沈大成の短編集、《迷路员》を読み終えました。
豆瓣2021年読書ランキングに入っていたのを見てすぐに読み始めました。
微信读书で読めます。
豆瓣2021年読書ランキング(豆瓣2021年度读书榜单)が発表されました。
毎年、読む本を選ぶときの参考にしています。
読んだ本...
遅ればせながら微信读书を使ってみました。
Kindle Paperwhiteで一元化したくて、他の電子書籍アプリは多看くらいしか日常的...
ちょっと奇妙な短編集
ふとした拍子に、主人公が現実から迷いだし、奇妙なできごとに遭遇します。
ふしぎなことが起きているんだけど、登場人物も読んでいる私も、なんとなく受け入れてしまう。
川上弘美とか栗田有起とか、ちょっと雰囲気が似ているかも。
抑制がきいている文章、人物の名前があいまいなところは、村上春樹っぽいです。村上春樹らしさというのは、著者本人もどこかで言及していたような気がします。
どんなお話かというのは、短い言葉で説明するとおもしろさが伝わらなさそうです。
冒頭の短編、《知道宇宙奥义的人》は、その感覚、私自身もいつかどこかで経験したことがあるような気がしました。
いちばん好きだったのは、《陆地鲸落》でしょうか。
さびれた町の宿の感じとか、古い百貨店のある街並みとか、こちらも既視感がありました。最後の終わり方もすごくよかった。
次は中編や長編を読んでみたいです。
BTW,
Apple中国の春節お祝い動画がすごい。
豆瓣の新刊情報だかレコメンド欄だかに出ていた、1月に出たばかりの《晚婚》という小説を読み終わりました。
著者の辽京は80后で北京人。北...
慢三の《尾气》を読み終えました。
北京という大都市で奮闘する人たちの悲哀に満ちたミステリーです。
10月末のある夕方、通...