HSKのリスニング問題を解いてみた




HSK精解話頁題選。
HSKは、留学中に8級をとったので、帰国後は、「受けるなら高級」と思っていました。結局受験もそのための勉強もしていないのですが…
HSK(初・中等)の問題集は家に何冊かあり、記述問題をTECCの試験勉強対策に使っていました。
そういうわけで、ものすごく久しぶりに触れたHSKリスニングの問題。
(カセットテープの封がまだ切られていなかった…何年寝かせておいたんだろう)
思ったより読み上げ速度が遅くておどろきました。
ここ数年、ネットをはじめ手に入れられる音声教材が急増して、自然なスピードに触れることが多かったせいでしょうか。
中国ドラマをちゃんと腰を据えて見始めたのは2人目出産後なのですが、それもかなり影響していそうです。映画を見るのと全40回とかあるドラマにどっぷり浸かるのとでは、かなり違いがありそうですもんね。
上記テキストの最初の模擬試験では、50問中2問が不正解。その2問も自分では(惜しい!)と思える感じだったので、かなりの満足感を味わいました。いちばん最初の問題なので、ちょっと難易度が低めなのかもしれませんが…
で、感じたこと。
C.TESTのリスニングはやっぱり難しい~!
HSKのリスニングの最終問題は、長めの読み上げ文の後、内容について4~5つの設問に答えるというもの。
「この中で一番数が多いのはどれですか?」A/B/C/D…という形式の設問なら、あらかじめ内容も推測しやすいし、聞きそびれても全体の意味から選択肢をしぼることができる。
でも、C.TESTの方は記述式で、しかも穴埋め…。核心の部分を聞き逃したらもうアウト。
語彙力とかそういうことももちろん必要だけど、それ以前に3分間の読み上げを集中力をきらさずに聞き続けることをトレーニングしないとダメかも、と思いました。
それにしても、洗練されたHSKのリスニング問題を見ていると、どうもC.TESTの方に疑問を感じます。サンプル問題で穴埋めを要求されたのは、日常生活ではほぼ使わない医療・健康に関する5文字の語。答え(ドラッグしてください)→[粘性分泌物] えー、C.TESTは中国版TOEICじゃなかったの~?
コミュニケーション能力を測るのに、こんな単語いるんだろうか???
まあ、徐々に改善されていくんでしょうけど…(これが口癖になりつつあります)
そうはいっても、現状HSK高級が受けられそうにない身の私としては、C.TESTは力試しのツールとして(料金的にも)かなり魅力的。
難易度から言うと、HSK初・中等の听力問題はあまりトレーニングになりそうにないので、高級の听力問題と取り組んでみることにします。また押入れから封を切っていないカセットテープを掘り起こしてみよう~~♪

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コメント

  1. はるさめ3428 より:

    HSKのリスニング問題、私もそう思いました!
    実は最初にHSKを受けた時は、「早っ!絶対無理!」と降参してしまったんですよ。
    でも、その後ドラマ《射鵰英雄伝》に激ハマりし、40話のドラマを3回くらい繰り返して見たりと熱中していたら、いつのまにかHSKのリスニングに苦手意識が無くなっていました。
    やっぱり好きで熱中するのが一番の上達法ですよね。

  2. Marie より:

    >はるさめ3428さん
    そうですよね~!確かHSK受けた後日本でTECCを受けたときには、あまりのゆるいスピードに眠気が襲ったほどです。
    そんなに甘いものではなかった記憶があったので、
    今回するっと解けたのはとても嬉しかったです♪
    ひとつには、過去のHSK対策に使っていたのがあずき色の難易度最高といわれるテキストだったからかもしれませんけど…
    ニュース音声のディクテがくせになったら、他の教材のリスニングはものたりませんね♪(そんな大口叩けるほどの実力でもないのですが)