リガの旧市街にある、工芸とデザインの博物館(Museum of Decorative Arts and Design)を訪れました。
聖ゲオルグ教会を改築されたもので、リガで最も古い石造りの建物だそう。
常設展
入ってすぐのカウンターで、チケットを購入します。
常設展、特別展あわせて5ユーロ。
ミュージアムショップを楽しみにしていましたが、この日はロープが引いてあって利用できませんでした。残念。
2階では1960年代までのラトビア製の織物、陶磁器、家具などが展示されています。
幾何学模様のカーペットは、ずーっと見てても見飽きません。
テキスタイルを目当てに来ましたが、陶磁器もすばらしいのがたくさんありました。
1928年作の、”Plate Wedding(Matchmakers)”。
3階に上がると、こちらは1970年代以降の工芸品とデザインをテーマに構成された展示。
椅子いろいろ。
日常使いの工芸品もありますが、アートと呼ぶべき作品がより多く並んでいます。
3Dシュールレアリスム。
座れない。
工業製品のデザインも。
マイクデザインいろいろ。
特別展
1階に降りて、特別展へ。
ちょうど、開館30周年を記念した特別展が開催中でした。
EXPOSING THE HIDDENThe Museum of Decorative Arts and Design’s 30th Anniversary Exhibition
The exhibition EXPOSING THE HIDDEN is built as a cycle of stories telling about the ways in which objects enter the museum. These routes of entry vary and are determined by different factors: the principles of the state’s cultural policy, economic situation, shifts in values and priorities in collection management, also various coincidences. Over the course of thirty years, many changes have taken place in our country and society, logically influencing the development of the museum. Today MDAD wants to take a complex look at this set of questions, reflecting on the future perspective of the museum and its collection.
各作品がどのようにしてこのミュージアムにやってきたのか、時代背景と共に紹介されています。
ラトビア語・英語のほかに、2枚くらいあったかな。言語別の説明カードが各作品のそばにかけてあります。
お客さんはあまり多くなかったので、じっくり読みながら歩きました。
この博物館は展示物だけでなく建築自体も興味深い。
1階から見上げた図。
近くのカフェ、BakeBerryへ
石畳の通りを歩き回り、ミュージアムでも立ちっぱなしで、足が棒になり、くたくたです。
徒歩2分のところにあるすてきなカフェ、BakeBerryで休憩。
チョコレート色の壁の建物です。
入ってすぐに、ケーキに目を奪われます。(興奮して写真もブレる)
ピスタチオエクレアにします。
(ナッツ大好き。ピスタチオ大好き。)
コーヒーはショートサイズ。
ソファ席でゆったりまったりしました。
どこのお店も、トイレはだいたい地下に案内されます。
こんな感じの階段を下りて、ひとけがなくてどきどきするけど、トイレは普通にきれいです。
中世の面影を色濃く残した壁と、きれいなトイレのギャップがすごい。
背の高い人たちの国なので、たまに便座が高くて足が浮きます。
楽しい旅は続きます。