サーチエンジンを利用した中国語学習(4)



サーチエンジンを利用した中国語学習(4)
–サーチエンジン(Google・百度・中国雅虎)の便利な使い方

■補語のバリエーションを増やす
はじめて補語を習ったとき、その複雑多様さにめまいがしたものです。
皆さんはどのように勉強されましたか?
私の場合、ひたすら電子辞書の用例検索で例文にあたって、「ふれあう」ことにつとめました。「やさくわ」の補語一覧もよく眺めてたなあ…
補語を使うことでふくらむ表現の豊かさに魅了されて、今でもこの補語の用例検索は、私の趣味の一つです。
補語を調べるのは、ネットより電子辞書のほうが効率がいいと思うのですが、今回はネット検索利用をテーマにしていますので、電子辞書の使い方については割愛します。
過去記事・iPhoneアプリ日中中日辞典に、電子辞書での補語検索例を紹介していますので参考にしてみてください。
では、ネット検索での補語のバリエーションの増やし方はといいますと。
看懂了
「看+結果補語の懂+動作の結果を表す了」というチャンクに出会います。
「懂」の他にどんな補語との組み合わせがあるでしょうか。
こういうときは、半角*(アスタリスク)を使います。
あいまい検索・ワイルドカード検索と言われるもので、*の部分のみ虫食いの状態で、文字を限定せずに検索してくれます。電子辞書にも同様の機能がありますね。
「”看*了”」で検索してみると、
看准了・看多了・看傻了・看腻了など、たくさん見つかります。
同様にして、“* 不起” ”* 得上” “拿不*” などでもそれぞれワイルドカード検索できます。
今回試してみたときは、百度では”看*了”はうまく検索されませんでしたが、ほかのワードについてはちゃんと検索できました。
百度や中国雅虎で検索する際には、中国語入力時に予測候補が表示されます。
検索頻度の多い人気フレーズが表示されるので、これを参考にするのもおもしろいです。
↓ 候補上から3位までは、書籍や音楽のタイトルのようです。

↓ どんな意味か調べてみましたが、深い言葉ですね…。

ちなみに、Googleでの検索は、日本語サイトからの検出結果が上位に表示されてしまいますので、そういうときは「検索オプション」→「言語」→中国語(簡体字または繁体字)→「詳細検索」をクリックすると、中国語サイトのみからの検索結果を表示できます。

このワイルドカード検索で、シリーズ3回目で紹介した「以~为生」を検索してみてください!
“以*为生”
いろんな職業が見つかると思います♪

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. hikoko より:

    これがおもしろかったです。
    以嘴为生
    しゃべりで生計を立ててます、かしら?