留学・仕事をしていた頃はまだよかったけれど、現場から離れてしまうと語学はやっぱり錆びつきます。発音も悪くなるし、変換回路も鈍くなる。意外に退歩しないのはヒアリングだったりします。
そこでやっぱり大事なのが声に出して読むこと。
忙しくても毎日10分でも中国語を口にするのとしないのとでは、全然違います。
声を出す学習
段階としては、
1、音声教材のテキストを見ながら、一緒に読む。
→音の高低に差がある(自分の発声は音域が狭くてお手本は広い)ことに気づく。
2、字を見ずに数秒ずらしてお手本についていく(シャドウイング)。
これがけっこう難しい。内容も把握してないといけないし、ワンフレーズ完全に頭の中にメモリーしとかないといけない。けど、この作業が実践でかなり役に立ちます。
3、短い文章だったら覚えて、一日口ずさむ。
暗誦というのは一見ばかばかしく思えますがかなり効果のある学習法だと思います。リズムが体にしみこんで、試験の文法問題などは声に出して読めば正解にたどり着けたりすると、やっててよかった、とうれしくなります。
勉強法
・音声教材の最初にある「ニュース」など、比較的短めのもの
(慣れない頃は速度の遅いもの)を、内容をつかんだ上でまず
しっかり読み、発音練習。
・次に、教材と一緒に読む。リズムや音の高低を真似る。
ついていけるまで何度も。
・最初はテキストを見ながら、慣れたら字を見ずに、音声より
数秒遅れてついていく。内容を考えながら。
・たとえばこれをやった数日後にもう1度ヒアリングをしたら、
ちゃんと聞き取れるはず。