何を食べたかを記録し、どんな運動をどれだけしたかを記録することで、ひとは健康的になろうとします。
「そのときどんな気分だったか?」を記録して、メンタルヘルスの向上に役立てようというアプリ「Moodnotes」を使いはじめました。
Moodnotesの使い方
使い方は簡単です。
アプリを立ち上げると、「How are you?」という言葉と共に、顔のイラストが出てきます。
上にスワイプするとにっこり、下にスワイプするとへの字の表情に変わるので、今の気分にぴったりのレベルを選びます。
これだけでも記録できるのですが、画面下の「Add Detail」をタップして、今の気持ちを引き起こしたと思われる出来事を入力します。
ポジティブな感情リストの中から、今の気分にあったものを選びます。
日本語に対応していないのが残念ですが、英語の意味を調べながらでもすぐに入力できますよ。
いくつでも選べます。
パーセンテージを入力して、いまの気分をより正確に記録。
ネガティブな感情リストも、ポジティブの方と同じ33個あります。
いろいろやってみたところ、別に100%に合わせなくても適当な割合を入れても大丈夫そうです。
ポジティブな感情を記録すると、こんなメッセージが出てきます。
「Enrich Entry」をタップします。
自分や他人に対して、どのようにやさしい気持ちを示しましたか?
自分や他人にもっとやさしくなることで、どんないいことがありますか?
ネガティブな感情を記録すると出てくるメッセージは「考え方のクセをチェックしてみませんか?」
ものを考えるとき、よくないクセに陥ってしまいがちな私たち。
いつもハマってしまいがちな思考のクセに気づくことができれば、それを避けることで、自分の感じ方を変えることができる。
ハッピーな気持ちを、より深く味わえるように。
ネガティブな気持ちになったら、どうしてそういう気持ちになったのか、悪い方に悪い方に考えてしまうよくないクセができていないか、それを避けるためにはどうしたらいいか、考えるきっかけをくれる。
いいコンセプトのアプリだなと思います。
思い出した時に適当に入力していたのですが、朝起きたときとか夜寝る前とか仕事のお昼休みとか、定点観測してみるとよさそうだなと感じました。
イラッとしたり腹が立った時に「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ穴のような場所にしてもいいかもしれません。
使っていくとデータがグラフで表され、分析もできるようなので、しばらく使ってみたいと思います。