9月になりました。
8月は肉体的にも精神的にも参る日々が続き、バレットジャーナルをつけはじめてからこれまでいちばん、ページの消費が少ない月になりました。つかれた。
「やりすぎ」「無理」をできる範囲でとりのぞけたと思うので、9月に向けて気分一新、新しいスタートをきりたいと思っています。
マンスリーログページ
“ログ”としてのマンスリーページ
バレットジャーナルの月のはじめのページが、「マンスリープランナー」ではなく「マンスリーログ」である理由が、ライダー・キャロル氏の著書を読んでよくわかりました。
計画ではなく、ログ。
著者も来日時に「アナログとデジタルのハイブリッド派、仕事の予定はGoogleカレンダーでも管理している」とコメントされていました。
自分が実践するなかで、結果的に著者と同じところにたどりついたところを見ると、やはりアナログのバレットジャーナルだけでタスク管理だけでなくスケジューリングのすべてを行うのは、妨げになるものが多いのかなと感じます。それぞれの役割を明確にして、手帳では思考の整理に集中したほうがいいのかもしれない。
マンスリーログの構成
今月のマンスリーログページです。
毎月変わり映えしませんが、横軸に日にちを置いた習慣トラッカーです。
その下に、月のタスク。
実施日時が決まっていないものです。
いつやるか決めたら、Googleカレンダーに入力し、チェックボックスには斜線を入れておきます。
毎日、新しいデイリーログを作るときには、前の日のログと、Googleカレンダーアプリ、それにこのマンスリーログのページを見ながら書き込んでいきます。
前の日のログに「郵便局で切手を買わないと」とメモがあれば、いつ買いに行けそうか考えます。
日にちが確定できれば、すぐにGoogleカレンダーに予定を入力。
手帳には、「予定入力済み」の記号を書き込んでおきます。
買いに行けそうな日が未定であれば、このマンスリーログのTo-doリストに書き写しておく。
こんなふうにチェックしつつ新しいデイリーログを作ることで、前日までのログにタスクやアイデアが残って宙ぶらりんになってしまうのを防ぎます。
ログ=航海日誌
ログとは、もともとは航海日誌のことをさします。
丸太(=ログ)を船から流して、船尾まで流れる時間を計測することで船の速さを測ったのがその語源です。
人生も航海のようなもの。小さな船に乗って、どこかを目指しつつ、でも強い潮に流され、思ってもみなかったところにたどりつく。ログに基づき、考えて、船の向かう方角を変えたり、速度を調整しながら、広い海をゆく。
バレットジャーナルは手書きのきれいなフォーマットを毎月毎週つくらなくても、十分実践できます。
デイリーログを書きたいだけ書くためには、ある程度のスペースが必要になるので、市販のものだと1日1ページタイプの手帳がいいのかなと思いますが、自分に合った方法を探せば、ユーザーの数だけ解決法があるでしょう。
感情の記録をグレーのペンで
5月から7月までのログには、感情の記録をずいぶん残しました。
デジタルツールを使っていったんバーッと吐き出したあと、できるだけ客観的に、事実や対策をまとめるページなども作りましたが、なんだかうまくいかない。書いたあとのページは見たくないので、ふせんで覆ってしまうけれど、隠せばさらに気になる存在になったりもします。
いろいろ試しましたが、Awarefy(過去記事)を使って自分の気持ちを整理し、同じ落とし穴にはまらないための対策を目立たないペンでノートに書くのがいちばんスムーズに運用できる気がします。
目立たないペン。グレーのペン。できるかぎり細いのがいい。
極細のゲルインクボールペンでグレーというと、シグノ0.38、サラサクリップ0.3と、ジュース0.38くらいでしょうか。
そのうち、色味が薄く、いちばん細いサラサクリップ0.3にしました。
このグレー、色味がかなり薄くて、0.3なのでちょっとペン先カリカリするんですけど、書きやすくていいです。
対面に座っている相手から内容が見えづらいので、客先でメモを取るときにもよさそうだなと感じました。
さらに、色の薄さでいうとシルバーも比較的目立ちにくいんじゃないかなと思い、ジュースアップのシルバー0.4を一緒に買ってみたところ、こっちの方を気に入ってしまいました。
こんな感じです。
キラキラするものって、いいですね。なんでかわかんないけど、気分があがります。私のノートにはカラフルさは必要なくて、このキラキラだけでいい。
シルバーのよさは、上の写真でもおわかりのように、角度によっては全然見えなくなるところです。
マンスリーログのページ上に、今月のフレーズを書いています。
こうするとふつうに見えるけど、
こうすると全然見えない。
ポジティブワードをバーンと書くのって、ネガティブな文言と同じくらい気恥ずかしいんですよね。
感情の波が激しいので、普段はできるだけ中庸な自分を装っていたい。猫みたいに。
でも今月はこのくらい、笑顔の犬みたいなポジティブさが必要な気がして、この文章を書きました。
ポジティブすぎて気が引けることも、ネガティブなので書きにくいことも、光を反射して見えなくなってくれるシルバーのペンで、遠慮なく書き残していこうと思います。人生の航海日誌。
ペン1本で気分がこんなに大きく変わるなんて、ちょっとバカみたいだけど、不思議だしステキだなと思います。
バレットジャーナルの基本に返る
まずは、ログを積み重ねる。
コレクションページを作るのは、それが必要になってから。
ページを埋めるために、たくさんコレクションページを作らない。
自分があることをするのに、どんな段取りを踏んでいるのか。
いまどこまで進んでいるのか。
どのくらい時間をかけているのか。
どのくらいの頻度で行っているのか。
どこでつまづきがちなのか。
どんなふうに感じるのか。
ログを振り返り、もっといいやり方はないか考えてみる。
それが本当に必要かどうか検討してみる。
感情の出どころが、案外別のところから来ているのではないか探ってみる。
8月はたっぷり思い悩んだぶん、思考の整理をするきっかけもたくさんあり、9月はすこしすっきりした気持ちでスタートを切ることができています。
今年もあと3分の1になりました。
みなさんも、いい9月のスタートが切れますように。