インデックスの使い方について、ときどき聞かれることがあるので、何度かブログには書いたことがあるのですが、まとめておこうと思います。
バレットジャーナルのインデックス
公式サイトによると、マンスリーのページを新しく作った時点で、インデックスにタイトルとページを書き込んでいます。
お、日本語字幕がついていますね。
この動画の4分あたりに、インデックスを作っていくところがあるのですが、各月の開始ページと、コレクションしか書かれていません。
これ、私は何の疑問も抱かずに同じように運用していたんですが、ウィークリーやデイリー、すべてのページをインデックスに書こうとして、「ページが足りない、手間も多い」と悩んでいる人がいるのを知りました。
インデックスページ、公式とはちょっとやりかたが変わるかもしれませんが、私の個人的な使い方、考え方をご紹介してみようと思います。
インデックス≠本の目次
インデックスの説明として、「アクセスしやすいように」とありますが、本の目次のように、ノートに書かれたすべてのコンテンツを並べて、すべてのページにアクセスしやすくするためのものではないと考えています。
見開き2ページのインデックスページには、公式と同じように、作ったページを書き込んでいきます。
とはいえ、毎回ノートを開く前に、インデックスでいちいち場所を確認したりはしません。(しませんよね?)
8月がいつから始まるかをインデックスに書き込んだら、「8月第1週」「8月5日」が何ページから始まるかはわざわざ書きません。
コレクションは埋もれてしまうので、インデックスに書いていきますが、とはいえ、こちらも毎回わざわざインデックスを開いて「コーピングリストは何ページだったかな」と確認して開くようなことはせず、ブックマークやふせんなどですぐにアクセスしやすくしています。
なんのためのインデックス?
私にとって、インデックスは大事なところをまとめるためのページです。
この空白のままの右ページに、重要な出来事、楽しかったことなどをまとめていきます。
左下:コレクション(おもにリスト)
右:旅行記、イベントの感想ページ、など、このノートを使っている期間に起こったことのまとめ
ノートの残りページが半分を切ってきたら、このまとめページを完成させていきます。
わざわざコレクションとして「よかったことまとめ」を作るよりも、インデックスにそういった機能を持たせる方が手間もありません。
インデックスページは、そのノートを使っているときに各ページにアクセスしやすいようにというよりは、ノートを使い終わったあとに、過去のノートを見返すときにわかりやすくするため、あるいは、ノートを使い終わりそうなときに、ノートの初めの方を見返すときにアクセスしやすくするため、という目的で書いています。
各ページにアクセスするためのくふう
いっぽう、日々使っているノートの各ページにアクセスしやすくするためには、基本的にはインデックスは参照せず、ふせんやブックマークを活用しています。
現在はロイヒトトゥルムのノートを使っています。しおりひもが2本ついているので、1本目はノートの初めに作るコレクションのうち、頻繁に開くページに、もう1本は「今日」のページにはさんでいます。
今月と先月のマンスリーログ(私の場合はトラッカーとマンスリーTo-doの役割)には、ブックダーツクリップをはさんでいます。このクリップは超薄くて前後のページを書くときに干渉しないので重宝しています。
その他のよく開くページにはフィルムふせんを貼ってアクセスしやすくしています。
また、ペンでページの一部を塗ることで、辞書のアルファベットインデックスのように使うこともできます。
最終ページにカテゴリ名を書いておいて、ペンでノートのふちを塗るだけ。ちょっと見えにくいかな。上の方にブックダーツ、少し下に水色とオレンジ色に塗っているページ、下の方にフィルムふせんが見えます。
学習メモはいろんなところにコレクションが散らばっていくのですが、いちいちふせんを貼っているとふせんだらけになってかえってわかりづらくなってしまうので、こちらの方法を使っています。
確かこのあたりのテクニックはこの本で学習しました。
以上、バレットジャーナルのインデックス、私の使い方でした。