ツイッターでいつも有益な情報をいただいてる、有子山博美 @romyscafe さんの新刊を読みました!
読む英語から話す英語へ
英語学習の目標が、「好きな作家の本を原書で読めるようになる」だったこともあり、この数年ひたすら読んでばかりでした。
「もっと英語でいろんな話をしたい」という思いもあるのですが、旅先で必要最低限の意思の疎通はできるからまあいいか、という低レベルな自信が、「話す」ための努力を阻んでいました。
しかしここ最近、TEDのおもしろさに目覚めたこと、原書を読むという目標はKindleの力を借りつつなんとか達成できていることから、「話せる」自分になりたいという思いが強くなってきました。仕事で英語を使う割合が増えてきたことも理由の一つです。
映画やドラマを英語学習に取り入れる
著者のromyさんは、洋画やドラマで英語を身につけたとのこと。
子供が乳児のころは、私もよく中国語ドラマを見ていました。時々覚えたい語句のメモをとったりしていましたが、ほとんどは見流していました。そのかわりと言っていいのか、原作小説を並行して読んでいたことが、記憶の定着に役立っている気がします。
中国語を使う環境から離れてもう10年以上たちますが、読書とドラマ鑑賞が私の中国語の土台になってくれています。
この本では、勉強のための便利なツールの紹介だけでなく、そのツールをどのように日々の勉強に生かすか、というところまで詳しく説明されていて、すぐに試してみたくなる勉強法がたくさんあります。
映画やドラマをみたり、Twitterを語学に利用したり、同じようなことを自分もしているのですが、こまかい部分で「なるほどそういうやりかたもあるのか!」という発見があり、読みながらどんどん新しい方法を取り入れて勉強したくなってきます。
そんなわけで、これまで「24」くらいしかアメリカドラマは見ていないのですが(それでもあれだけみていたら「epinephrine:エピネフリン」の発音が聞き取れるようになった)、何か見てみたくなってきました。
Amazon(アメリカTVドラマセール)で見てみたら、びっくりです。「フレンズ」など有名なドラマ、今はシーズン1のセットが1000円で売られているんですね!
せっかくなので何かまとめて見てみようかなと思っていますが、何かおすすめあればぜひ教えてください。
中国のPPTVで見つけてなんとなく見始めたこのドラマが結構面白いです。
英語のある環境を作り出す
特に英語が得意なわけでもないのに、留学時代たまたま仲良くなった女の子が西洋人だったことから、英語でコミュニケーションをとるグループの中に入って遊んでいました。
私以外の人たちは英語ネイティブではないけれど、みんな中国語より英語のほうが流暢なので、集まると自然と英語での会話になります。しょっちゅう誰かの部屋で映画鑑賞会が開かれてましたが、他の人にとっては息抜きになるハリウッド映画も、私にとっては必死の英語リスニングタイムです。
日本語字幕のないドラマを観ていると、英語で会話が弾んでいる場所にいて、なんとか聞き取って理解して自分も話に入りたい!とギリギリしていた頃の気持ちを思い出します。
私の英語学習も、新たなフェーズに突入、というところでしょうか。
この本にどーーんと背中を押してもらいました。