英文での職務経歴書の提出が必要になりそうだったので、さっそく作ってみることにしました。
(大昔に作ったときのデータがPCに残っていたのですが、見るに耐えないものだったので作り変えました。)
大変だったけど、作り上げたものを読んでると、自信がむくむく湧いてくるので、しょっちゅう読み返しています。書いてるフレーズを忘れないようにしなくては、なんて自分に言い訳しながら、何度も読んでる。
じっくり堀って掘って、自分ができることをきちんとまとめたものがあるって、なんだかすごく嬉しいし、誇らしくて、英文レジュメっていいなと感じています。
自分の好きなところ、自分のいいところを宣伝文句にした広告素材をつくるつもりで、英文レジュメを作ってみませんか?
見るのと書くのとは大違い
今の仕事では採用にも関わっているので、英文レジュメはネイティブ作成・日本人作成、ともに日常的に目にしているのですが、いざ自分のものを書こうとすると、なかなか悩ましいものです。
他の人のものを参考にしようと思っても、自分のアピールしたい経験やスキルって、なかなか他の人の文章の中に見つけることができないんですよね。
転職サイトでレジュメの書き方を学ぶ
「英文レジュメ」でネット検索すると、転職サイトの「書き方ページ」がたくさんヒットします。
さらには、職種ごとのサンプルテンプレートが無料でダウンロードできるサービスもあり、いたれりつくせりの感があります。
とはいえ、ここにも、「私自身のレジュメ」は転がってません。当たり前ですけど。
なので、自分で作っていきます。
回り道のようで、これが近道。
スキルの棚卸
日本語の職務経歴書を書いている人は多いと思うんですが、英文版作成のたたき台にするために、職務内容の詳細をガンガン足していきます。3枚になろうが4枚になろうが構いません。
自分の中にあるものを見ましょう。
自分が持ってないものは気にしてもしかたない。
特定の企業に提出するものではなく、まずは、とにかく全部盛りで基本形を作成。実際に応募するときに、取捨選択できるように、箇条書きで書き出していきます。
「英文レジュメの作り方」サイトによく書いてあるように、英文レジュメを作るときは、とにかく謙遜しない。
やったことある業務は思い出して全部書く。
充実していたこと、得意だと思うこと、ささいなことでもとにかく書く。
日本語だと「どうかな?書く必要ないかな?」と思うことでも、とりあえず書きましょう。
英語ならそれっぽく見えるかもしれない。いや、むしろそれっぽく見えるように。
ウソを書くと、のちほど「自己肯定感を爆上げする素材」にならないので、ウソは除きましょう。
内容はテンプレに頼りたくなると思うのですが、特定の職務に限って日本語検索すると、片手で数えられるくらいしか見つからないと思います。
少ないサンプル例からは、自分にピッタリのものが見つけられないので、思い切って英語サイトに行ってみましょう。
私が参考にしたこのサイトは、キーワード別におそろしいほどの文例が公開されています。
自分にぴったりの文章を探すために読み込むだけで、よい読解練習になりそうです。
Administrative & Clerical Resumes
なんでもあります。マクドナルドスタッフのレジュメとかあって、興味深くて読み込んでしまいました。
内容を充実させていく
ここからピックアップし、レジュメに並べていきます。
こうして、盛りだくさんの英文レジュメのたたき台ができあがります。
自分にフィットさせるため、ちょこちょこ改変していると思うので、できれば、ネイティブや英語の得意な人にチェックしてもらう方がいいです。
このたたき台を作っておけば、実際に提出が必要になった時に、時間をかけずに募集内容に合わせたレジュメを作れます。
箇条書きを取捨選択し、並べ替え、自分を売り込むためのツールとして作りこんでいきます。
読んでるとテンションが上がってくる
さらに、この英文レジュメを見ながら和文の職務経歴書をブラッシュアップすると、あら不思議、日本語の職務経歴書からも、そこはかとない自信がたちのぼってくるのです。
レジュメを作り上げて以来、私はこれをプリントアウトして、ダイニングの自分の席からいつも手に取れるところに置いていて、ちょくちょく目を通しています。
英語で書かれた自己紹介は、写真の貼られた日本の履歴書と違い、誰か別の人が書いたような、他人事っぽい雰囲気をたたえています。
そのせいか、ちょっと時間をおいて読むと、別の誰かから褒められてる気がします!
「あら、このひとなかなかすごいじゃない…あら、私のことじゃないですか!」
そんなこんなで、自己肯定感爆上げツールとしても役立つ英文レジュメ、いざ必要な時に慌てなくて済むように、何もないときに勉強を兼ねて作っておきましょうというお話でした!