6月のハン検受験…という目標もちらついたのですが、韓国語の学習時間自体はめっきり減ってます。
当面はラジオ講座をきっちり押さえていきます。お裁縫スイッチがオフになるまで。
そうこうしているうちに、ちょっと前に注文していた本とCDが到着しました。
大好きなアン・タイラーの新作。文藝春秋がきっとすぐに日本語版を出してくれるはず!と待っていましたが待ちきれなくなり、読めるかどうかは別として買ってしまいました。
Digging to America.
韓国から養子をとったボルティモアに住む2組の夫婦が、交流を持ちながらそれぞれのスタイル(アメリカ人らしく育てるか?母国の文化を忘れさせず育てるか?)で異国からやってきた赤ちゃんを育てていく、というとても興味深いストーリーです。
いっしょに買ったのが、同じ年のイギリスのOrange Prize for Fictionの候補作品となった、郭小橹(公式サイト)の英語で書いたデビュー作。言葉の通じない2人の恋愛という、こちらもクロスカルチャーなテーマ。いつか読もうと思っていたので、これがチャンスと購入。タイトルがユニーク。
A Concise Chinese-English Dictionary for Lovers
これが読めたら他の作品も気になっているのでどんどん読んでいきたいんですけど…アン・タイラーの原書も買ったまんま放置なので無理かな…
あとはCD。Basiaが15年ぶりの新譜を出しました。いい意味で変わっていない。聞く私も変わっていないってことか。Copernicus,ordinary peopleなんかは未だにソラで歌えてしまいます。十代の脳ってすごい。
IT’S THAT GIRL AGAIN
この人もポーランド出身で移民の哀愁を感じる歌もあったりと、上記の小説も含め、十代の頃からずっと私は、異国で生きるひとというテーマに惹かれ続けているようです。
(中学時代に森崎和江「からゆきさん」を読んだことを思い出したのですが、今は絶版になってるのですね、残念。)
コメント
わたしも十代からの森崎さんファンです。同じく異国に暮らす人の文学に惹かれつづけています・・・。
>rororoさん
ああ、私がrororoさんの文章や写真に心惹かれるのはそのせいでしょうか。
「からゆきさん」、再読したいな…図書館で探してみよう。