ラトビアのリガでは、舞台鑑賞を体験することができました。
まだシーズンに入ったばかりで、公演頻度はそれほど多くなかったのですが、滞在中にたまたま公演予定のあったプログラムのチケットを事前購入して当日に臨みました。
プログラムは『ペール・ギュント』です。ユニークなのがきました。
不気味なトロールたちが踊りまくります。
チケットの事前購入方法
公式サイトから購入可能です。
opera.lv と bilesuparadize.lv 以外のサイトでの購入はおすすめされていません。
せっかく事前購入したのに、入場でトラブルがあっては意味がないので、公式サイト経由で購入しましょう。
まずはプログラムを選びます。
日にちを間違っていないか確認して、「BUY」をクリック。
座席表が出てきます。
座席の□をクリックすると、座席詳細(価格・座席からの舞台の見え方)が表示されます。
好きな座席を選択して、購入カートに入れたら、アカウント登録をして、購入手続きに進みます。
手数料がかかる場合はちょっと値段が上がるかも。
クレジットカード決済で購入完了したら、メールでチケットが届きます。
メールにQRコードチケットがついているので、たぶんペーパーレスで入場可能なのですが、念のためにプリントアウトしていきました。
当日・KOLONADEでディナー
19時からの開演だったので、国立歌劇場からすぐのレストラン・KOLONADEで17時から夕食をとりました。
人気のお店のようだったので、お昼に通りかかったときに、予約をしておきました。
店内に案内されてみてわかったのですが、この日はイベント準備か何かで、テラス席が使用できなくなっており、屋内と大通りに面したテラス席の数席のみでの営業になっていました。予約しておかないと入れないようだったので、よかった。
時差ボケもあるし、観劇中に眠ってはいけないので、ノンアルコール。
マルメロのレモネード。
レモネードってレモンと炭酸水合わせたものだと思ってたら、今回の旅では、「何のレモネードがいい?」と聞かれます。
日替わりスープを注文したら、ちょっとこれはイマイチでした。
ベーコンのせいか、かなり塩辛かった。
名物のミートボールを注文。
いろいろ種類がありました(ダック・ラム・鹿・牛・鶏)が、チキンのミートボール&パスタをいただきます。
かなりのボリューム。
ミートボールは思っていたのとちょっと違っていて、中にはふんだんにチーズが使われていて、衣をつけて揚げられたものでした。おいしかった!
レストランの外、運河沿いの公園はとても気持ちがよく、ここでぼんやりのんびり一日過ごすのも楽しそうだと思ってしまいます。
いよいよ開演
18時半ごろ、会場入りしました。
今回張り込んでいちばんいい席をとっていたので、旅のおとものスニーカーをパンプスに履き替え、ちょっとだけめかしこんで入場します。
プリントアウトしていたチケットで問題なく入場できました。
チケットによって入場口が違うようです。
アプローチ。
白鳥の湖、見たかった。
ホワイエ。
ここからテラスに出られます。
客席。
2ユーロで販売されていたパンフレットを購入しました。
正面2階席最前列がわずか33ユーロでゲットできるなんて、感激です。
オーケストラピットもよく見えます。
今回はありませんでしたが、台詞の英語字幕がスマホで見られるサービスが始まっているそう。
イプセン・グリーグのペール・ギュント
イプセンの戯曲のあらすじを予習していったので、流浪するペールとともにめまぐるしく変わる場面にもなんとか理解が付いていきました。
日本人になじみ深いクラシック音楽のひとつの『朝』が、(私にとっては)意外な場面で登場しました。
縁者さんたちの身体表現の豊かさにただただうっとりするばかりでした。
オペラ鑑賞のあとの夜の旧市街
終演後、夜の旧市街を散策に出かけました。
ゴッホの『夜のカフェテラス』のようなシーンがあちらこちらで。
トラムに乗ってお宿に帰りました。
壁の落書きの多さにおびえていましたが、通りも夜遅くまであかるく、治安は比較的良いようです。