誠実な車夫にリキシャを買うためのまとまったお金をあげる話がありました。
エリザベス・ギルバートの「食べて、祈って、恋をして」にも、友人となった現地の女性に家を買ってあげる話がありました。

うーん、何度も書いては消し書いては消し、結局うまく書けません。施しについての考えというのは、信仰があればすんなりまとまるのでしょうか。これからもじっくりよく考えてみたいと思います。

あれあれずいぶん長くなってしまいました。

雍和宮では、はじめて日本のツアーのひとたちと出会い、久しぶりに自分たち以外の話す日本語が聞けて、子供たちが興奮していました。
入場券には小さなCD-ROM?がついているのがおもしろかったです。まだ見てないけど、PCで見れるのかな、きっと見れるんだろうな。

奥にある、大きな仏像が見ごたえありました。
うんと見上げても、全貌がよく見えません。座ればいいのに…。

マニ車もたくさん回しましたー。

子供たち、懲りずにここでもバタバタ鳥を飛ばしていました。

本当は地下鉄でスイーッと天壇まで移動する予定だったのですが、子供たちの「もう一度2階建てバスに乗りたい」という熱烈なリクエストに答えて、再び特2に乗車し、ホテル前まで戻ります。


アップ過ぎてわからないと思いますが、乗った2階建てバスです…(子供撮影)。

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崇文門-雍和宫桥东 バス 1元×2
雍和宫 25元・子供12元
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【6日目・現在の残金】1000元+7000円

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コメント

  1. senko より:

    はじめまして!二人の子持ちの兼業主婦です。中国語を2年前に独学で勉強しはじめました。
    私もお盆休みに3泊4日で北京に行ってきたところです。夫が北京の大学で研修中なので、彼に会うのと観光をかねて行きました。北京を思い出しながら、楽しく旅行記を読みました。
    うちの子供たちは私の実家でお留守番。Marieさんは子連れで行かれたのですね~。すごい!の一言につきます。しかも、しょっぱなからなかなかのハプニング。読んでいるだけで、手に汗握りましたよ。でも、子連れで行くと、また違った町や人の顔が見られそうですね。今度は子連れで行ってみたくなりました。
    私は一人で故宮→景山公園とまわりましたが、「子連れだったら、景山公園で十分だな」って思いました。長城のコースター、とっても楽しそうですね。
    続きも楽しみにしています。

    • Marie より:

      senkoさん
      コメントありがとうございます!お返事遅くなってごめんなさい!だんなさまが北京にいらっしゃるのですね。
      私も一度は子供にお留守番してもらったのですが、いろいろ考えると連れていった方が結局ラクみたいな状況で、毎回連れて行ってます^^;
      今回は初中国、子供が中国嫌いにならないかと不安でしたが、杞憂に終わったようです^^
      お子さんがある程度の年齢になっていれば、子連れも楽しいかもしれませんよ。中国の人は子供に優しいので。
      故宮は景山公園から見ても、混雑しているのがわかるくらいだったので、行ってたら大変なことになってたかもです。
      あと少しで終わり、と思ったら、なかなか続きが書けず、滞っております。冬になるまでには完成するでしょうか…^^; 気長に待っててください。