スマホで単語カードをつくる



2011年にiPod touchを初めて買って、語学に活用し始めたころは、とにかく単語帳アプリの素晴らしさに感動していました。PCで作った単語リストをモバイル端末に簡単に読み込んで、単語帳として使えるのがとても画期的でした。

2015年も4分の3が終わろうとする今、あらためて見てみると、アプリの機能はだいたい出揃った感があります。「こういう機能があるといいな」「ここがこうだともっといいな」というような要望がすべて叶えられるものはありませんが、いくつかのアプリを使い分けることで実現できます。

私が単語帳(フラッシュカード)アプリに求めるのは、
■データがインポート・エクスポートできること
まずこれが一番重要です。せっかくデータを作っても、特定のアプリでしか使えないのでは不便ですし、何よりそのアプリが開発終了してしまった時に全部パーになってしまうのは避けたいところです。
PCで作ったExcelデータをインポートできると謳われていても、iTunes経由でないとできなかったりするのも不便です。データのやりとりが別の端末と簡単にできるものが好ましいです。

↓無料のQuizletは、PCでもアプリでも使える上に、データのやりとりが簡単にでき、機能もとても充実しているので、初心者にはおすすめです。最近は、どんなアプリがよいか尋ねられたら、だいたいこれをお勧めしています。

Quizlet - Flashcards & Study Tools

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次に紹介するアプリ全てで、Quizletのデータをインポートすることができます。まずはQuizletの公式アプリに慣れて、もし物足りない部分があれば、Quizletに対応しているアプリを探すのがいいと思います。

↓これもおもしろいです。ゲーム性が強い機能が多くあるので、子供に使わせるのもよいかも(いいのか?)。

Flashcards [⁛]

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↓UIが好きなので、これも愛用しています。前回のバージョンアップから時間がたっていること、有料ということもあり、あまりおすすめできませんが、好きなフラッシュカードアプリ。

↓これは、特定のカードリストの中から、定期的に通知でクイズをしてくれる機能が気に入っていて、よく使っています。
飽きてすぐ使わなくなってしまいがちな単語アプリ。面倒くさくてしばらくアプリを開いていなくても、通知で「この単語の意味は?」とお知らせが来て、強制的に目に入れられるのはなかなかありがたい機能です。

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このところ英文雑誌を読んだり、英検の過去問を読んだりと、紙ベースでの勉強が多いので、辞書を引くことが多くなりました。
Kindleならば知らない単語をタップするだけで辞書が引けて単語帳もできてしまうのですが、たまにはせっせと辞書を引いたり意味をメモしたりする作業も新鮮です。

知らない単語がたくさん出てくるので、エクセルで単語帳を作ろうかなとも思いましたが、作るだけで満足してためこんでしまうのももったいないので、小さな単語セットをアプリから直接作ることにしました。

今回は上で紹介したプッシュ単語帳を使います。

ポイントは、音声入力を使うこと。手入力よりも早いし、発音を覚えているかどうかを確認できます。
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よかった、ちゃんと正しく入力できました。
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プッシュ単語帳の場合は、ボタン一つで自動翻訳してくれるので、日本語訳の入力は不要。
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動詞はちょっと変な感じになっちゃいますけど、そのままでも大丈夫。なぜかというと、
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下から上にスワイプして、ぐいっとひっぱりだすと、
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オンライン辞書での検索結果が見れるんです。引っ張り出すオンライン辞書は好きなものを登録できます。用例も見ることができるので、単語カードにありがちな、「1対1の訳だけ覚えて文章の中での使い方がわからない」みたいなデメリットも解消できます。
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TTS(機械音声での読み上げ)やオンライン辞書の設定など、多言語に対応しているので、英語以外の外国語の学習にも便利です。

ひとつのカードセットの単語数を10~20個にしておいて、夕方から夜にかけて頻繁に通知してもらう設定にしています。長期記憶に結びつく語彙が少しでも増えるといいなと思ってやってます。

このアプリ、残念なのがただひとつ、データのエクスポートができない…。
そんなわけで、短期決戦で覚えてしまいたい語彙のカードセットのみこのアプリ上で作成しています。

音声入力はアプリに依存しない機能なので、iOSでもAndroidでも、環境が整っていればPCでもできるので、ぜひ一度お試しください。中国語は結構難しいですよー。

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