これまで上海といえば、仕事関連の訪中なら虹橋空港の近くか、人民広場や静安寺あたりにしか泊まったことがありませんでしたが、今回は豫園地下鉄駅のすぐそばに宿をとりました。
マリオット系列で、きれいでお部屋も広いです。
地下鉄駅を出てすぐという交通の便のよさに加え、豫園も歩いてすぐなので、中国ならではのごちゃごちゃした小路の楽しさも味わえました。
市内から上海ディズニーまで
さて、豫園から上海ディズニーまでのアクセスです。もちろん最安の地下鉄を利用します。豫園駅は10号線なので、まずは交通大学まで乗って、そこから11号線に乗り換えます。
乗り換え案内は百度地図を利用。
約1時間かかるようです。でも乗車賃6元。めっちゃ安いです。
開園時間は9時なので、1時間前には到着できるよう、7時に宿を出発しました。
交通大学駅で11号線に乗り換えます。
交通大学駅からディズニー方向の地下鉄は、三林・罗山路までしか行かない便があるので、行き先が迪士尼であることを確認してから乗りましょう。
私は間違えて三林行きに乗ろうとしたところ、1個5元でミニーのカチューシャを売っているおばちゃんに「これはディズニーに行かないよ」と教えてもらいました。カチューシャは買いませんでしたが、着いてみたらたくさん持ってるひとがいました。
地下鉄駅から入口まで
迪士尼站から入口までは、人波に流されつつ、迷うことなくたどり着けました。8時到着時点で、もうすごい人です。ひたすら並んでじりじりと前に進みます。
入場までの流れとしては、チケット発行→安全検査→入場と、3つゲートをくぐらなければなりません。
最初のチケット発行ゲートでは、パスポートの提示が必要です。名前を確認され、紙のチケットが発行されます。
2番目の安全検査では、カバンの中を容赦なく探られ、お菓子は没収されます。こわそうなおばちゃん検査員を避けるのが無難です。飲みかけのお水のペットボトルはそのまま持ち込めました。トイレに冷たい飲用水が出るところがあるので、ペットボトルを持っていれば、お水には困りません。園内でお水を買うと10元。
最後の入場ゲートで、カメラで顔が撮影され、チケットと顔写真が紐づけられます。
ファストパスは、チケットの持ち主以外の人が使うことができないので、誰がどのチケットかをしっかり把握しておく必要があります。(グループ内であっても、ファストパスを譲りあって使うことはできないようです)
チケットをアプリにひもづける
チケットをアプリにひもづけると、アプリ内でファストパスが取れるようになります。
アカウントの登録は日本であらかじめ完了しておくとよいです。
ネット環境が必要になりますが、これがあると格段にスムーズに回れるので、準備をおすすめします!Googleなどが中国国内でも使えるSIMカードの入手方法はこちらから!
まずはチケットの裏のQRコードをアプリで読み取ります。
難しい場合はチケット番号を入力してもオッケーです。19桁と22桁の2パターンがあるようです。
1アカウントで5名分のチケットをひもづけることができます。
チケットごとに、名前をつけて保存できるので、管理もラクラクです。
QRコード読み取り→名前をつけて保存、を繰り返して、メンバー全員のチケットをアプリ内に保存します。
ファストパスを入手
チケットひもづけが完了したら、さっそくファストパスを取っていきます。
チケットをひもづけたら、アプリの「获取快速通行证」で、入手可能なファストパスの一覧を見ることができます。
急いでいてキャプチャを撮り忘れました!残念!
開園間もない9時過ぎの時点で、ソアリンは夕方の回〜になっていました。
複数枚のチケットを紐づけている場合は、誰が使用するかをチェックボタンで選択することができます。
グループの中で、ファストパスを取る人と取らない人がいても大丈夫。
アプリでファストパスを入手して、紙のチケットで入場することも可能です。後ほど解説します!
プレミアアクセスを入手
有料ファストパス、プレミアアクセスもアプリ内で購入できます。
左側のプレミアアクセスボタンから進むと、このような一覧を見ることができます。
この一覧はチケットを持ってなくても見れるので、アプリをインストールしてチェックしてみてください!
7つのアトラクションのセット券と、個別のチケットがあるので、好きな方を選びます。
私が訪れた日は、個別チケットは1枚50元でしたが、今日は1枚80元になっていますね。
私は今回、ソアリンとトロンのプレミアアクセスを購入しました。トロンの方は午後過ぎてもまだ購入できる状態でしたが、ソアリンは急いだ方がいいかも。
こんな表示(一番下のソアリン)が出ていたら、販売終了です。
買いたいアトラクションを選択して、誰のチケットにひもづけるかチェックボタンで選択したら、クレジットカードでの支払い手続きをします。支払い手順は、チケット購入と同じ順序なので、こちらの記事を参考にしてみてください。
購入完了したら、こんな画面が出てきます。
ファストパスの使い方
無料のファストパスの場合は、1時間の使用期限があるので、その間に使わないと無効になってしまいます。
9時過ぎに入手したロアリング・ラピッドの指定時間は、11:05~12:05でした。
指定時間になったら、アトラクション入口左側の「快速通行专路」(だったかな?)の方に進み、キャストに声をかけると、チェックインリーダーにQRコードを読み込ませるよう指示されます。
ポストの口のようなリーダーにスマホを突っ込んで、アプリのファストパスに表示されるQRコードを読み取らせるシステムです。
複数のコードがある場合は、左右にスワイプして表示させます。
入口で一回、中に進んでもう一度コードリーダーに通さなければいけません。
分かれてファストパスを使う場合
スマホを持っている人が残る場合は、紙のチケットをコードリーダーに通せば大丈夫です。
おそらく2ヶ所とも紙のチケットで問題ないと思いますが、私たちの場合は、入口でアプリのコードを読ませ、中の2度目のリーダーを紙チケットで通りました。子供たちだけで入場しましたが、無問題でした。
アプリが手放せません
とにかくアプリが便利です。
トイレの場所もすぐにわかるし、待ち時間も随時更新されるので、プランが立てやすい。
紙のチケットを出したりしまったりしなくてすむので、チケットをなくすリスクも軽減されます。
アプリを最大限に活用するためにも、ネット環境とモバイルバッテリーの準備をおすすめします!
モバイルバッテリーは2個準備していきましたー。
こっちは何度も紹介している、Wi-Fiルーター兼用バッテリーです。