kindleのclipping機能は便利。
辞書引いた単語に下線を引いておけば、その語句の一覧がテキストファイルに自動的に保存されます。ファイルはPCで編集可能。あとで復習に使えます。読んだ本で調べた単語リストが簡単に作れるのは本当に便利だ。
もうひとついいところ、kindleは、どの本も最初の章を無料でDLして読めるので、買う前に内容を確認できます。これは、kindleを持っていなくても、kindleアプリをDLすることで、iPhoneやPCで読むことができます。
単語集を村上式で眺めつつ、CNG読書法で低い負荷で洋書を読みつつ、『できる人の英語勉強法のマークアップ勉強法・わたしバージョン』でやってみようかなと思っています。挫折しないようにゆるーく、できるだけ効率よくたくさん英語に触れるのを目的にします。
本屋さんで立ち読みした↑この本の中で、栗原はるみさんが英語学習を料理にたとえて、『肉じゃがが作りたければ、肉じゃがの作り方から学び始めればいい、包丁の研ぎ方から始める必要はない』(うろ覚え)と言われていたのが印象的でした。本がスラスラ読みたければ、そのための勉強だけやったっていいよね、必ずしも話すためのトレーニングを並行してやらなくっても、と勝手に解釈して、やる気の炎に酸素を送っているところです。
ハ・ジンの新作、日本語訳が出ちゃいます。
いつか小説を日本刊行前に原書で読んじゃう優越感を味わいたい…と思いながら、こうして次々に追い抜かされていきます。Amazon.comにはkindle版もありますよ、CNG読書法で、いかがですか?
全米図書賞をはじめ数々の文学賞に輝く著者の半自伝的小説。天安門事件を機にアメリカに移住したある中国人家族が、2つの国と価値観のあいだで、自由と愛の本当の意味を見つけるまでの物語。「人物の描き方が村上春樹のようだ」と評され、NYタイムズの「今年の100冊」にも選ばれた注目作。
さわりは英語で読みましたが、すごく読みやすいです(読めてないくせに)。原書にチャレンジしたい方にはオススメです。
コメント
CNG読書法って、もの凄い苦行じゃないです?修行と割り切ってないと到底出来ないど根性の技と感じるんですけど。るもんがさんのところでみても、同じ本を何回も精読して徹底していますし。
私はCNG読書法は全く駄目でした。絶望的なまでに面白くない。日本語で読んでるから未知へのワクワク感0だし、日本語で読んだときの面白さに比べて、濃霧の中で映画鑑賞しているみたいな不明瞭感との落差がひどくて、読書が本当に苦痛でした。神なるオオカミもうっかり日本語読んであっさり挫折し、自分の担当章だけでごまかしましたし……。
全般に小説って外国語学習にはハードルが高いですよね。ハリーポッターの1巻を中国語と英語で半分ぐらい読んで挫折したことあるんですけど、最期に日本語で全部読んだとき、この小説ってむちゃくちゃ面白かったんだと感心してしまいましたよ……(涙)。
>akiraさん
ちょうどいまやってたところです>CNG読書法。
そうかー、人の感じ方って全然違うものですね。私にとっては全然苦行ではありません。るもんがさんほどきっちりやってないですけど。
さっきちょうどRSSで届いたchstdさんの記事に通じるところがありそう。
「自分にとってやりやすい方法」
http://chstdy.exblog.jp/13200872/
日本語翻訳とのつきあわせは、字幕スキルを学ぶのに似ていて、そこにある高度なテクニックを発見して「おおー」と感心できたりするのが面白いです。物語の中なら、単語集の例文では味わえない生々しい感情や情況も語句から感じ取れますし。
私は読書に多分ほかの人よりものすごく執着している部分があると思うので、小説を使った語学学習に向いているのかもしれません。向いてない人にとっては、まさに苦行かも。私もakiraさんも、自分にむいている学習法がわかっているから、続けられるのかしら。