中国語書籍読み・聞き放題の微信読書アプリ、愛用しています。
ずいぶん前に紹介記事を書きましたが、情報が古くなったので、あらためて書き直してみます。
微信(WeChat)登録
まずは微信(WeChat)に登録が必要です。
WeChatアプリ経由で本人確認をし、微信読書にログインします。
微信(WeChat)を使っている人は、WeChat内のミニプログラム機能を使っても微信読書を利用できます。
検索窓に「微信读书」と入力すれば、見つかります。
初回は無料
はじめてのログイン時には「无限卡(読み放題・聞き放題カード)」が与えられます。
20日だったと思いますが、今は変わっているかもしれません。
初回以外でも、久しぶりのログイン時に5~31日間の无限卡がもらえることがあります。
本来は有料会員になることで読み放題・聞き放題となるのですが、アプリを利用した時間によって无限卡がプレゼントされるので、実質無料のまま読み放題・聞き放題で利用できます。
有料で取得した无限卡はさらに特典があるようですが、今のところこの無料无限卡だけで困っていません。
无限卡の入手方法
読書時間に応じて
いちばんお手軽な入手方法は、「本を読む」ことです。
アプリで読書した時間に応じて、无限卡がプレゼントされます。
1週間のあいだに、最大4日ぶんの无限卡がもらえます。
・1時間:无限卡1日ぶん
・3時間:无限卡1日ぶん
・5時間:无限卡1日ぶん
ただし、自分で「受け取る」ボタンを押さなければもらえません。
毎週月曜にデータが更新され、累積時間がクリアされるので、日曜日に忘れず「领取」ボタンを押して无限卡をもらいましょう。
場所は、
マイページ(我)→读书排行榜→时长兑福利
时长兑福利に赤いしるしがついてたら、「もらえますよ」の合図です。
ちなみに、「听书(機械音声再生)」で読んだ時間については、最初の1時間だけが「読書時間」としてカウントされます。
キャンペーンに参加する
毎週、「翻一翻」という、カードをめくって出た書籍をもらえるというキャンペーンがあります。
この「翻一翻」でときどき「无限卡5日ぶん」などのアタリが出ることがあります。
ほかにも「每日一答」「读书小队」「组队抽奖」などいろんなキャンペーンがあります。微信上にシェアして反応してくれる友達がいると、あっという間に「无限卡」の日数を稼げます。
このたびは、連続読書日数に応じて无限卡がもらえるチャレンジキャンペーンをやってたみたいで、さらに3日分の无限卡がもらえてしまいました。
もらえるのは、无限卡または书币。
私は无限卡ばかりもらっていますが、书币を集めてほしい書籍を購入するのもいいと思います。
無料会員でもかなり読める
无限卡がない状態でも、書籍の最初の3章~3分の1くらいは無料で試読できます。
電子書籍では提供されていない紙書籍であっても、試読部分がある本もあるので、気になる本はとりあえず冒頭部分を読んでいます。
複数の端末で使える
微信(WeChat)はたぶんLINEと同じで、複数のモバイル端末に同時ログインすることはできないと思うのですが、微信読書は複数の端末で利用可能です。
スマホだけでなく、iPadなどの大きなタブレットや、PC、それにeinkリーダーでも使えます。
目に優しいeinkリーダーにアプリをインストールすれば、Kindle、Koboなどに加え海外の電子書籍も、まとめてひとつの端末で読めてしまいます。
自然な機械音声で読み上げてくれる
「听书(機械音声再生)」機能があるので、耳読書、または、「音声を聞きながら活字を追う」読み方ができます。
朗読はほとんどがAI音声による自動読み上げなのですが、この機械音声のクオリティが大変高くてびっくりします。
電子書籍を読んでいる途中で、メニューを表示させると出てくる「听」マークをタップすると、朗読版のメニューに入ります。
再生ボタンの下の「查看原文」をタップすると、本文に戻り、朗読を聞きながら原文を読むことができます。
画面中央の「AI男声」というところでは、「AI女声」など、ほかのバリエーションに変更もできます。
読み上げ音声はほとんどが機械音声ですが、たまに生身の人間による朗読を聞ける本もあります。私が読む中では中信出版社が多いです。
ほかにも画面下のメニューで話速を変えられたり、あらかじめ端末内にデータをダウンロードしておけるのも便利です。
Kindleのシンクロリーディングと同じように、読み上げている箇所がハイライト表示されます。
こちらもスリープ設定が可能です。
辞書機能もある(中中)
中中のみですが、辞書機能もあります。
気になる語句はハイライトしておいて、あとからまとめて確認することもできます。
豆瓣2021年読書ランキングに紹介されている本も微信読書でたくさん読めます。
気軽に中国語多読にチャレンジしてみてください。