職場が変わって、外国語を使う頻度が大きく変わりました。
割合としては、英語5、日本語3、中国語2くらい。読み書きもしゃべるのも同じくらい機会があります。
しばらく語学関係ない事務職をしていたので、英語はさびつきまくっています。
読み書きはまだしも、言いたいことがぜんぜん口から出てこなくて、へこんでばかりの日々です。
スムーズに会話できるようになるためのトレーニング教材として、今話題の『英語のハノン』を買ってみました。
もうじき中級編も出ます。
カランメソッド的なトレーニング
以前オンライン英会話のレッスンでカランメソッドを取り入れたことがあります。
こんな感じの反復型トレーニングだろうということで、購入を決めました。
カランメソッドは、知識としては頭の中にある文法を体になじませるのにいい方法だなと思います。イギリス英語も好きでした。飽きるし楽しさがないのでこればっかりやるのはしんどいけど。
長崎玄弥の96型練習とも共通点がありますね。
文法をおろそかにせず、会話の瞬発力をつけるにはとても良い方法だと思います。
横山雅彦/中村佐知子『英語のハノン 初級 ―スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル』内容見本https://t.co/gnm3vftA1x pic.twitter.com/gWBk0LtvMP
— 筑摩書房 (@chikumashobo) April 23, 2021
ゆっくりとナチュラルの2タイプ音源
音声はWEBサイトからダウンロード可能です。音声を試しに聞いてみて、合う合わないを試すのもいいと思います。
ゆっくりとナチュラルスピードの2種類の音源が用意されているので、最初はゆっくり、慣れたらナチュラルで、という使い方ができます。
これはいわば算数の九九のような、型を覚えるための反復トレーニングなんですけど、「自分が今どんな意味の文を発しているのか」をきちんと自覚しながらやらないと効果が減っちゃうなと感じました。
人と比べてもしかたない
これまでの職場では、わりと「英語ができるほう」の人でした。
加えて中国語もできるので、TOEIC900以上とってる割には英語が思うように話せないことも、英語以外の付加価値でカバーできていた気がします。
ところが今回はそういうわけにはいきませんでした。英語が話せて当たり前の環境なので、自分の話せなさが際立ちます。
一緒にはたらくひとたちは「そのうちすぐに慣れる」と見守ってくれてますが、外部の人の場合は呆れた視線が刺さってくるのを感じることもあります。
若さが「足りなさ」の免罪符になることもありますが、自分にはもうその切り札もありません。
スキルが足りないのなら、上げていくほかありません。場所を与えてもらった以上、そこできちんと役割が果たせるよう最善を尽くすのみです。
…なにやら悲痛な文章になってしまいましたが、何をどう改善すればいいかがわかっているので、悲観的にはなっていません。英語以外のところではこれまでの経験を役立ててラクにできる部分もあるので、歳と経験を重ねるのも悪くはないなと感じるところも多いです。
というわけで、『英語のハノン』、淡々と毎日続けていきたいと思います。
https://twitter.com/marie__100/status/1487008958275796992