Crazy Rich Asiansを英語で読み終えました。
シンガポールに行ったとき、飛行機の中で映画を観て、ブギスの紀伊國屋書店でペーパーバックも買いました。
映画とってもよかったです!
Kindle版はかなり安くなってます。
オーディオブックの読み分けがおもしろかった
Kindle版を先に読み始めていたのですが、たくさん福建語や中国語が差しはさまれていたり、登場人物が多すぎて(チャイニーズなので親戚ぞろぞろ出てくる!)誰が誰だかわからなくなったりしてしまい、途中で止まっていました。
そのあと映画を観て、原書を再開したら、たくさんいる登場人物がちゃんと認識できるので、だいぶ読みやすくなりました。
さらにオーディオブックを流しながらの聞き読みをしてみると、ナレーターが一生懸命いろんな人の英語を読み分けしていてさらにおもしろい!(ちょっとうるさすぎるところもありましたが)イギリス留学したシンガポール人の英語、ABC(American-born Chinese)の英語、べたべたのシングリッシュ、一人のナレーターが一生懸命読み分けてます。
英語の中にしょっちゅうはさまれる福建語などは、活字では注釈が各章末に書かれているのですが、オーディオブックは直後に英語でさりげなく解説が入れられているのもわかりやすくてよかったです。
こういうふうなしゃべり方は嫌味なんだなあとか、真似してはいけなそうな英語もたくさん聞くことができます。
活字で読む「Alamak!」より、朗読で聞いた方が断然いけ好かない奥様方の下品な感じが堪能できて楽しかった。
映画のあとに読んでも十分楽しめます!
全体的なストーリーとしては映画の方が好みです。
映画は原作とは話の流れが違う部分もちょっとはあるのですが、原作と離れすぎていないので、原作を読むことで映画のストーリーを補完できます。
映画とは違うエピソードもちょこちょこあって、そっちはそっちで楽しむことができてよかった。ニックのお母さんは映画の方がよかったけど、レイチェルのお母さんの話は、原作の方がぐっと来ました。
邦訳も出てます。