頼りにしきっているGoogle関連アプリ。
容量が無料の15GBでは足りなくなり、Google Oneの100GBプラン(月額290円)に課金しています。
しかし、アップロードしているデータ量がとうとう80GBを超えてしまい、容量不足のアラートが出るようになってしまいました。
いよいよ重い腰を上げ、Googleフォトに保存している画像や動画のバックアップを取り、アプリ内のデータを整理しなければならない日がやってきたようです…。
バックアップ自体は難しくないのですが、日時情報が画像データとは別のファイルとして出力されてしまいました。
こんな感じ。
日時情報が入っているらしいJSONファイルを捨ててしまってもいいかなあとも思ったのですが、調べてみると、バラバラになった撮影日情報をがっちゃんこできるツールを公開している方がいらしたので、使ってみました。
結果、うまくいきました!先達たちの解説とは少し違うところもあったので、覚えているうちに備忘録がてらまとめておきます。
用意するもの
・GooglePhotosTakeoutHelper
・ダウンロードするデータ分の空きがあるパソコン
・外付けSSD
外付けSSDに保存したのでは、GooglePhotosTakeoutHelperが動かなかったです。
パソコンのバックアップも兼ねて、外付けSSDにデータを移すのもいいかも。
外付けSSDはこれを使っています。
かなり前にかった500GBのものもこわれず使えてるので、価格が手ごろになった2TBのを追加購入。
Googleフォトのバックアップデータをダウンロードする
Googleフォトをパソコンのブラウザで開き、右側の歯車アイコンをクリックします。
設定画面の「データのエクスポート」→「データのアーカイブをバックアップする」と進みます。
または直接、Google Takeoutにアクセス。
Googleフォト以外のデータも選択できますが、とりあえずチェックボタンをいったん全部外し、フォトだけを選択して次に進みます。
エクスポートの詳細を聞かれるので、選択していきます。
エクスポート先は、ダウンロードリンクをメールで送信。
頻度は、1回エクスポートにしました。
ファイルの形式はZip形式、ファイルサイズは最大の50GBを選びました。
ストレージ管理画面では、フォトに使っているのは80GBくらいだったのですが、エクスポートデータはなんと倍以上に増えています。
ファイルはぜんぶで5つのZipファイルに分割されてダウンロードリンクが作られました。
地道にダウンロードします。
すべてのファイルをダウンロードしたら、Zipファイルを解凍します。
「Takeout」というフォルダをわかりやすい場所に作り、解凍した複数のファイルの中にある「Takeout」フォルダの中身をまとめていきます。
データ数が少なければ、問題ないのかもしれませんが、私がダウンロードしたファイルは、「Takeout」フォルダの中にまた「Takeout」が入っているという入れ子状態になっていて、ツール使用時にエラーが発生。
エラーの原因は、指定したフォルダの中に複数の「Takeout」フォルダがあったから。
同名のフォルダが存在しないよう、階層が深いほうの「Takeout」フォルダの中身を新たな「Takeout」フォルダに集めていくと、うまくいきました。
GooglePhotosTakeoutHelperを走らせる
GooglePhotosTakeoutHelperというツールをダウンロードします。
ダウンロードしたgpth-windozaというexeファイルをダブルクリックすると、黒いウインドウが開き、英語で指示が表示されるので、そのまま言われるとおりに進めていきます。
私はWindowsですが、Mac用もあります。
Outputフォルダを作り、Enterキーを押す。
年だけのフォルダで分けるか、年月で分けるか、などの指定をしていきます。
アルバムフォルダは①の複製を選びました。
指示通りに進めると、作業が始まるので、じっと待ちます。
途中、フリーズしてしまったように見える時間がありますが、待っていたら終了表示と、気に入ったら寄附してね、のお願いが出てくるので、それまで辛抱です。
最終的には、Outputフォルダ内の「ALL PHOTO」というフォルダに日時情報が元に戻されたファイルとすべての画像動画データが格納されています。
いるんだと思います。いると信じてる。
ツールが走る途中で、日時データが存在しないからとスキップされた動画データも、ちゃんとOutputフォルダに入ってきてるようです。
「ALL PHOTO」の中は、こんな感じで、年月にフォルダ分けされてきれいに格納されてます。
やったー。
フォトアプリ内のデータを整理する
バックアップデータを確保したので、次はクラウド上の画像動画データを削除していかねばなりません。
長期旅行中のデータだけで30GBはあるかもしれません。
いろんなひととAirDropやQuickShareで画像共有をたくさんしたので、自分が撮ったものもそうでないものも混在してます。
昔の子供たちが写っている画像や動画は、たとえどんなひどいクオリティのものでも、今となっては消しがたく。
最近のものから不要なデータを選び、削除していこうと思います。
容量増量はきりがない
今回学んだこと。
安易に容量を増やせば増やすほど、保存データは増殖していきます。
膨大な数の画像ファイルを前に、こまめに不要なデータを削除するべきだったと後悔しています。