初心者におすすめのオーディオブックはと聞かれることが多いので、聞きやすかったタイトルをいくつか紹介します。
読みやすいと感じるには、作品のテーマについて知識があるかないかなど、いろいろな要素が関係してきます。
ジャンル別にご紹介します。
洋書Audibleは2016年8月現在、日本のアマゾンでは一部を除き購入できません。この記事で紹介するのはアメリカアマゾンから購入する方法です。アメリカアマゾンを利用するには、日本のアマゾンとは別にアカウント登録が必要になります。日本のクレジットカードで問題なく購入可能です。アプリへのログインでトラブルが発生しやすくなるので、同じメールアドレス&パスワードでのアカウント作成はお勧めしません。
購入方法など詳しくはこちらの記事をお読みください。
洋書オーディオブックのはじめかた | Mandarin Note
私がはじめてAudibleのアカウントを作ったころとは、だいぶ様子が変わっている今日この頃です。洋書をオーディオブックで聞き読みしたいという方のために、簡単にご紹介します。アメリカは車社会ということも…
クラシック
オーディオブックに挑戦してみよう!と思い始めた最初の頃は、聞きとおせるかどうかもわからないので、お金をかけるのも躊躇してしまうと思います。
著作権の切れた古典であれば、Kindle書籍は無料で入手することが可能です。著作権が切れた作品を有志の方が朗読して制作されたオーディオブックを無料で聞くこともできます。
パブリックドメインのオーディオブックを入手できるサイトには、LibriVoxなどがあります。ここで探してみるのももちろんよいのですが、今回おススメするのは、有名な俳優が朗読するオーディオブックを推します!
私が一番好きなのは、アン・ハサウェイの『オズの魔法使い』です。
上のリンクからアマゾンのページに飛ぶと、Audibleのトライアルで無料で聞くボタンの下に、ワンクリックで16.15ドル(2016/08/21現在)で買うボタンが表示されています。
まだ買わないでくださいね!
ここで、0ドルで買えるkindle書籍のページを見てみます。
アメリカアマゾンでは、Kindle書籍をAudibleと一緒に購入すると、Audible版がかなり安く買えるのです!
↓チェックボタンにチェックを入れて購入手続きをすればOKです。
(別のアカウントから試してみました)
16.15ドルが一気に1.07ドルに!
Kindle版とAudible版を両方購入することでかなり安く買えることについての、詳しい記事はこちらです。
KindleとAudibleのシンクロリーディングがさらに便利に | Mandarin Note
前々から気になっていた、KindleのWhisperSync for Voice機能をいろんな方法で試してみました。WhisperSync for Voice機能は、Immersion Reading…
オズの魔法使いについては、安価なので手に入れるハードルは低いのですが、朗読のスピードはかなり速いし、知らない単語もたくさんあって、パーフェクトに理解しようと思うと挫折してしまうかもしれません。
内容的にいっても、児童書とはいえ難しいほうです。
洋書読みのはじめの1冊におすすめされる『Holes』のLexile指数が640であるのに対し、オズの方は1020です。
ジョン・グリシャムの大人向けの作品でも900前後なので、難しいと感じるのは当然と言えば当然。
私の場合、精聴はVOAなどゆっくりめに話すニュースやリスニング教材などで行い、ボリュームのあるオーディオブックは多聴用にしています。
オーディオブックの長さは4時間弱。このボリューム、レベルの高いナレーションがKindle書籍込みで1ドルちょっとで手に入るという価格面のお手軽さで一押しの『The Wonderful Wizard of Oz』。
アン・ハサウェイの声の演技力と雰囲気を味わいながら、聞き取れないところよりも聞き取れるところにフォーカスしつつ、全部聞きとおしてみるのをおススメします。