Mi Band 3は、FitbitやGarminのような、アクティブトラッカーと言われるものです。
手首につけておくだけで、「歩数」「移動距離」「消費カロリー」「運動強度」「睡眠状態」など、活動記録を自動でとってくれます。
防水仕様(5ATM)なので、プールで泳ぐときも使えると公式サイトには書いてあります。
Xiaomi Mi Band 3 Smart Bracelet | GearBest
アマゾンでも買えますが、GearBestの方が安いので、リンク両方はっときますね。
備忘録も兼ねて、Mi Band 3でできることや、操作方法、アプリの設定などについて書いていきます。
タッチパネルで操作
0.78インチの有機ELディスプレイは、タッチパネルで操作可能です。
画面は常時点灯ではないのですが、腕を上げると点灯します。
縦のフリックで「①時計~②歩数~③心拍~④天気~⑤通知~⑥その他」の6つの画面の切り替えができます。
この画面の順序はアプリから変更することも可能です。
さらに、各画面で横フリックすると、詳細あるいは下位カテゴリが出てくるという、わかりやすい構成になっています。
ちなみに、デフォルトではメニューは中国語表示のみですが、AndroidではMi Bandageというアプリを使うことで英語表示に変更することができます。英語への対応は近日中にファームウェアのアップデートで実施されるようです。
時計モード
1の時計モードでは、日付と曜日、時間が表示されます。
ウォッチフェイスは現在3種類。
バッテリー残量が表示されるといいなあと思いますが、現在オプションで表示されるのは歩数のみです。
歩数モード
2の歩数画面(Steps/歩数)を横にフリックすると、「歩数~移動距離~消費カロリー~バッテリー残量」が表示されます。
過去記事で紹介したように、英語メニュー表示にすると、「Steps~Distance~Burned~Battery」となり、わかりやすいです。
公式アプリMi Fitでも使い方をナビゲートしてくれるのでわかりやすい。
心拍モード
3の心拍(Heart rate/心率)は、画面下部の丸い部分を長押しすると、心拍数が測れます。
スマート体重計に乗って足の裏で測る心拍数とはちょっと数値が違うのですが、あまり気にしてません。
天気モード
4の天気(weather/天気)では、今日と明日、その次の日の天気予報を見ることができます。
Today、Tomorrow、Fri(曜日)と、メニューは英語なのですが、お天気自体は中国語表示になっています。
晴、雨、雪は同じですが、「多云=曇り」がわかりにくいかもしれませんね。
通知モード
5の通知(notification/通知)は、アプリからの通知です。
スマホの通知画面に出るものは、基本的にこちらに表示されます。
1件の通知に対して3ページ分表示されるので、通知元アプリと、概略が把握できます。
保存は5件まで。5件を超えると古い方から消えていきます。
中華っぽいフォントですが、確認する分には問題ありません。
私はLINE、Gmail(ラベルで絞り込み)、Skype、Twitterの通知を表示させています。
どのアプリの通知を表示させるかは、Mi Fitアプリで選択することができます。
その他
6つめのその他(other/更多)では、左右にフリックすることで「ストップウォッチ~マナーモード~携帯を探す~ウォッチフェイス変更~端末情報」と表示が変わります。
ストップウォッチ画面では、ボタンを長押しすることで、時間の計測が可能です。使い勝手は正直あんまりよくないかな。キッチンなどでちょっと経過時間を計りたいときにはよいかもしれません。
マナーモード(silent)では、Mi Band 3から直接スマホをマナーモードにすることができます。
携帯を探す(Find Device)は、ボタンを長押しすることで、行方不明になったスマホから音を出してくれる機能です。
たまにスマホがどこに行ったかわからなくなることがあるので、これは嬉しい。
ウォッチフェイス変更(screen)。
今のところ、選べるのは3種類のみ。
多機能なスマートウォッチと比較すると、Mi Band 3単体でできることは限られています。アラームなど各種設定はスマホからでないとできません。
ですが、これまでのコンパクトなウェアラブルだと、活動量計としての機能がメインで、通知機能はほんのお気持ちほどでしたが、Mi Band 3はしっかり通知の内容まで知らせてくれるのが嬉しいところです。3000円台で買えるガジェットとしては、十二分なパフォーマンスではないでしょうか。
Mi Fitアプリでできること
Mi Fitアプリからこまかく設定することで、さらに便利に使えます。
接続は簡単。Mi Fitアプリは日本語に対応しているので、迷うことはありません。
画面の指示通りに、「バンド」を選んで…
バンドを近づけて「連携する」を選べば終わりです。簡単。
アプリ通知
Mi Band 3で通知内容を確認できるアプリは、Mi Fitアプリ内で選ぶことができます。
アプリ通知以外にも、いろいろできることがあります。
・電話着信通知はもちろんオンです。
スマホがカバンの奥底に入っていても、着信音量が最小になっていても、腕のバンドが震えて電話がかかっていることを教えてくれます。
・アラームが設定できます。
スヌーズ機能もオンにできるので、バンドのボタンを長押しして止めるまで繰り返し震えます。
通知と違って、長く震え続けるので、朝起きられない人にも効果があるのではないでしょうか。
・睡眠時間の記録が取れます。
Fitbitなどと比べると、計測内容がシンプルですが、入眠・起床時間、浅い眠りと深い眠りの割合などがわかります。
スマートバンドの睡眠トラッカーはかなり正確でびっくりします。夜中に寒くてエアコンの温度変えたりするんだけど、そういうのもきっちり記録されてるし、本読みながら寝落ちも、身動きしてないのに意識がある時間はちゃんと起きてると認識されてる。寝落ちした時間がわかるって不思議
— Marie (@marie__100) 2018年8月1日
・アクティビティ(走る・歩く・自転車ほか)の記録が取れます。
私のようにたいして運動が好きでない人にとっては、アクティビティのメニューはほとんど見ることがなさそうですが、試しに起動してみるとなかなかおもしろそうでした。
ウォーキングアクティビティをアプリ経由でスタートさせてみます。
時間と距離が表示されてます。
心拍計測をオンにすると、心拍数も表示されます。
こんな感じですね。
Mi Band 3
スマートバンドから一時停止もできます。ボタンを長押し。
やる気のないレポートですみません。一歩も動かないままアクティビティを終了させたら、「移動距離が短すぎるので保存しません」と言われました。すみません。
・心拍数の計測間隔を選択できます。
心拍計測を自動検出にしておくと、24時間測ってくれるんですが、その間隔を選ばせてくれます。
1分・10分・30分のいずれかを選べます。
また、睡眠アシスタントという項目もあり、これは寝ている間に測るのかなと思います。睡眠記録の精度が上がるそうです。
・ディスプレイに表示されるアイテムを選択できます。
縦フリックで選べるモード、例えば天気の表示は要らないや、と思えば、表示をオフにできます。
・座りすぎ通知をしてくれます。
1時間動かないでいると、バンドに「Time to move」と通知が来て、ブルブル震えます。
仕事中はついつい座りっぱなしになってしまうので、これはすごくいいです。
・アラームをセットできます。
目覚まし時計としても使えます。スヌーズをオンにすると、ボタンを長押しして止めるまで10分おきに震え続けますが、腕という距離感が心配ですね。知らないうちに止めてしまってそうです。
音でなくバイブなので、隣で寝ている人を起こさずにすむというメリットがあります。
いくら細かくデータをとれても、それを集約するアプリがダメだと台無しですが、Mi Fitは日本語化もされていて使いやすいです。Google Fitとの連携もできます。
それにしても、Mi Band 3自体がとても小さいので写真が撮りづらいです!!
もともとヘタなのに、さらにへなちょこな写真ばかりでイヤになります。
Mi Band 3のよさを台無しにするレビューになっていないといいのですが。
ジャンルはまったく違うのですが、Kindle端末を買ったことで英語の原書を読めるようになったこともあり、ガジェットが手元にあることで、できるようになることがあることを信じています。
今回アクティビティトラッカーというものを使い始めて、最初は睡眠記録くらいで十分、と思っていたのですが、早く歩けば「ジョギングに近い運動を○分」、ゆっくり歩けば「ウォーキングを○分」、消費カロリーはいくら、とデータを取ってくれるのを見ると、ちょっと負荷の高い運動をしてみようかなあと思い始めるから不思議なものです。
同様の機能を持つFitbitは1万円以上しますが、Mi Band 3は最安だと3000円台で買えてしまいます。
活動量計ってどんなものか気になっている方におすすめです。