久々のシンガポールの旅です。
前回は2019年、母子3人旅でした。
ブログに残してました、なつかしい。
当時身長140センチ台だった息子は、今や大学生。30センチ以上大きくなったうえに金髪ボーイです。

今回はクルーズ船の寄港で半日の滞在です。
バクテー食べられれば満足!とあまりプランを練らずに出発しました。
入国前にオンライン申請
シンガポール入国にあたっては、「SGアライバルカード」をオンラインで提出する必要があります。すべての入国者が対象で、シンガポール到着3日前から提出できます。
これまで使われていた紙の入国カードは廃止されているそう。
Singapore Arrival Card (SGAC) and Electronic Pass (e-Pass) Enquiry Portal
右上の言語選択で日本語を選べば、項目が日本語で表示されるのでそれほど問題ありません。
マーライオン
前回訪問時は、工事中でマーライオンを見ることができなかったので、今回は上陸後いちばんはじめに見に行こうと決めていました。
クルーズターミナル。
ハーバーフロントから地下鉄に乗ります。
地下鉄はVISAのタッチ決済で乗れます。便利。
チャイナタウンで乗り換え、マリーナベイサンズ最寄りのダウンタウンで降ります。
見えた! が、遠い!
夜になる前に行きたいところぜんぶ回りたいので、とりあえずは遠くから見るだけで満足。
地図で見ると近そうですが、歩くと結構あるのです。暑いし。
続いてのカトンにはバスで向かいます。
ドリアン持ち込み禁止。
196の二階建てバス、二階の最前列ゲット!
そして車窓からマーライオンとマリーナベイ・サンズをいい感じに撮影できました。やった!
カトン
シンガポールチキンライス
カトンのお目当ては、カトンショッピングセンターのホーカーズでシンガポールチキンライス(海南鶏飯)を食べること。
ここここ。
予想通り、クレジットカードは使えなかったので、ショッピングセンター内のATMで2万円分引き出しました。
ATMでの現地通貨引き出しは便利ですが、最低引き出し額が設定されているので、短時間滞在の場合はちょっと不便。2万円分のシンガポールドル、がんばって使い切ります。
いざ!
加東と書いてカトンなのね。
まだ午前11時すぎなのにお客さんでいっぱいです。
テイクアウトの注文も山ほど入っているみたい。
自分の番号を呼ばれたら取りに行くシステムですが、外国人だからか、お店の人が持ってきてくれました。
チキンはホワイトとブラウンの二種類があります。
ホワイトは蒸し(ゆで?)、ブラウンは揚げ。
揚げ鶏の方を注文しました。
皮は香ばしく、身はしっとり。スープで炊いたごはんも美味です。
あっという間に平らげました。
一見なんということのないスープが激辛で泣きましたが。
さて、続いては、カトンいちの映えスポット、プラナカンハウスがある通りに向かいます。
プラナカンハウス
おしゃれな通りです。西洋人がたむろしてるバーも多い。
このFive-foot Wayと呼ばれるアーケードが大好き。
2階部分がせり出していて、1階部分は公共廊下になっています。
ウインドウショッピングも楽しい。
有名な、クーンセーンロード沿いのパステルカラーのおうちです。
かわいいけど、現実味がなくてなんだか映画の書き割りみたい。
ところどころ工事中なのか覆いがかけられてました。
かわいいピアスを買おうか迷いましたが、まだ旅は長いので、がまんがまん。
ブギス行きのバスをバス停で待っていたら、同じようにバス待ちのおばあちゃんと孫娘が犬を飼うことについて議論を重ねていました。おばあちゃんは延々と犬を飼っちゃいけない理由を語りつづけてて可笑しかった。
車窓から見たマラバール・モスク。
ブギス
2019年に訪れた際、ブギスにあるホテルに泊まったので、なつかしく、街並みの記憶もあるエリアです。
ブギスストリートのごちゃごちゃしたマーケットで、タイパンツと黒Tシャツをあわせて10シンガポールドルで購入。衣類をあんまり持ってきていないので、現地調達です。
ネイルサロンに入ろうかとずいぶん悩みましたが、時間がもったいないのであきらめました。
モール内のスタバで、チャイニーズニューイヤーの花火が描かれたタンブラーを買いました。
気に入って船内ではもちろん、いまは職場でも使ってます。
ミスターココナッツというドリンクスタンドで、ココナツ×抹茶ドリンクを買ってひと休み。
アラブストリートに移動。
シンガポール最大最古のイスラム教寺院、サルタンモスクです。
モスク付近のお土産屋でイランの七宝焼、ミナカリのお皿を2枚購入。
銅のお皿にハンドペイントで細かい模様が描いてあって、とってもきれい。
このお皿を買ったお店の店主は日本に住んだことがあるとのことで、日本語で話しかけてきてくれました。暑くてへばってたところ、ちょうどよかったので店内でまったり。
日本語と英語のちゃんぽんで長話をして楽しかった。
九州の焼酎の話をイラン人としながら買い物する不思議な時間を過ごしました。
ワンピース?も。
超大判のスカーフのような生地を半分に折ったところに穴が開いてて、そこに頭を入れてかぶるだけ。膝下丈のロングワンピース?ドレス?になります。
腰のところにヒモが通してあってウエストマークできてスタイルがよく見える。よく考えてあるなあ。
とってもラクなので、船内でよく着てましたが、仕事のオンラインミーティングにこれ着て出たらドン引きされました。
うろついていたらいつまでも何か買い続けてしまいそうなので、バスで次の目的地、ティオンバルに向かいます。
郵便局でハガキを投函
めざすは、バス停からほど近い郵便局。
Googleマップのおかげで行きたい場所にちゃんと行ける。
切手を買いました。0.85ドル。
ゴミ箱だと思い込み、何度目の前を通ってもポストだとわからなかったポスト。
自分宛のハガキを投函し終えたら、このまま歩いてティオンバルの歴史的な公団住宅を見に行きまーす。
こちらは比較的最近に建てられた高層住宅。
ティオンバル
ティオンバル(Tiong Bahru)という言葉の意味は、「新しい墓地」。
かつては墓地であったところが、今のような住宅地となったのはおよそ100年前からだそう。シンガポールに現存する最古の団地です。
バス停から近い、ティオンバルフラット。
こういう、なんてことのない普段の暮らしが垣間見えそうな通りを歩くのが好きです。
コミュニティセンター。
流線形がうつくしいSITフラット。築80年〜とは思えないスタイリッシュな造形。
暮らしを感じるたいへんよい路地です。
Moh aguan Terrace。戦時中、地下には防空壕がつくられたとか。
植栽もすてき。
ウォールアート。
風通しがよさそうな空間づくり。
「Heritage」の看板を追いかけながらの散策、とても楽しいのですが、時間がない。17時です。
帰船リミットまでにおいしいものを食べなければ。
バクテー
ティオンバルに来たらここに来ようと決めていたバクテー屋さん。
(マーケットも気になったけど、時間がなかった!)
メニュー。
バクテー(肉骨茶)とは、骨付きの豚肉をにんにくと香辛料で煮込んだローカルフードです。
こしょうが効いていてすごくおいしいのです!
特肉骨茶と油条を注文します。
油条をスープにひたしながら食べます。
パリッパリに香ばしく揚がった油条がめちゃくちゃおいしい。
フロアのお姉さんがとてもやさしくて、食べ方知ってるかどうかちらちらずっと気にしてくれて、写真も撮ってくれました。スープは足りなくなったら無料でつぎ足してくれるのです。
油条は食べきれなかったのですが残していくにはあまりにも惜しく、テイクアウトしました。
スーパー
さて、手元のシンガポールドルをスーパーで使い切るため、必死で暗算しながら商品棚を見て歩きます。
レジに運んで精算してもらうと、案の定計算ミスで予算オーバー。
レジのお姉さんが商品を引いたり足したり親切にしてくれてありがたかった。
タイガービール6本、シリアルバー一箱、ナッツ3種、ざくろふたつ。
船内の酒盛りアイテムです。
再度チキンライス
大満足で観光を終え、バスでクルーズターミナル最寄りのハーバーフロントセンターに戻ります。
まだ少し時間があったので、ビボシティのフードコートに立ち寄り、またもシンガポールチキンライスをテイクアウト。美味しいものを入手するのに余念がない。
最後の最後、港のセブンイレブンでは、手持ちの現金1.2ドルで買えるものを探し、無事グリーンピーをゲットしました。
やり遂げて、帰船の途につきます。
出港まで、船の14階デッキで夜景を堪能。
船旅のすばらしいのは、海から見える景色をたっぷり楽しめるところです。
こどものころ、「がんばれタグボートくん」っていう本を読んだ記憶があるんだけど、検索しても存在しないみたい。似たようなタイトルは見つかるものの。
何が言いたいかっていうと、今回の船旅で、タグボートくんが大好きになりました。
部屋に帰ってシャワーを浴びて、ついでにお洗濯。
同室のみんなでチキンライスとざくろを分け分け一緒に食べました。
12時間もない短い寄港でしたが、案外盛りだくさんに楽しめるものだなと大満足の一日でした!