待ちかねておりましたが、予約していた本が空から降ってまいりました。
ジュンパ・ラヒリは大好きな作家のひとりです。一番好きなのは『停電の夜に』に収録されている、『三度目で最後の大陸(The Third And Final Continent)』。
この作品は、著者にとって第三の言語であるイタリア語で書かれたものです。もともとはイタリア語で出版されており、今回私が買ったのはその英訳版。
Kindle版に加え、Audibleも買いました。著者本人による朗読をさっそく聞いています。ゆっくりめでとても聞き取りやすいです。文章自体も著者にとっての外国語で書かれたもの(を英語に翻訳したもの)なので、英語はやさしめです。
リスニングを鍛えたい人にはよい素材だと思います。日本語版を読んだ後、オーディオブックの耳読書に挑戦するのもよさそう。
日本語版はイタリア語からの訳で、去年の秋に出ています。先に英語で読んでみようと思ってまだ読んでいませんが、いずれ日本語版も楽しむ予定です。
NEWYORKERのサイトで、まるっと4章が公開されています。
In Translation – The New Yorker
My relationship with Italian takes place in exile, in a state of separation.Every language belongs t…
コメント
『べつの言葉で』は、クレストブックスの邦訳で読みました。
クレストのカバー装幀に心惹かれたのと、以前読んだ『停電の夜に』が好きだったからです。
できれば著者が習得した言語であるイタリア語で読んでみたいなあと思っていました。
Marieさんのツイッターで輪読会のことを知り、英語のできない自分がとても残念です。
輪読会、軌道にのりますように!