中国語翻訳勉強会・第1回



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第1回課題と訳

第1回課題

訳1
1.地下鉄内での時間

帰宅時の交通手段はたくさんあるが、地下鉄にずっと乗るのは本を読むことができ、49番で地下鉄に乗り換えるのはワトソンズでちょっとした日用品を買うことができ、45番で地下鉄に乗り換えるのは季風書店でぶらぶらすることができ、もしバスにずっと乗るなら夜景のきれいな南浦大橋を通ることができ、天空の城に身を置くかのごとくである。大体、私はずっと地下鉄に乗るのを選ぶ、なぜならその時間を読書に充てられるからだ。長く仕事をしてきている同級生はいつも読書の時間がないことに不満を持っており、いつもよいと文句を言っている。これは、読書の必要性があるからである。a
地下鉄では比較的薄い本を読むのに適しており、音楽と本を持っておいて、人混みがひどいときはイライラせず、これによって、一種のやさしさと落ち着きを持つことができる。

訳2
地下鉄での時間

仕事から帰るとき、何に乗っていくかの選択肢はいろいろあります。地下鉄にずっと乗っていけば本が読めて、49番のバスに乗って地下鉄に乗り換えればワトソンズで何か買っていけて、45番から地下鉄に乗り換えれば季風書店をぶらぶらできるし、バスにずっと乗っていったなら、夜の南浦大橋を通るときはまるで空の上の街にいるみたいです。大体のときは、私はずっと地下鉄に乗っていくことにします。途中の時間で本が読めるから。仕事を始めて長い友達はよく本を読む時間がないと愚痴っているけれど、そう言えるのはいいことで、本を求めているからですよね。

地下鉄で読むのはあまり長くない本が合っていて、音楽を聴きながら本を読んで人の間に埋もれていると何かに急かされるようなこともなく、だからこそ温かく、揺るがない穏やかさが手に入ります。

訳3
1.地下鉄の中のひととき

仕事から帰るのに使う交通機関にはたくさんの選択肢がある。地下鉄一本で本を読みながら帰ることもできるし、49番線のバスから地下鉄に乗り換えワトソンズで日用品を買うことも、45番線のバスから地下鉄に乗り換え季風書店をうろつくこともできる。もしずっとバスに乗っていくなら、夜の南浦大橋を通り、まるで天空の城にいるかのような気分を味わうことだってできるだろう。たいていの場合私は地下鉄のみで帰ることを選ぶ。その時間を利用して本を読みたいからだ。働いて久しい友人はいつも本を読む時間がないと不満を漏らしている。不満を持つのはいいことだ。本を読む必要性があるということだから。

地下鉄は薄い本を読むのに割と適している。音楽を聞いたり本を読んだりしていれば、人ごみに揉まれたとき苛立つことがない。穏やかかつ揺らぐことのない落ち着きを保つことができる。

訳4
1.地下鉄の時間

職場から家に帰るルートはいろいろ選べる。乗り換えなしの地下鉄に乗ったらずっと本を読めるし、49番バスから地下鉄に乗りかえればワトソンズで買い物して帰れる。45番バスから地下鉄のルートなら季風書店を覗けるし、バス1本で帰るなら、夜の南浦大橋を通って、天空の街から世界を見渡す気分になれる。
たいていは地下鉄1本で帰るルートを選ぶ。そのあいだ本を読んでいられるから。社会人になってしばらくたった同級生たちが、「本を読む時間がない」としょっちゅうぼやいているけれど、そうぼやけるのはよいことだ。本を読みたいという思いがあるのだから。

地下鉄では手軽に読み切れる本がいい。人混みに揉まれても、音楽と本さえあればいらだつこともない。穏やかに、平常心を保っていられる。

訳5
1.地下鉄でのひととき

仕事を終えて帰宅するには、いくつもの乗車ルートがある。地下鉄一本なら読書にふけることができる。49系統バスから地下鉄に乗り換えてワトソンズで日用品を買うも良し、45系統からの乗り換えで季風書苑をぶらぶらするも良い。もしバス路線のみのルートなら、夜景の中の南浦大橋を走ってくれる。それはまるで天空の城に身を置いたかのよう。
たいていの時間、私は地下鉄のみのルートを選ぶ。時間をまるごと読書に充てることができるからだ。仕事が長引いた友達は、本なんて読める時間もないと愚痴をこぼすけれど、そんな愚痴も結局は良いもの。だって読書の需要があるということなのだから。
地下鉄で読むなら短編ものがお手頃だ。なにか聞ける音楽や読める本があれば、人混みの中にはまった時でもイライラしないし、おだやかで揺るぎのない落ち着いた心でいられるというものだ。

訳6
1.地下鉄の中での一時
仕事からどの乗り物で帰るかはたくさんの選択肢があるだろう。地下鉄を選べば乗っている間はずっと本を読むことができる。9番線に乗り換えて屈臣氏に行って日用品を買うのもいいし、45番線に乗り換えて季風書店に行き、見て回るのもいいだろう。バスを選べば夜の南浦大橋を通り、天空の城に居るような気持ちに浸ることができる。普段、私は地下鉄を選ぶことが多い。移動時間を利用して本を読むことができるからだ。同級生は仕事をするようになって本を読む時間がなくなったといつも不満を漏らしている。不満があるのはいいことだ。本を読みたい気持ちがあるということだから。

地下鉄には短めの本がいいだろう。音楽と本があれば、人ごみの中でもいらいらすることはない。そうやって、穏やかでいながら動じない冷静さを持つのだ。

訳7
1. 地下鉄の中の時間

退社後の帰宅方法には多くの選択肢がある。
地下鉄1号線に乗って最後まで行けば読書ができる。
途中で49号線に乗り換えればワトソンで日用品を買える。
途中で45号線に乗り換えれば李風書店で色々みて楽しむことができる。
もしバス1号線に乗って最後まで行けば、南浦大橋の夜景を通過し、
まるで天空の城に自分の身を置いたようだ。
多くの場合、私は地下鉄1号線で最後までいくことを選ぶ。
なぜなら電車の時間を利用して読書ができるからだ。
仕事時間が長い学生時代の友人は、いつも読書をする時間が無いと不満を言っている。
不満はもっともだと思う。読書は必要だ。

地下鉄の中ではページ数の少ない本を読むのが適している。
音楽を聴いたり、本を読んでいれば、体が群衆の中に埋もれている時でも
苛立つことが無く、また一種の温もりと体が揺れないので落ち着きを得られる。

訳8
地下鉄で過ごす時間

会社からの帰り道、選択肢が待ち受ける。地下鉄一本で帰るなら本が読めるし、49系統のバスから地下鉄に乗り換えるならワトソンズで買い物ができる。45系統からなら季風書店に寄れる。バス一本で帰るなら、宵闇の南浦大橋を通って、空中都市に来た気分が味わえる。
大体は地下鉄でまっすぐ帰ることになる。乗っているあいだに本が読めるからだ。過労気味の友人は「読書の時間が取れない」と愚痴ばかりこぼしているけれど、それだって悪いことじゃないと思う。本を読みたいという気持ちがあるのだから。
地下鉄で読むなら短めの話がいい。音楽と本があれば、人混みの中でも浮き足立ったりしない。優しい気持ちで、どっしりと構えていられる。

訳9
地下鉄での時間

会社から家に帰るルートで出来ることは、実にさまざまだ。

地下鉄に乗ってそのまま帰るなら読書に専念することができるし、49で乗り換えるとワトソンで日用品を買うことができる。45で乗り換えると李風書店の中をぶらつくことができる。バスに乗って行くならば、南浦大橋の上からの過ぎてゆく夜景を眺めることができる。それはまるで天空のお城にいるかのようーー。
だいたいの場合私は、本を読む時間にあてることができるから、乗り換えをしない地下鉄のルートで帰ることを選ぶ。

勤務時間が長い学生時代の友人はいつも、本を読む時間がないと不平をこぼしている。まだ本を読みたいという気持ちはあるということなのだから、そういった不満はいいことなのかもしれない。

地下鉄では手頃なサイズの本を読むのがちょうどいい。音楽を聴いたり本を読んだりしているさまざまな人に囲まれていて、体が触れ合ったりもするけれど、あまり気になりはしない。同じように思い思いのことを気兼ねなくできるからこそ、落ち着くことができるのだ。

訳10
地下鉄でのひと時

仕事を終えて帰宅する時には、たくさんの種類の移動の選択肢がある。地下鉄を行けば本が読めるし、49号線に乗り換えればドラッグストア“ワトソンズ”で日用品を買い、45号線に乗り換えれば、書店“折々の風”をぶらぶらしてみたり。

バスに乗れば、夜景に包まれる(夜景の中の)南浦大橋を通って、天空のお城にいるような時を過ごすことが出来る。

ほとんどの場合、私は地下鉄を選ぶ。なぜなら車中の時間を利用して、本を読むことが出来るからだ。
長く仕事をしている人々は、いつも本を読む時間がないことを不満に思うだろうけれど、不満があるのはいいことだと思う。本を読む必要があるっていう事だから。

地下鉄のなかは短めの本を読むのに割と適している。音楽と読書があると、人ごみの中に紛れていても、せかせかしなせいか、ある種穏やかで、揺るぎのない落着きがある。

訳11
地下鉄で過ごす時間

仕事が終わり帰路につく。道は幾通りかある。地下鉄に乗って帰れば本が読めるし、49路のバスに乗って地下鉄に乗り換えればワトソンズでちょっと買い物ができるし、45路のバスに乗って地下鉄に乗り換えれば季風書店をブラブラできる。バスに乗って帰れば夜の南浦大橋を通れて、まるで天空の城にいるかのよう。

でも私は、たいてい地下鉄一本で帰る道を選択する。乗っている時間で本が読めるからだ。働いている友達はいつも本を読む時間が無いと嘆いているけど、そんな不満もあっていい。読みたい本があるということだから。

地下鉄で読むのは小さい本がいい。音楽と本があれば、人波にのまれてもイライラしない。ほっこりした気持ちで、揺れても平常心を保っていられる。

訳12
地下鉄のひととき

私の仕事が終わってからの帰りの交通手段は沢山チョイスがあるのよ。
地下鉄だけの場合は本を読めるし、49番バスに乗ってから地下鉄に乗り換えたらワトソンズに日用品を買いに行けるし、45番バスに乗ってから地下鉄に乗り換えたら季風書店をぶらつくことができるし、もしバスだけで帰るんだったら、夜の南浦大橋を通って、天空の街に身を置いているような気分にもなれる。大体いつも地下鉄だけで帰ることが多いわ。だって、その間ずっと本を読んでいられるもん。
社会に出て年月が経った同級生はよく、本を読む時間がないってグチをこぼしているわ。グチをこぼしているのはまだいい方、だって、本を読む必要性を感じているんだから。

地下鉄では短編の本を読むのにいいわね。音楽聴いて、本読んでることで、人ごみに紛れている時でもせかせかしないし、そうすることで穏やかな気持ちでいられるし、動じない落ち着きが保てるしね。

訳13
1.地下鉄の中の時間

仕事から帰宅するにはいくつもの選択肢があって、
まっすぐ地下鉄に乗ってひたすら読書をするのもいいし、
49番から地下鉄に乗り換えてワトソンズへ日用品を買いに行くのもいいし、
45番から地下鉄に乗り換えて季風書店を覗いてみるのもいい。
バスに乗って帰るのなら、闇の中の南浦大橋を通り抜け、まるで天空の城にいるかのような気分だ。
大体の場合、地下鉄でまっすぐ帰宅することを選ぶ。
地下鉄の中の時間を読書に使えるからだ。
長いこと仕事をしているクラスメートは、本を読む時間がないといつもぼやいている。
読書が必要だということなのだから、ぼやくのはまあいい。

地下鉄では短編の本を読むのがちょうどいい。
音楽を聴きつつ本を読む。
混雑に埋もれている時でも、あせることもなく、落ち着いて穏やかでいられる。

訳14
1.地下鉄の時間
仕事帰りにはいくつか選択肢がある。地下鉄一本ならなんと言っても本が読める。49番バスから地下鉄に乗り継ぐとワトソンズでちょっとした買物ができるし、45番バスなら季風書店に寄り道ができる。もしバス1本で帰るなら天空の城さながらの夜の南浦大橋を通ることができる。でもたいていは、本を読みたいがために地下鉄一本で帰ることになる。仕事勤めが長い同級生は、よく読書の時間がないとこぼしているけれど、それはそれで悪くない。結局のところ、その必要があるかどうかなのだから。

地下鉄では短めの文章が読みやすい。音楽を聞いたり、本を読んだり、人ごみの中でイライラせず、穏やかで動揺しないでいられる。

訳15
仕事から帰るときの交通手段はたくさんあるの。地下鉄1号線にずっと乗っていれば読書ができるし、49路のバスから地下鉄に乗り換えればワトソンズで日用品が買えるし、45路のバスで地下鉄に乗り換えれば季風書店をぶらぶらできるし、バスにずっと乗っていれば夜景の中の南浦大橋を通ることができて、まるで天空の城に身を置いているような気分を味わえるの。といっても地下鉄にずっと乗ることがほとんど。だって読書できるから。ずっと働いている学生時代の友人は読書の時間がないってこぼすけど、しょっちゅう不平を言うくらい本を読みたい気持ちがあるのはいいことじゃないかしら。
地下鉄ではさくっと読める本がいいかな。音楽を聞いたり読書したりしていると、人ごみの中でもイライラすることなくゆったりと落ち着いていられるの。
訳16
1.地下鉄で過ごす時間

仕事を終え、家に帰るのに、交通手段の選択肢がたくさんある。地下鉄の最初から終点まで乗ると、本を読むことができる。49駅で乗り換えると、ワトソンズに行って日用品を買うことができる。45駅で乗り換えて、マンスーン・ブックストアをぶらぶらすることもできる。
バスの終点まで乗ると、夜中に南浦大橋に到着し、まるで空の中にいる気分が味わえる。
大抵は、地下鉄の終点まで乗る。何故なら乗っている間に本が読めるから。長時間働いている学生は、本が読めないとしばしば愚痴をこぼすことがあるが、愚痴をこぼすのは良いことだ。何故なら読書の必要性を感じているからだ。
地下鉄は小さめの本を読んだり、音楽を聴いたりするのに向いている、周りにたくさんの人がいる時も、文句を言われることはないほど皆やさしくて落ち着いている。

訳17
1.地下鉄の中の時間
仕事後には、様々な帰宅の選択肢がある。地下鉄に乗ったら何といっても本が読めるし、49番線で乗り換えればワトソンズという薬局に行き日用品を買うことができ、45番線で乗り換えれば季風本店という本屋へ行きぶらぶらすることができる。バスに乗ったならば、夜景の中、南浦大橋を通り過ぎるから、まるで天空の城に座っているような感じがする。
多くの場合、私は地下鉄を乗る。というのも、帰り道の時間を本を読んで過ごせるからだ。遅くまで仕事をしている同僚は、本を読む時間がなくいつも不満を言っている。彼には読者が必要なのだ。

地下鉄ではページ数が少ない本やオーディオブックを読むのが適していて、人混みの中ではイライラせずに、穏やかな心と、動揺しない落ち着きを保つことが肝である。

訳18
1. 地下鉄でのひととき

仕事から帰るにはいろんな方法があるが、地下鉄に乗ればずっと本を読んでいられる。49番に乗り換えればワトソンで日用品が買えて、45番なら季風書店でぶらぶらできる。もしもバスにすれば、夜景の南浦大橋を通るので、まるで天空の城にいるような気分になる。本が読めるので、私はたいてい地下鉄を選ぶ。仕事が長引く同級生はいつも本を読む時間がないと文句を言っているが、文句があるのは良いことだ。読書が必要とされているのだから。

地下鉄では軽めの本を読むのがいい。音楽と本があれば、人混みに揉まれていても、いらだつことはない。つまり、私には暖かくて揺らぐことのない平穏があるのだ。

訳19
地下鉄での時間

仕事が終わって帰宅するにはいろいろ方法がある。地下鉄に最後まで乗れば本が読める、49番で乗り換えすればワトソンズで日用品が買い物できる、45番で乗り換えれば季風書店でぶらぶらしてもいい。バスに最後まで乗れば南浦大橋の夜景を通り抜け、まるで天空の城にいるみたいに感じる。私はたいていは地下鉄に最後まで乗ることが多い。なぜなら乗っている時に読書ができるから。仕事をしだしたクラスメイトはしばらくすると本を読む時間がないとぼやく。ぼやくのもまぁいい、だって読書する必要を感じているから。
地下鉄では小さめの本がいい、聞く音楽があり、読む本がある。人ごみにいる時、あせりは感じない、なんていうかある種の温かみがあり、ゆらぎのない落ち着きがある。

訳20
地下鉄のなかの時間

会社から家に帰る方法は、何通りもある。
地下鉄一本で帰ると、読書ができる。49番のバスに乗って地下鉄に乗り換えると、ドラッグストアのワトソンズに寄って日用品を買
うことができる。45番のバスに乗って地下鉄に乗り換えると、季風書店に寄り道できる。バス一本で帰ると、夜景を見ながら南浦大橋を通ることができる。それはまるで、天空の城にいるような気分だ。
私は地下鉄一本で帰ることが多い。なぜなら、乗車時間を読書にあてることができるからだ。長時間仕事をしている友人は、「読書をする時間がない」といつも嘆いている。嘆くのは良いことだ。だって、それほど読書の必要性があるということだから。

地下鉄は、短編を読むのに向いている。音楽を聴いたり、読書をしたりして人混みの中にいると、イライラすることはなく、優しくて揺るぎない穏やかさを抱くのである。

訳21
地下鉄での時間

私には帰宅方法がいくつかある。地下鉄だけで帰ればずっと本が読める。49系統バスから地下鉄に乗り換えればワトソンズで日用品を買って帰ることもできるし、45系統から地下鉄に乗り換えれば季風書店にも立ち寄れる。バスだけで帰ればその途中で闇夜に浮かぶ南浦大橋を通る。その時はまるで天空の城に身を置いているかのようだ。多くの場合、私は地下鉄だけを利用して帰宅する。その時間を使って読書ができるからだ。長く仕事をしている友人たちは読書の時間がないとよく不満を漏らすが、不満を持つことは悪いことではない。だってそれは読書に対する欲求の現れだから。
地下鉄での読書には薄い本がおすすめだ。音楽や本があると、人ごみの中に混じっても焦燥を感じることはない。むしろ温もりや揺るぎない落ち着きすら感じられる。

訳22
地下鉄の中で

職場から家への帰宅ルートは沢山あり、私はその時々の必要に応じて使い分けています。地下鉄一本で帰れば、その間読書を楽しむことが出来ます。日用品が不足すれば、49番のバスに乗り地下鉄に乗り換えて、帰途、ワトソンズで買い物をすることが出来ます。本を買いたいと思った時は、45番のバスに乗って、地下鉄に乗り換えれば、季風書店でゆっくりと本を探すことが出来ます。若し初めから終わりまでバスを使えば、南浦大橋の夜景の中を走るので、星の世界に迷い込んだような楽しい錯覚を覚えます。それでも、私は殆どの場合、地下鉄一本の帰途を選び、その時間を読書に充てています。働き出してからもうずいぶん時間が経ちますが、同級生はいつも読書の時間が無いと嘆いています。でもこれは、読書をしたいと言う気持ちがあればこその嘆きで、悪いことではないと思っています。

地下鉄の中では、手ごろな薄手の本を読みますが、聴く音楽があり読む本があると言うことは、身体を人ごみの喧騒の中においても、イライラすることが無いので、心には、温かくてゆったりとした落ち着きを保つことが出来るのです。

訳23
1.地下鉄でのひと時

会社帰りには多くの選択肢があって、地下鉄一本でずっと本を読んだり、49号でワトソンズに行って日用品を買ったり、45号で李風書店でぶらぶらしたり、バス一本で行くのなら、夜景のなかの南浦大橋を通り過ぎて、天空の城に身を置くような気分になれる。多くの場合、私は地下鉄一本で行くことにして、その間を読書にあてられるようにする。長く働く大学時代の友達も読書の時間がないことを愚痴っていたが、愚痴があるのは良いことだ、読書を欲しているということなのだから。
地下鉄ではちょっとした本を読むのが結構合っていて、音楽を聴いている人もいれば読書している人もいて、人ごみのなかでぎゅうぎゅうになっている時には、いらいらしたりせずに、揺らぐことのない落ち着きではなく、一種穏やかな気持ちになる。

訳24
1.地下鉄で過ごす時間

仕事からの帰り道、乗り物の選択肢はたくさんある。その中でも、地下鉄に乗れば、帰路でずっと読書をすることができる。49番線に乗れば、ワトソンズに日用品を買いに行けるし、45番線に乗れば、季風書店までぶらりと散歩することもできる。バスに乗れば、南浦大橋から夜景を見ながら過ごすことができて、天空の城に身を置いているかのように感じることができる。わたしの場合、ほとんど地下鉄を選ぶ。そうすれば通勤時間を利用して読書できるのだから。いつも残業する同僚は読書の時間がないことを嘆いていて、それがいつも続いているので、読書はやはり必要なものなのだろう。

地下鉄では、比較的小さめの本が合う。音楽を聴きながら本を読むこともある。混んでいるときにはいらいらしてしまうので、ほっこりした気持ちと動じない落ち着きとを持ち合わせるようにしている。

訳25
地下鉄の中で過ごす時間

会社から家に帰るのには、いろいろな足の選択肢がある。地下鉄で1本なら本が読めるし、49号線に乗って地下鉄に乗り換えればワトソンズで日用品の買い物ができるし、45号線に乗って地下鉄に乗り換えれば、季風書店で物色ができる。もしバス1本で帰れば、まるで天空の城にいるみたいな夜景の南浦大橋を通ることができる。

ほとんどの場合、私は地下鉄1本で帰宅する。その理由は帰りの時間を読書に当てられるから。社会人になってずいぶん経つ友人たちは、いつも本を読む時間がないとぼやいている。そういう不満があるのはいいことだ。学びたいと言う欲求があると言う事なのだから。
地下鉄では短めの本を読むのが合っている。音楽を聞いている人もいるし、本を読んでいる人もいて、人目のあるところに身を置いているときは、何かに焦ることもない。したがって地下鉄では、穏やかで集中できる落ち着きが手に入るのだ。

メモ

今回訳を送ってくださった方々と「ああでもないこうでもない」と語り合いたい気分ですが、脳内だけで楽しんでおきます。

内容については何もコメントしないと言っておきながら、単語についてちょっとだけメモを残しておきます。

一路到底

「一路到底」って、最初は意味が分かりませんでした。

辞書を引いて、「一路到底」という成語のようなものではないとわかったら、Google検索をしてみますが、それでもバッチリ回答と言えるものは出てきません。

「一路」と「到底」で、なんとなく意味は想像ついているのですが。

「一*到底」で引いてみて、「一镜到底」とか、「一包到底」とかを見つけて、「一●到底」のニュアンスが理解できました。

乘49

「乘49换地铁」「乘45换地铁」とふたつ同じ言い回しが出てきています。さてこの数字は何を表すのでしょうか。
アスタリスクを使って「乘*换地铁」というキーワードでワイルドカード検索すると、ひらめきの元がたくさん出てきます。

もうひとつ、実際のデータを確認する方法。
上海の交通路線図をチェックします。(上海が舞台とは書いてありませんが、「南浦大橋」がヒントになります)

2017年現在でも、上海の地下鉄は16号線までしかありません。「45」「49」は地下鉄路線ではないとわかります。

日本の地下鉄には各駅にナンバリングされているところもありますが、上海の地下鉄にはない様子。

そんな感じで推理を重ねながら進める翻訳も楽しいものです。

第2回課題

第2回の課題はこちらです。

初回の注意事項(↓)をよく読んで投稿してくださいね。

これまでいろんなオンライン勉強会を主宰してきました。 原書を輪読する会、ディクテーションを毎日やる会、テキスト1冊を期限までに仕上げる会…...

第2回課題

短めなので、締め切りは12月13日(水)といたします。

翻訳勉強会で使ったエッセイの日本語訳と、このエッセイを課題とした翻訳レッスンの実況中継を本にしました。

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