実質読み放題の中国語読書アプリ、微信读书を愛用しています。
この微信读书の姉妹アプリとして、新しくオーディオブック専門のアプリ、微信听书が昨年12月にリリースされました。
対・喜马拉雅
喜马拉雅アプリを利用されている方は、微信版・喜马拉雅というとわかりやすいかと思います。
オーディオブックやポッドキャストなどが楽しめ、さらに、自分で音声コンテンツも配信できます。いずれは音声配信する機能の方をメインにしたい気持ちがひしひしと伝わってきます。
初月無料
新規ユーザーになると、初月は無料で使えるほか、コンテンツがいくつか無料でもらえます。
『三体』があったので、こちらをチョイス。
さっそく聞いてみた
『三体』を聞いてみました。
通常画面(有声书)ではこんな感じですが、
画面上のボタン(AI文稿)を切り替えると、このように文章を読みながら聞くことができます。
カラオケみたいに、今読んでいるところをハイライトしてくれるの、ほんとに助かるありがたい機能です。
微信读书の方でも、この「今読んでいるところを表示してくれる」機能はあったのですが、AI音声のみに対応していました。
微信听书では、ナレーターによるオーディオブックでもこの機能が使えるようになりました。
アメリカAmazonのKindleとAudibleで提供されているシンクロリーディングと同じ感じです。
ちなみに、微信听书内にはAI音声のみのオーディオブックもあります。
この場合は、AI音声の種類が選べるようになりました。
コンテンツ
コンテンツの品ぞろえについては、微信读书に比べるとかなり少ない印象です。
ジャンルごとのカテゴライズも使いづらいので、今のところは欲しい作品を検索で探すしかないかも。
微信读书の方で、リアル人声のオーディオブックをたくさん出している中信出版社は、微信听书でもかなりコンテンツがそろっています。ビジネス系が好きな方は中信出版でキーワード検索するとたくさん出てきます。
微信读书を愛用している私としては、微信听书の使いどころはリアル人声のオーディオブックを文字をハイライトさせながら聞き読みするかなと感じています。それ以外はいままでどおり、微信读书で。
そのうち微信听书オリジナルコンテンツが増えてくると思うので、それを楽しみにしています。
無料で使い続けるには
初回登録時は、1か月無料で聞き放題会員がお試しできます。
さらに、リリースして間もないこともあってか、現在のところ、有料会員でなくても毎日1時間無料(1時間聞けば30分追加されるので、実質90分無料)で聞けるほか、3作品を無料で入手できます。
私は『三体』とジョブズの伝記と、《以幽默的方式过一生》という本をゲットしました。
さらに、1か月の無料期間が終わった後も、毎日一定時間聞くことで、無料期間をのばすことができます。
1時間聞くと30分無料時間が追加、3時間聞くともう30分、5時間聞くともう30分追加だそうで。
まだ1か月の無料期間ということもあり、このシステムを使って無料期間をのばしていないので、どういうふうに使っていけばいいかはまだよく理解できてません。またあらためてレビューします。
アプリの入手
iOSはストアから直接入手できますが、AndroidユーザーはGoogleのアプリストアから入手できないので、直接公式サイトからapkファイルをダウンロード・インストールします。
以上、微信の新しいサービス、微信听书のご紹介でした。