用事を詰めこんだ有休と、バレットジャーナル



先日、貴重な休みの日を使って、学校に書類を届け出た後、銀行ふたつと、さらにハシゴしてパスポートの更新手続をしに行くというミッションを遂行してきました。

10年以上使っていない旧姓の銀行口座(休眠中)の解約と、同じく会社で半ば強引に預けさせられた、別の銀行の定期口座(旧姓)の解約です。何年放っておいたんだと、自分でも呆れます。

パスポート更新に必要なので取り寄せた一通の戸籍謄本を、徹底的に使いまわしてやろうというプランなので、銀行の方がすべて終わらないと、パスポート更新手続きまでたどりつけません。

しかも、夕方にはスカイプで打ち合わせの予定が入っているので、必ず家に戻ってフリーの状態でいなければなりません。

そして雪。

こういう場合は、単なる箇条書きだとうまく機能しないのです。

移動時間と所要時間の見積もり

対策として、前日のページにこんな図を書いて、イメージトレーニング。

バレットジャーナル 見積もり時間

移動時間と所要時間を可視化してみました。
(このあと学校に書類提出という割り込みタスクが入りましたが、こちらの時間配分は見積もりしやすかったのでなんとかなりました)

こういうとき、本当はバーチカルの予定表に書き込むのが一番よいのでしょうが、長い線を引くのが面倒なので、私のバレットジャーナルではこんな感じになります。

結果、次の日はタスクの箇条書きだけでうまくいきました。
ミッションはすべて完了、ステーキランチも食べて、おやつの時間には家に戻れました!

そこまでタイトなスケジュールではないので、今回はこのメモで十分でしたが、電車を乗り継いだり、約束時間が決まっている複数の予定を綱渡りするようなときは、「たすくま」というアプリを使います。

Taskuma --TaskChute for iPhone

3,600円
(2018.01.25時点)
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タスク管理アプリ・たすくま

たすくまは、生活の全部を記録し、データを蓄積することで、かなり正確な見積もり時間を割り出すことができます。

本来は毎日ずっとつけることで、より使いやすくなっていくものなのですが、ズボラな私には毎日は難しいので、不定期で使い続けています。生活のリズムが変わった時や、習慣を変えたい時、あとは翻訳作業の時間の見積もりに、とても役に立ってくれます。

意外なことに、アナログ手帳を使いこなしている方にも、たすくまを活用していらっしゃる方が多いのです。

データを積み重ねることで、見えてくるものがあることを知っているからこそかもしれません。

佐々木かをりさんのアクションプランナーの考え方が頭に入っていると、たすくまは使いやすいと思います。

ちょっと値段が高いので気軽にオススメはしづらいのですが、生活の見直しや、タイトな予定でいつも時間の見積もりを失敗してしまう人は、試してみる価値ありのアプリです。

アナログもデジタルも臨機応変に使う

私は時間の逆算がとても苦手なので、複数の予定が立て込む日、約束に遅れたくないときは、たすくまとYahoo!乗換案内を駆使して行動管理をしています。

アナログ手帳は、電池切れしないし、自由に書き込めるというメリットがありますが、デジタルツールのように、注意喚起をしてくれません。デジタルツールは、あらかじめ設定しておけば、「そろそろの頃合い」を知らせてくれる。

私のようなぼんやりさんには、デジタルかアナログかという二者選択すべきものでなく、両方とも欠かせない大事なツールです。