南アフリカ・ポートエリザベスの旅②

ポートエリザベスふつかめ。

本日はクルーズ主催会社のオプショナルツアーに参加し、アドゥ・エレファント国立公園を見学する予定ですが、その前に、皆と付近をぶらぶら散策します。

港の周辺もひとけがなくちょっと不安になる雰囲気ですが、空間が開けていて死角があまりないので、そこまで危ない感じはしません。

The Campanile(時計塔)

港からもよく見える、鐘楼です。
1820年の入植者の上陸を記念して建てられ1922年に完成、ポートエリザベスのランドマーク。時計の時刻はぜんぜんあってない。

観光地として整備され、登れるようですが今回はパス。

ハーバーボードビルディング

港湾管理局として使われていた建物。
礎石には1904年と書かれてます。1998年に修復されたようで、Wikiにある2015年撮影の外観はとてもきれいなのですが。
現在はファサードの鉄柵の装飾も朽ちてしまい、もう廃墟といってもいいような状態。海の近くだから傷みが早いのかな。

アールヌーボー的な。

旧郵便局

このあたりは同様の古い建物がたくさんあって雰囲気のある街並みです。

ただ、廃墟感が強く、ひとけもないので、気分はイマイチ上がりません…。

ポートエリザベス市庁舎

広場と市庁舎。

図書館

営業時間内であれば中に入れるようなのですが、朝だからか閉まっていて残念。

天気のせいか、もともとの雰囲気か、欝々とした空気がただよっています。
打ち捨てられたゴーストタウン、もしくは石像が怒りの表情を浮かべて動き出すホラー映画…。

ドンキン卿のピラミッドと灯台

教会がわんさかあるエリアを抜けて、繁華街でバス停もたくさんあるけどあまり空気のよくない通りに入りました。続いて、あきらかに空気感が違う、足を踏み込んではいけないオーラを放つ公園に同行者がすたすた入って行くのに怯みました。スマホも出せなかったので写真ゼロ。

男性陣は男性だからなのかあるいは個人の資質なのか、のんきというか危険予知力が低いというか、一緒に歩いていてかなりこわかったです。用心棒代わりに男性と歩くのもいいかと思ったけど、これでは逆に危険だわと感じた瞬間でした。同行者がジェイソン・ステイサムならともかく、危機管理しながらひとりで歩く方がリスクは低そう。あーあ、こんなふうにのんきに歩けるってうらやましい。男の着ぐるみ着て旅したい。

灯台のところにいた警備員さんが私たちのところに寄って来て、「絶対あんなとこ通っちゃダメ!!」って言うのを聞いて、だよねー私も止めたんだよーってうなずきました。

ポートエリザベスの地名の由来にもなった、ドンキン卿の奥さんエリザベスの死を記念して建てられたピラミッド。と、灯台。その向こうに海。乗ってきた船も見えます。

ネルソン・マンデラもいる、全人種参加選挙記念碑。

この写真の奥に小さく写ってるドンキンハウスを見に行きたかったのですが、時間が足りず残念。

ちょっと緊張感のある路地のATM(?)に、びっくりするくらいたくさんの人が行列を作っていた光景が印象に残っています。あれはなんだったんだろう。

歴史的な建造物がたくさんあるんだから観光資源として活用すればいいのに、と無責任な観光客であるところの私はつい思ってしまうのですが、地元の人たちにとってこのエリアはいったいどういう感情を想起させる存在なんだろう、街には新しいきれいな建物が並ぶエリアもあるのにどうしてここはこんな廃墟感いっぱいなんだろう、と考える半日でした。

アドゥ・エレファント国立公園

さて、ツアーです。
バスに乗って象の保護区へ。

たくさんの象や動物がゆったり暮らしている様子を見れてよかった。

おみやげいろいろ

国立公園で買ったTシャツが今もお気に入り。
船内で同じの着てる人もいなくてよかった。
中央下のピアスは旅行中になくしちゃった(涙)

ペリペリソースは夫へのおみやげ。ビールは洋上で私の胃袋へ。

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