Freckles by Cecelia Ahern 読み終えました



セシリア・アハーンの新作小説、Frecklesを読み終えました。

最初から最後までやきもきさせられましたが、よい読後感なのでおすすめです。
私はアイルランド作家の書く、重めの環境でもがきながら、小さな希望をつかんでいく話が好きみたいです。

しんどい過去と現在

主人公のアレグラ・バードは、アイルランドの小さな島で生まれ育ちました。
そばかすの多い肌は父親譲り。生まれてすぐに家を出た母親についての記憶はありません。

憧れていた警察官の職は得られず、島を出てダブリンで駐車場警備員として働くアレグラの前に、駐車料金を踏み倒し続ける男があらわれ、見下した態度でこう言います。

“you are the average of the five people you spend the most time with”

その言葉にとらえられてしまったアレグラは、自分にとっての「5人」を見つけようとし始めます。あこがれる、尊敬できる5人。自分によい影響を与えてくれる5人。

アレグラのあとさき考えない言動に、読んでいるこちらはハラハラもどかしさを感じます。自分の中にあるアレグラと似たような思いや経験が呼び起こされ、いたたまれない気持ちになってしまいます。

都会でも、地元に帰っても、我が家ですら、孤独でしかたなく、短い期間にアンラッキーなことが重なって、打ちのめされてしまうアレグラ。

そういうときにこそつながっていてくれる人がいることの幸せを、しみじみと感じさせてくれる作品でした。

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セシリア・アハーンの作品は、映画化されているこちらもお気に入りです。Frecklesよりもっともどかしい思いをしますが。

Apple TV+で配信中のRoarも気になってます。原作を読んでみようかな。