Twitterで、「一か月も手帳に何も書けず」と投稿しましたが、久々に手帳を開いてちゃんと見てみたら、7月からほぼ2か月、何にも書いてませんでした。びっくり。
市販の手帳、特に1日1ページタイプだったりすると、手帳本体の6分の1を無駄にしたことが目に見えて残ってしまうので、心にダメージを負ってしまうんですよね。
また何か書き始めようかなと思ったとき、バレットジャーナルなら、ノートのページを無駄にすることなく、最後に書いたページの次から再開できるのがメリットです。
とはいえ、2か月近くの記録がまったくないままだと、なんだか座りが悪いというか、落ち着かない。
市販の手帳を使っていた時代、ひさびさに開いた手帳を再開するために、「まずは空白のページを埋めてみよう!」と思い立ち、結局その作業に疲れてしまって、手帳を開くのがおっくうになる…という悪循環があったことを思い出しつつ、「空白期間を埋める作業」を開始します。
途切れた記録
最後に書いたページの日付は6月30日。
内容も短い走り書きで、他人が見たらなんのこっちゃの2行ですが、本人が見るとなかなかの情報量です。
ああ、めちゃくちゃ忙しくて夕食を考える暇も仕事終わりに買い物に行く余裕もなかった日だ…。
冷凍しておいた牛肉と野菜を炒めて羊名人で炒めたのとごはんとお汁物でなんとか子供を腹いっぱいにさせた。
そのあと暗い道を自転車で走り、お惣菜やお刺身のすっかりはけてしまった夜のスーパーで買い物をしたんだった、などと思い出すのでした。
羊名人大好きです。夏の野菜炒めには欠かせない。
まずはショートバージョンから
せめて、1日1行日記でもつけようと、次のページに7月の日にちを書きこんでいきました。
夏休み終わりに宿題の1日1行日記が真っ白なことに気づいてしまった小学生と何にも変わらない私です。
ここで、夏休みの宿題完成を先送りにすることはもちろん、これまで数えきれず手帳の存在を忘れたのち記録の空白に直面してきた私からのアドバイスです。
7月1日から書き始めない。
昨日の空白から埋めよう
日付けが新しいほうから埋めましょう。
7月からじゃなく、8月からです。手帳をひさびさに開いたその日の、前の日から。
記憶が新しいほうから書いていった方が覚えていることも多いはずなのに、なぜか古いほうから埋め始めてしまって、書けなくてつらくなってやめちゃうの、あるあるです。
頭の外にある記録から始める
ペンキを重ね塗りするように、外付けの記録をひとつひとつ確認していきます。
まずはGoogleカレンダーアプリ。
それからGoogleフォトを開くと、いろいろ撮ってた画像からあれこれ思い出します。
おいしいローストポークを作りたくて、短期間に3回も作ったんでした。計3キロ。さすがに飽きられた。
TwitterやinstagramのSNSでもいろいろ記録してました。
レシートやPaypayの履歴も情報満載です。
電子マネーや交通ICカードの履歴を見るのもおすすめです。
NFC対応スマホなら、スマホにかざせば確認できるんですよ、ご存じでした?
動画配信サービスの視聴履歴も助かります。そうだ、あの映画を7月に観たんだった。
そんなこんなで、8月の1日1行日記が埋められました。
印象深いイベントをコレクションページに
1行日記を埋めてしまえば、その中でも印象深かった日、楽しかった日のことを鮮明に思い出すことができます。
ここまで来れたら、新たにページを使って、つらつらと旅行記を書き始めてもいい。
展覧会の感想を書きつらねていってもいい。
あれこれ貼ろう
美術館に行ったり、旅行にも行ってたので、ショップカードやチケットをペタペタ貼ります。
鞄の中にポイっと放り込んだままだったショップカードを見つけて、近所で新しいパン屋さんを開拓したことを思い出したり。
こんなことをしていたら、すっかり気分がよくなりました。
2か月空白のスカスカ手帳を見てがっかりしていた、さっきまでの自分がウソみたいです。
そうこうしているうちにもう9月。
新しいノートの準備をしなくちゃな、と、うきうきしています。